三菱電機電子通信システム製作所採用サイト : 社員インタビュー品質管理

電波を通じて海上航空機と
地上を結ぶ衛星通信装置の品質を
多角的に見極める

H.Nさん
工作製造部
通信システム品質管理第一課
2015年入社

入社動機

電気電子系の高等専門学校に進学し「やりがいのある仕事がしたい」と考えていた私は、たまたま求人票で「三菱電機」の名を目にし、大きな事業に関われるのではないかと興味を持ちました。グループのことを調べていくうちに、当製作所が手掛ける宇宙や防衛関連事業は、多様な事業を手掛ける三菱電機の中でも、唯一無二の事業内容だと知り、入社を決めました。
仕事内容

私は主に防衛省向けの航空機に搭載する衛星通信装置の品質管理を担当しています。この装置を介せば、パイロットが海上を飛行している間も、地上と映像や音声をやり取りできるようになります。主な仕事は製品の検査、出荷対応、現地試験・対応などですが、設計段階の不具合を防ぐために、試験手順書や製造図面の事前確認も行います。重量や大きさは設計通りか、音声や映像に問題はないか、お客様は使いやすいかなど、多角的な視点から注意深く検査し、製品不良を防ぎます。
やりがい・展望

以前、フライト中に現地で機材試験を行った際に私の不手際があり、パイロットの方から厳しい言葉を受けたことがありました。無事に完了したのち、その方にコックピットからの景色を見せてもらい「時間通り終わってよかったです」と声を掛けていただきました。時間の制限があり緊迫した状況での作業だったので本当にうれしかったです。新規機種を納品するときは、物が完成してから納品まで2年以上掛かることもあり、苦労もありますがときには貴重な体験ができますし、納品時の達成感は何ものにも代え難いです。