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エコプロダクツ2012 開催レポート第1回

日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ2012」が今年も開催されました。2012年12月13日、14日、15日の3日間行われ、会場となった東京ビックサイトに178,501名の来場者がありました。

三菱電機グループは「グローバル環境先進企業」を目指しています。今年は「ビル・工場ゾーン」「社会ゾーン」「家庭ゾーン」という3つのコーナーを設置し、様々な取り組みをご紹介しました。メインステージでは節電の新技術や事例を紹介したり、楽しく参加できるビンゴ大会など、さまざまな催しを行いました。

生産ラインから家庭まで。丸ごと省エネ&徹底的にエコ活動 〜三菱電機グループの取り組みをご紹介〜

三菱電機グループでは低炭素社会・循環型社会に向けての取り組みを積極的に行っています。製品使用時と生産時の両方で省エネ活動、エコ活動を行い、CO2排出削減を目指しています。今回は、メインステージでのプレゼンテーションの内容を中心にレポートします。お兄さんとお姉さんが登場し、大画面パネルを見ながら、具体的な節電技術の説明がありました。

3年間で10.6万トンのCO2削減を実現!

積極的な省エネ・エコ活動を行ったおかげで、2009年から2011年の3年間でおよそ10.6万トンものCO2削減を達成することができました。2011年から2014年の3年間は、12.1万トンの削減を目指しています。
三菱電機グループが実際に行ったエコ活動とは、どういったものでしょう?

工場における、省エネポイント

製品を生産し、たくさんの人が働く工場ではたくさんのエネルギーを消費します。お兄さんが実際に見てきたという、工場での省エネポイントを3点紹介してくれました。

(1)高効率機器への更新

工場では、これまで「機器は壊れるまで使う」という考え方がありました。三菱電機グループではこの考えを改め、CO2の排出が少ない効率の良い機器への切り替えを進めています。
最新のエコ機能搭載の機器を使用することによって、CO2の排出量を抑え、消費電力の削減を行っています。

(2)太陽光発電の導入

工場の電力使用のピークとなる日中は、もちろん太陽の日差しも一番強くなります。太陽光発電の電力を、効率良く工場で使用することによって、エネルギーの消費を抑えることができます。太陽光発電は、CO2を排出しない未来のエネルギー発電ですね。

(3)生産ラインのムダを取り除く

「1個のものを作るために、エネルギーはどれだけ必要か」を考え、そこからムダを見つける対策を行っています。ムダを取り除くために三菱電機グループでは「省エネ6策」を掲げ、「事業所丸ごと省エネ」に取り組んでいます。

省エネ6策とは?

工場での消費電力は、家庭での消費電力とは比較にならないほど大きいです。三菱電機グループ施設全体で省エネを行うということは、地球にとって大変優しいエコ活動となりますね。

エコチェンジビンゴ大会 〜エコビンゴ GO!GO!〜

メインステージでは、三菱電機の「エコチェンジ」への技術や姿勢、取り組みを楽しく紹介するエコビンゴ大会が開催されていました。かわいいイラストが描かれたカードを持って、いざ挑戦です! 読み上げられた最初の文字がビンゴカードにあれば、穴を開けていきます。

「壁に耳あり、エアコンに目あり。」
これは、エアコンの「ムーブアイ」のことですね。

「ecoする工場、e(いー)工場。」
確かに、その通りです。

「ノープロブレム!照明を替えるだけの節電対策。」
LED照明のことですね。家庭でもできる節電です。

イラストで描かれていると、とても分りやすいですね。
「ビンゴ!」は別の参加者から声があがり終了です。参加賞としてエコチェンジクリアファイルをもらいました。ちなみにビンゴとなった人には「エコチェンジ定規」がプレゼントされました。


第2回では、最新のエコファクトリーについてご紹介したいと思います。