ピッツバーグ発、デジタル社会の縁の下の力持ち。データセンターを守り続けるUPSチーム

2025.09.01

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世界中に多くの拠点を持つ三菱電機。幅広い事業分野においてそれぞれの役割を担う三菱電機グループの従業員たちは、日々どのような思いを胸に、仕事と向き合っているのか? 各地で働く従業員たちの本音を聞き出すインタビューシリーズ。

Mitsubishi Electric Power Products, Inc.(MEPPI)は、1964年以来、3レベル対応IGBTモジュール(絶縁ゲート型バイポーラートランジスター)や、SiCパワーモジュール搭載のUPS(無停電電源装置)を採用するなどの最先端技術を市場に導入し続けており、お客様の課題解決に努めるとともに、重要なインフラの保護に貢献している。

「品質と多様性を重んじるグローバル企業の一員として、日本とアメリカのビジネス文化におけるメリットの融合に貢献できることをうれしく思う」と語るジョン・キャンピオンさん。北米における三菱電機のデータセンター事業をGeneral Managerとして統括しており、データセンターをはじめとする、政府、金融、医療機関などの重要なインフラを守り続けている。

学生時代に海外を旅した際に、日本の自動車や鉄道といった製品がその国の社会インフラを支えている姿を目の当たりにし、世界のインフラを支える仕事に携わりたいと強く思ったと語るのはBusiness Development Managerとして活躍する福島 聡太さん。三菱電機は、長年の経験と革新に基づき、市場でもっとも信頼性の高い会社。社会の基盤となるインフラを支える製品を数多く製造していることが入社への決意につながったという。

デジタル社会は、データセンターの上に成り立っている。クリックやスワイプのたびに広がる巨大なトランザクション。それらを支えるデジタルインフラネットワークによって、私たちの生活やビジネスは動いている。だからこそ、デジタル社会に欠かせないデータセンターの安定的な電力供給とエネルギー効率化に貢献し、その基盤を支えることがこのチームの使命だ。

データセンターにとって停電は深刻なリスク。データセンターが電力を失うと、Webサービス、アプリケーション、業務システムが利用不能になるだけでなく、ITサーバー自体が損失してしまう可能性もある。こうしたリスクに対処するのが三菱電機のUPS。高い稼働率と信頼できる堅牢性を備えたこのUPSは、瞬時の電圧低下や予期せぬ停電からお客様のコンピューティングサービスを確実に保護する。小型なため周辺機器の設置場所を選ばないこと、そしてコスト低減にまで配慮がなされていること。さらには、優れた効率性により環境への配慮もなされているのが特長だ。

このように、三菱電機のUPSは世界中に張り巡らされた重要インフラを停電から守る無停電電源装置として機能し、縁の下の力持ちとしてデータセンターの安定稼働に貢献している。
三菱電機は、チームを超えたお客様やパートナーとのコミュニティ。共に推進するデジタル革命が、日進月歩で確かな未来を切り拓く。

INTERVIEWEE

Mitsubishi Electric Power Products, Inc.
Business Development Manager

福島 聡太

2019年三菱電機株式会社入社。5年間の日本勤務を経て、米国ピッツバーグMitsubishi Electric Power Products, Inc.(MEPPI)にてUPS(無停電電源装置)事業に従事。現在は、データセンター業界向けの市場調査や新しいソリューションの開発に携わっている。

INTERVIEWEE

Mitsubishi Electric Power Products, Inc.
General Manager

ジョン・キャンピオン

2021年にUPS(無停電電源装置)事業部の副事業部長としてMitsubishi Electric Power Products, Inc.(MEPPI)に入社。2022年にはクリティカル・パワー・ソリューション事業部(CPSD)General Managerに昇格。北米における三菱電機のデータセンター事業を統括。前職は、マッキンゼー・アンド・カンパニー経営コンサルタント、そして米海軍原子力潜水艦での海軍士官の経験もあり。

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