トップランナーモータと当社送風機の関係
1.トップランナー※1 モータの概略
国際的な環境意識の高まり(資源高騰の影響とCO2削減)から三相モータに対して、世界各国で高効率法規制化が加速しています。世界の総発電量の約40%を電動機応用機器が消費しており、モータ効率改善が求められています。そこで北米・欧州・中国に続き、日本もトップランナー規制によるIE3基準※2の効率規制が導入されることになりました。
- ※1:トップランナー制度は、エネルギー多消費機器のうち、対象となる機器ごとに基準値を設定し目標年度を定めて省エネ製品普及を促す制度
- ※2:IE3基準は、国際電気標準会議(IEC)の効率基準値
トップランナーモータの判断基準は2015年4月より開始されました。省エネ法に基づく今回の判断基準は、モータメーカーおよび輸入業者が対象で、モータの出荷は目標基準値を加重平均で満たすことが必要となります。
モータの対象範囲は下図となります。
| 対象範囲 | 主な除外機種 | |
|---|---|---|
| 単一速度三相かご形誘導電動機 |
①特殊絶縁 ②デルタスター始動方式 ③舶用モータ ④液中モータ ⑤防爆形モータ ⑥ハイスリップモータ ⑦ゲートモータ ⑧キャンドモータ ⑨極低温環境下で使用するもの ⑩インバータ駆動専用設計で他力通風形のもの |
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| 出力 | 0.75kW~375kW | |
| 極数 | 2極、4極、6極 | |
| 電圧 | 1000V以下 | |
| 周波数 | 50Hz、60Hz及び 50Hz/60Hz | |
| 使用の種類 | S1(連続定格)又は 80% 以上の 負荷時間率を持つS3(反復使用) | |
2.送風機に使われているモータとの関係
省エネ法に基づく今回の判断基準は、「モータの製造事業者等」が対象です。ファンやポンプの製造事業者等が自社製向け部品としてモータを内製する場合はモータとしての市場への出荷がありませんので対象外となります。なお、モータが購入品の場合は、モータ単体が国内で出荷されますので、対象となります。
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モータを購入して組み込むファンやポンプなどの場合は対象
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モータを内製しているファンやポンプなどの場合は対象外
3.当社送風機との関係(対象/対象外)
当社は送風機用モータをほとんど内製しているため規制の対象外ですが、一部の送風機が対象となります。
対象
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ストレートシロッコファン大風量消音ボックス形ベルト掛け(BFS-**TBA)
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設備用ロスナイ(LP形/LPB形の一部)
4.トップランナー規制の対象となる送風機の対応
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ストレートシロッコファン大風量消音ボックス形ベルト掛け(BFS-**TBA):2015年度のトップランナーモータに伴い、14年12月に生産終了致しました。
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設備用口スナイ(LP形/LPB形の一部):2015年春から順次モデルチェンジします。
5.注意事項
2015年4月以降も、ストレートシロッコファン大風量消音ボックス形ベルト掛け (BFS-**TBA)、設備用ロスナイ(LP形/LPB形の一部)とも在庫がある場合はご購入可能ですのでご相談ください。
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