事務系 1993年入社 政治経済学部 大金一之 本社 資材部 資材事務系 1993年入社 政治経済学部 大金一之 本社 資材部 資材

事務系 1993年入社

政治経済学部

大金一之

本社
資材部
資材

※記事、所属・役職及び写真は取材当時のものです。

ものづくりは、
資材からはじまります。

キーパーツの開発に参加しました。

私は入社以来、資材の調達に携わってきました。最初はエアコン、冷蔵庫とそれらに使用する圧縮機を生産している静岡製作所で、まず電子基盤に搭載する電子部品を担当しました。小さな部品で安いものは1個が1円以下ですが、その種類は数百。名前も機能も分からないので、本で勉強したり、技術者に教えてもらいながら、その部品はどのような機能を持ち、どのメーカーがつくっているのか、どういう品揃えがあるのかなど、調達や交渉に必要な情報を覚えていきました。材料や部品を決めることは、製品の性能やコストにも大きく影響します。モデルチェンジに向けて普段からサプライヤーの情報を把握し、設計者に部品などの提案をしていくことも、資材担当としての大切な仕事になります。

入社2〜3年目には、エアコンに使用する機能部品の開発にも携わりました。機能が上がり、設計もしやすくなり、製品としても使いやすい。しかもコストダウンできる形とは?という発想の中、半導体とその周辺の回路をパッケージ化した、パワー半導体のDIP IPMを開発したのです。初めはコストが合わず、これが本当に世の中に受け入れられるのか?と思いましたが、今ではエアコンのインバーターの世界では他社メーカーにも標準的に搭載される非常にメジャーな部品となりました。入社から早いうちにキーパーツの開発に関われたことは、貴重な経験でした。

キーパーツの開発に参加しました。

鉄鋼がなくなると、工場が止まってしまう。

2003年より、静岡製作所のあらゆる製品に使用される鉄鋼の担当になりました。現地調達ができない海外生産拠点の鉄鋼も静岡で調達管理をしているため、今度は数百億円を動かす大きな仕事になりました。鉄鋼メーカーとしっかり組んで、中長期で安定した取り引きをすることが鉄則です。

ところが2004年、世界的に鉄鋼の需要が増加し、調達難になりました。鉄鋼が手配できなくなると生産の一切が止まってしまう。海外のメーカーにも当たるなどしながら材料を集めましたが、日本の材料と加工性が異なるため、社内へ説明、説得し、関係部門の協力を得る事が必要でした。海外の工場へも出向き直接説明し依頼することで、関係部門の方々に協力いただき、何とか乗り切ることができました。鉄鋼は設備投資に莫大な費用が必要で、急な増減産に対応できない。そこがとても難しいところなのです。

鉄鋼がなくなると、工場が止まってしまう。鉄鋼がなくなると、工場が止まってしまう。

タイのMCP社へ出向。工場の経営を考える。

2005年には、タイへ出向となりました。MCP社(MITSUBISHI ELECTRIC CONSUMER PRODUCTS (THAILAND) CO.,LTD)は欧州や東南アジアなど海外市場向けエアコンの生産拠点。2,000名以上の現地社員が働き、生産台数は今では日本を超えています。工場全体の生産計画に合わせた資材調達をする中で、私は日本で一品種の資材を担当していた時に比べ、担当範囲が広がり、会社を良くしていくために資材部門は何をしていかなければならないか、今まで以上に深く考えるようになりました。

2006年に、銅やアルミを始め、様々な素材の価格が高騰し、損益が悪化するという状況になり、対策の一つとして一部の製品の値上げを行ったのですが、この時、自分が決めている調達価格が会社に与える影響を今まで以上に認識し、自分の仕事が会社の経営に直結しているという思いが強まりました。また、日本と違い、伸び続ける海外市場の中で、事業が拡大していくその中での仕事を経験できた事は、大きな収穫でした。

タイのMCP社へ出向。工場の経営を考える。タイのMCP社へ出向。工場の経営を考える。

そして、本社の資材部へ。全社の鉄鋼をみる。

2011年、日本に戻り、今度は本社の資材部に配属されました。鉄鋼の担当として、一部の海外拠点と日本全社の鉄の使用量を取りまとめる仕事を行っています。どの工場でどれだけの鉄鋼を調達し使用しているのか。それを経営視点から見たときに、資材部としてはどう動けば良いのか。価格交渉はどのように行うべきかなどを考え、各工場に調達方針を指示するのです。

的確な指示をするためにも、今後、各工場に出向き、何をつくり、その中で鉄鋼をどのように使っているのか勉強していこうと考えています。例えば、自分が経験してきたエアコンをつくっている工場と、発電機や、変圧器などをつくっている他の工場では、いろいろ違いがあるので、自分の目で見てしっかり理解した上で、方針を立てていかなければと考えています。

そして、本社の資材部へ。全社の鉄鋼をみる。そして、本社の資材部へ。全社の鉄鋼をみる。

大金一之5年後の目標 お取引先様の中に「三菱電機ファン」を広めていきたい

Career Profile

1993年 入社
静岡製作所の資材部に配属。機能部品(半導体、電子部品、モーターなど)の調達を担当。エアコンのキーパーツであるパワー半導体の開発にも携わる。
2003年
同部署にて、鉄鋼の調達を担当。
2005年
MCP社(タイ)へ出向。資材担当として工場全体の資材管理を行う。
2011年
本社資材部へ異動。一部の海外生産拠点を含む全社の鉄鋼調達の管理を担当。
2015年
Mitsubishi Electric Asia (Thailand) Co., Ltd.(タイ)へ出向。
2018年
稲沢製作所へ異動。資材部 購買一の課長に任命。

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