高い加湿能力と風量制御機能によって快適性と省エネ性を両立可能。
R32冷媒対応機種も発売。
ロスナイエレメント、熱交換器(直膨コイル)、滴下気化式加湿エレメントにより、全熱交換換気、加湿、除湿を行います。空調負荷を低減し、省エネ、快適、清潔な換気を実現します。
また、高効率なDCブラシレスモーターの搭載により、高機外静圧化と風量制御能力の向上も実現しています。
- オフィス
- 省エネ・節電
■R32冷媒対応機種

- ※定格風量は「微弱ノッチ - 強ノッチ」を示しています。
■R410A冷媒対応機種

- ※定格風量は「弱ノッチ - 強ノッチ」を示しています。
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特長・導入のメリット
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潜顕スマート除/加湿空調システムのご提案
近年の建物内における湿度状況
適切な湿度に保たれていない建物はまだ約15%もあります。
厚生労働省より施行された「建築物衛生法(旧ビル衛生管理法)」では、特定建築物※1の空気環境の維持管理が義務付けられ、相対湿度は年間を通じて40%以上70%以下と定められています。
しかし東京都が令和5年度に行った調査によると、不適率※2が15.2%と報告されています。
- ※1:「建築物衛生法」が規定する、特定用途に使用される延床面積3,000m2以上の建物(事務所、図書館、博物館、美術館、興行場、百貨店、集会場、遊技場、店舗など)
- ※2:「建築物衛生法」で定められている管理規制値を満たしていない建物の割合を数値化したもの
- ※3:東京都健康安全研究センター ビル衛生管理講習会資料より

総合的な外気処理が可能な外気処理ユニット
外気処理ユニットとは…
本体内部に搭載されているロスナイエレメントによる全熱交換換気に加え、熱交換器(直膨コイル)による「全熱交換換気・加湿・除湿」を行い、空調負荷を低減し、省エネ・快適・清潔な換気が可能です。
また、プレフィルター、別売システム部材の高性能フィルターなどにより除塵を行い、快適性向上を実現します。
1台で4役こなします!
-
全熱交換換気
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加湿(建築物衛生法対応)
-
除湿
-
除塵
給水による強力な加湿を実現
本体内部の加湿エレメント(滴下気化式加湿器)上流側に
熱交換器(直膨コイル)を配置し、給気空気を加熱してから加湿するため、加湿能力が低下しやすい冬季でも建築物衛生法の基準値である「相対湿度40%」※4を満足できます。
また、国土交通省の定める建築設備設計基準※5の室内外温湿度条件にて必要な加湿量も確保できます。
- ※4:壁からの吸湿やドアの開閉による湿度の逃げ等を運用上ご配慮ください。
- ※5:国土交通省大臣官房庁営繕部設備・環境課監修(社)公共建築協会編「建築設備設計基準」

直膨コイルによる除湿で快適
ロスナイエレメントで全熱交換を行った外気を熱交換器(直膨コイル)により冷却することで、除湿された空気を室内に供給します。

外気処理ユニットの特長
1. スマート除加湿モード 設定した目標湿度を素早く達成、維持できます。
- R32冷媒対応機種
- R410A冷媒対応機種
スマート除湿(冷房の場合)
本体のOA風路とRA風路に搭載した「温湿度センサー」が室内外の温湿度を検知し、除湿運転の入切と除湿能力の強弱を自動で切り替えます。素早く目標湿度を達成し、その後は省エネ除湿をしながら室内の快適性をキープします。

スマート加湿(暖房の場合)
本体のOA風路とRA風路に搭載した「温湿度センサー」が室内外の温湿度を検知し、加湿運転の入切と加湿能力の強弱を自動で切り替えます。素早く目標湿度を達成し、その後は省エネ加湿をしながら室内の快適性をキープします。

2-1.吹出温度下限・上限制御(冷風・温風防止制御)※6 快適な空気を供給可能。
- R32冷媒対応機種
- R410A冷媒対応機種
目標温度の設定値と給気温度の実測値を比較して段階的にコイル能力をセーブさせ、冷房・
除湿時は吹出温度が目標温度を下回らないようにコントロールします。
(暖房・加湿時は吹出温度が目標温度を上回らないようにコントロールします)
吹出温度の低下抑制により、冷房・除湿運転時のコールドドラフト感を抑え、快適な空気を室内に給気します。
(暖房・加湿運転時は吹出温度の過加熱を抑制します)
- ※6:本機能は、吹出空気が設定温度で吹き出すことを保証するものではありません。
- ※7:工場出荷時は13℃設定(MAスマートリモコンより設定変更可能)
- ※8:暖房時の目標温度の設定値は26~30℃です。(工場出荷時は無効設定です)

