飼育種類数約1,200と日本一を誇る鳥羽水族館。
そこで日々悠々と泳ぐアフリカマナティーが暮らす水槽は、三菱電機のオゾナイザー(浄水処理オゾン発生器)によって水の透明度が保たれています。
今回は、鳥羽水族館の副館長でありマナティーの飼育も担当されている若井副館長に、マナティーの生態と三菱電機のオゾナイザーについてお聞きしました。
introduction
飼育種類数約1,200と日本一を誇る鳥羽水族館。
そこで日々悠々と泳ぐアフリカマナティーが暮らす水槽は、三菱電機のオゾナイザー(浄水処理オゾン発生器)によって水の透明度が保たれています。
今回は、鳥羽水族館の副館長でありマナティーの飼育も担当されている若井副館長に、マナティーの生態と三菱電機のオゾナイザーについてお聞きしました。
三重支店長
加納 照明
1983年 三菱電機入社、名古屋製作所配属。
工場営業として勤務すると共に、
バスケットボール選手としても活躍。
その後、名古屋製作所新城工場・本社・中部支社勤務等を経て、2013年より三重支店長として三重地区での営業活動を推進中。
三菱電機 三重支店長の加納と申します。マナティーやオゾナイザーについてお話を聞かせて頂きたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
鳥羽水族館 副館長の若井です。よろしくお願いいたします。
早速ですが、マナティーは非常に身体が大きいですよね。私も身長は高い方なのですが(1m94cm)、マナティーを初めて見た時は想像以上の大きさに驚きました。体長はだいたいどれぐらいあるのですか?
先日、みらいの身体測定を行ったのですが、体長が2m76cmで、体重が510㎏でした。
こんな風に測定しているんですね。そしてやっぱり大きい!これだけ大きくなる為には、毎日のご飯の量も相当多いのではないですか?
そうですね、かなたとみらい合わせて毎日40㎏~50㎏の餌をあげています。ご飯の内容はその日によって違いますが、主に牧草とレタスを好んで食べます。他には、ニンジンや白菜、小松菜やゴボウ、サツマイモなど、様々です。
いろいろな野菜を食べているんですね!ご飯を食べている姿もかわいらしいですよね。あれだけ大きな水槽で餌をたくさんあげていると、水をキレイにするのも大変だと思います。水をキレイにする装置は他にも種類がありますが、その中でオゾナイザーを選ばれたのはなぜですか?
水槽の水が海水の場合は、海水を電気分解することで生成される塩素を使い、水を浄化することができます。ですが、マナティーは淡水で暮らしているため、別の方法が必要でした。オゾナイザーを選んだのは、脱色において絶大な効果があるからです。たくさんの餌によって黄色く濁ってしまった水を、薬品を使わず脱色することで、マナティーや他の魚たちが健康に暮らせる『活きた水』をつくることができるのです。
なるほど、『活きた水』ですか!
はい。オゾナイザーでキレイになった『活きた水』はさらさらしていると言うスタッフもいるんです!
では、三菱電機の装置をご採用いただいた決め手を教えていただけますか?
決め手は、これまでの実績による『信頼性』ですね。
また、アフターサービスも信頼性のひとつで、困った時は営業マンの方がすぐ来てくれるのはありがたいです。昨年より保守契約を結んだことで、定期的にメンテナンスをしております。
ありがとうございます。では最後にお伺いしたいのですが、当社のオゾナイザーはマナティーの快適な暮らしのお役に立てているでしょうか?
はい。
鳥羽水族館には年間約90万人のお客様がいらっしゃるのですが、三菱電機のオゾナイザーを活用することで、いつもキレイなマナティーの水槽を見ていただいています。
かなたとみらいも、きっと喜んでくれているのではないかと思います。
そう言っていただけると、非常にうれしいです!本日は、お忙しい中とても貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。今後も、マナティーの快適な生活に欠かせない水づくりに貢献させていただきたいと思います。
また、鳥羽水族館では毎週土曜日と日曜日※1に「うら側探検隊」というツアーを開催しています。ここでは普段見ることのできない水族館の裏側を水族館のスタッフが案内してくれます。
生きものたちの餌の準備をする台所「調餌室(ちょうじしつ)」に入れるほか、多種多様な生きものたちが暮らしているコーラルリーフ・ダイビングという大水槽を上から見学できる、親子でも楽しめるツアーです。
他にもその時期にあわせて様々なイベントを開催しているので、是非足を運んでいただけたらと思います。
※1うら側探検隊は実施していない日もあります。
詳しい日程は鳥羽水族館 公式ホームページをご覧ください。
暮らしを支え、笑顔をつくる
三菱電機のオゾナイザーは鳥羽水族館をはじめ大阪の浄水処理場、また北京市の清河下水処理場など海外にも納入しており、世界規模で人々の暮らしを支えています。
三重県は、観光産業が盛んな地域ですが、中でも鳥羽水族館は当地域を代表する観光スポットであり、オゾナイザー以外にもエレベーターや冷凍機など、三菱電機の製品・技術が活躍中。2016年の主要国首脳会議(サミット)が三重県志摩市で開かれることも決まり、この地域もますます盛り上がってくるはず!三菱電機中部支社ではこれからも様々な製品・技術を通じて、地元中部地方の発展と笑顔に貢献していきたいと考えています。
※ このページに記載されている情報は、2015年9月16日公開当時のものとなります。