三菱電機株式会社は、新たなサブスクリプションサービスとして、ルームエアコンや冷蔵庫などの当社家電製品※1を活用し、離れて暮らす家族が一人暮らしの高齢の親などを家電製品の使用状況や室内温度などを通じて把握、見守ることができる高齢者見守りサービス「MeAMOR(ミアモール)※2」を2023年2月3日から提供開始します。

本サービスは、カメラなどの専用の機器・設備が不要※3で、当社家電製品1台から月額1,080円(税込み)で利用でき、高齢家族のプライバシーを守りながら、家電製品で、高齢家族の生活状況を見守れるサービスです。当社は今後、「MeAMOR」を中心に、対応製品やサービスの拡充など安心見守りソリューションを積極的に展開し、高齢化社会の課題解決に貢献します。

国内では、高齢化が急速に進み、2025年には3人に1人が65歳以上になると予想され※4、一人暮らしの高齢者が増えています。一人暮らしの高齢者は、2015年には1990年と比較して約3.6倍となる593万人へ増加し、2040年には896万人になると予想されています※5。こうした高齢化社会において、高齢の親などと離れて暮らす家族は、忙しい日常の中で頻繁に訪問できない場合も多く、安否を日々気にかけています。また、単身で自立した生活が可能な高齢者には、フレイル※6傾向や健康不安などから見守りサービスを求める方がいる一方で、監視されるような見守りサービスを敬遠したい方がいることがわかりました※7

当社は今回、当社家電製品をインターネット接続し、離れて暮らす家族がスマートフォンなどのアプリケーション(以下、アプリ)※8から、サービス利用を設定するだけで、当社独自のクラウド※9を介して、高齢家族宅の日々の家電製品の使用状況や室内温度などの生活状況を見守ることができる新サービス「MeAMOR」を提供します。