2-2.サーモオフ設定 サーモオフ許可・禁止を設定可能。
- R32冷媒対応機種
- R410A冷媒対応機種
吹出温度下限・上限制御(冷風・温風防止制御)※6 時でも、中間期等の低負荷時では吹出温度が設定温度を満足しない(冷風防止時に下がり過ぎる、温風防止時に上がり過ぎる)ことがあります。
この時、サーモオフさせて冷風・温風を抑制するか(サーモオフ許可:吹出温度優先)、コイル能力を最小容量まで絞ってサーモオンを継続させるか(サーモオフ禁止:除加湿優先)を選択可能です。(MAスマートリモコンより設定変更可能)

3. 風量制御
- R32冷媒対応機種
- R410A冷媒対応機種
①風量多段階設定で風量調整がカンタン!
MAスマートリモコンより、給気と排気の風量を11段階より選択可能です。給排気風量の調整を簡単に行えます。


②定風量制御で風量を一定に維持!
フィルターが詰まるなどして圧力損失が増加した場合でも、モーターを自動で調整することで、一定の風量を保つことが可能です※9。
換気計算の手間や施工時における現地での風量調整の手間を削減できます。
- ※9:定風量制御設定時でも、給気・排気の室内側・室外側各々の圧力差が大きい場合などでは、設定風量にならないことがあります。
また、定風量特性における機外静圧上限以上の圧力損失がある場合は設定値よりも風量は低下します。
定風量制御時はモーター回転数が自動調整されるため、製品本体騒音が運転初期時より大きくなることがあります。

③CO2センサーの使用で省エネ!(当社比)
別売部材のCO2センサーを使用することで、空調機+外気処理ユニットの電気料金を約29%削減することが可能です。※10
- ※10:[計算条件]
-
対象体積…243m3( ≒9.5×9.5×2.7m)、最大在室人数 12名(1人あたりの占有面積を5m2/人で計算した18人に対し在室率67%の在室人数)
-
季節日数と温湿度条件…夏期3.5か月(平日75日、休日32日)、冬期3か月(平日60日、休日30日)
夏期 室外35℃ 75.3% 室内27℃ 52.8%、冬期 室外5℃ 71.9% 室内20℃ 58.9% -
機器情報…空調機 暖房COP3.49、冷房COP2.8
外気処理ユニット LGH-NM50RDF×1台 -
電源周波数…50Hz
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換気回数…2.1回/h(最大ノッチ時)
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目標CO2濃度設定…1,000ppm
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電気料金…31円/kWh
-
JIS B 8628:2017に規定された全熱交換効率測定時の室内外空気条件下における当社試算(風量自動制御設定にてサーモオフ許可設定時)
-

4. ラインアップ
①BCP機能を標準搭載
- R32冷媒対応機種
従来別形名だったBCP機能について、標準搭載といたしました。
BCP機能を使用すれば、外気処理ユニットが接続されている室外機に通電されていない状態でも、非常用電源から外気処理ユニットへの通電のみで、運転させることが可能です。※11、12
- ※11:本機能は災害時などに換気機能を使用できるようにするためのものであり、加熱・冷却制御は使用できないなど、使用できる制御に制限があります。
- ※12:BCP機能を使用する場合は、MAスマートリモコンから設定変更が必要です。
②ドレンアップメカ内蔵機種をラインアップ
- R32冷媒対応機種
- R410A冷媒対応機種
ドレンアップメカ搭載により、ドレン配管の施工が容易になります。天井裏に障害物があっても、障害物を避ける経路でドレン配管の設置が可能です。
ドレンアップメカが内蔵されているため、別売部材を別途手配したり現地で施工したりする手間を削減できます。
加速するZEB化への対応
1.ZEBとは
ZEB は、「Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」の略称です。
快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間消費一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことを指します。
現時点では、基準一次エネルギー消費量に対する削減率に応じて、4段階のZEBが定義されています。
基準一次エネルギー消費量に対する削減率

