従来と今回の光アクセスネットワーク管理の流れ

開発の特長

  1. ネットワークの仮想化で、さまざまな通信サービスに最適なネットワークを提供
    • 通信装置の通信リソース(遅延量や伝送能力など通信における能力)や使用スケジュールを従来方式の通信装置ごとではなく、通信が必要な機器を結ぶ通信経路ごとに時系列で把握
    • 通信サービス要件で指定された通信リソースを瞬時に判定し、ライブ配信には大容量、自動運転には超低遅延・超高信頼性など、それぞれの通信要件に合うようにネットワークを仮想的に分割したネットワークスライスを自動で構築、提供
    • 従来方式ではサービス開始・変更のたびに発生していた人手による通信装置ごとの通信リソースの確認・設定が不要となり、ネットワークプロバイダーのネットワーク管理作業を低減
  2. ネットワーク需要予測情報を活用した効率的なネットワーク利用を実現
    • 通信サービスの利用状況や需要予測情報を活用できるインターフェース機能を開発
    • 時間単位でのネットワーク需要予測が可能となる将来技術の実現を想定し、需要予測情報を活用し、ネットワークスライスへの通信リソース割り当て量を制御することで、効率的なネットワーク利用を実現