三菱電機株式会社は、「日本中央競馬会 東京競馬場」(東京都府中市)のターフビジョン(東側、西側)向けに「オーロラビジョン®」を納入しました。

公営競技場における大型映像装置は年間の運用時間が長いため、大型化・高精細化によるファンサービスの向上だけでなく、省エネ・省資源などの環境への配慮と信頼性の向上が求められています。

今回、両ターフビジョンを従来の大型映像装置よりも高精細化するとともに、東側ターフビジョンはスクリーンサイズを大型化し、従来の西側ターフビジョンと同様にレース映像表示部と着順表示部との統合表示を可能としました。スクリーンが高精細となる一方で単位面積(1m2)あたりの消費電力を7割以上削減し、省エネ化も実現しています。また、西側ターフビジョンでは既存筐体等の流用可能な部材を活用し、廃材処分量の削減による省資源化に貢献しています。

この新ターフビジョンは10月8日に東京競馬場で開催されるレースから運用が開始される予定です。迫力ある画面と視認性の高い映像表現により競馬場全体のさらなる一体感を創出します。

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