- ※13:対象設備…空調・換気・照明・給湯・昇降機(OA 機器などは対象外)
2. WEBPROとBEI
対象となる建物がZEBかどうかを判断するには、WEBPRO※14を用いてBEI※15を計算する必要があります。
WEBPRO計算の流れ
STEP1 WEBPRO(非住宅建築物に関する省エネルギー基準に準拠したプログラム)のTOPページより、計算シートをダウンロード
STEP2 「空調」「換気」「照明」「給湯」「昇降機」などに関する必要事項を入力し、ブラウザにアップロード
→ 算出されたBEIで、建物の省エネ性を確認可能!

- ※14:WEBPRO
国立研究開発法人 建築研究所より提供されている「エネルギー消費性能計算プログラム」の通称でBEIなどの計算を行うプログラムのこと。計算シートに設計情報を入力し、ブラウザにアップロードすることでBEIが算出される。 - ※15:BEI
建物の省エネ性能を示す数値。 「Building Energy Index(ビルディング・エネルギー・インデックス)」の略称で、以下の式で求められる。
BEI = 設計一次エネルギー消費量/基準一次エネルギー消費量 = 建てる建物のエネルギー消費量/基準となる建物のエネルギー消費量→BEIが1より小さい = 基準よりも省エネであることを示す。 国立研究開発法人 建築研究所より提供されている「エネルギー消費性能計算プログラム」の通称で、BEIなどの計算を行うプログラムのこと
3. BEI を改善するために
- R32冷媒対応機種
新しい外気処理ユニットでは、BEI を従来よりも改善できる工夫を施しています。
①外気負荷熱処理能力の適正化(室内機相当形番ワンランクダウン)
外気負荷熱処理能力を適正化し、室内機相当形番を現行品(NRDF4形)よりもワンランク下げました。
これにより接続する室外機の容量を従来よりも小さくすることが可能です。
| 機種 | 室内機相当形番 | |
|---|---|---|
| 現行品(NRDF4形) | 新商品(NMRDF形) | |
| 500m3/hタイプ | P36 | P28 |
| 800m3/hタイプ | P56 | P45 |
| 1000m3/hタイプ | P71 | P56 |
②強ノッチの仕様2種類および有効換気量率を仕様書に記載
強(標準)に加え、 強(低静圧)の仕様を仕様書に記載しています。消費電力を抑えた設計が可能です。
また、有効換気量率も仕様書に記載しています。この有効換気量率は、JIS B 8628:2017の測定条件で測定した値であり、WEBPROの様式2-9にインプットすることが可能です。
| 形名 | LGH-NM50RDF(-DM) | LGH-NM80RDF(-DM) | LGH-NM100RDF(-DM) | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 電源 | 単相200V 50-60Hz | 単相200V 50-60Hz | 単相200V 50-60Hz | |||
| 換気方式 | ロスナイ換気 | ロスナイ換気 | ロスナイ換気 | |||
| ノッチ※16 | 強(標準) | 強(低静圧)※17 | 強(標準) | 強(低静圧)※17 | 強(標準) | 強(低静圧)※17 |
| 風量多段階設定 設定値※17 | 100% | 86% | 100% | 86% | 100% | 86% |
| 消費電力〈W〉 | 300 | 210 | 425 | 315 | 640 | 455 |
| 風量〈m3/h〉 | 500 | 500 | 800 | 800 | 1000 | 1000 |
| 機外静圧〈Pa〉 | 250 | 140 | 240 | 131 | 235 | 102 |
| 有効換気量率〈%〉 | 90 | 90 | 90 | |||
- ※16:運転ノッチはMAスマートリモコンで3段階(強、弱、微弱)の切り替えが可能です。
各ノッチの風量は、工場出荷時、「強(100%)」、「弱(72%)」、「微弱(44%)」に設定されています。「弱」の仕様値についてはお問い合わせください。 - ※17:「強(低静圧)」は設定により「強(標準)」の代わりに選択できます。MAスマートリモコンより「風量多段階設定」の設定変更が必要です。
様式2-9.(空調)全熱交換器
全熱交換器の設計風量や有効換気量率などを入力します。
