技術系 1999年入社 機械知能工学専攻 風村典秀 静岡製作所 パッケージエアコン製造部 設計・開発・技術管理技術系 1999年入社 機械知能工学専攻 風村典秀 静岡製作所 パッケージエアコン製造部 設計・開発・技術管理

技術系 1999年入社

機械知能工学専攻

風村典秀

静岡製作所
パッケージエアコン製造部
設計・開発・技術管理

※記事、所属・役職及び写真は取材当時のものです。

「これは自分の製品だ」 と胸を張って言える
ものをつくる。

自分の設計した製品が、
世の中で見える仕事をしたい。

入社以来、静岡製作所で私がつくってきたのは、業務用エアコン。 陰でひっそりと働くことでみんなを幸せにするエアコンは、それほど目立つものではありませんが、とても奥が深い製品です。初めて「自分の思いを形にできた」と感じたのは、入社6年目。一つの室外機に対して室内機を最大8個まで接続できる機種を担当した時でした。

私は設計としてプロジェクトチームの中心に立ち、図面を描く人、資材の人、試作をつくる人、試作を評価する人、製造ラインの人など、多くの人たちと力を合わせて、機種の仕様を検討するところから工場のラインにのせて量産体制を整えるまでのすべての工程に携わっていきました。試作を何度もやり直し試行錯誤が続きましたが、私のやりたいことを周りのメンバーが理解してくれて、何とか製品を無事につくりあげることができました。自分が開発の真ん中にいる手応えを初めて実感し、「これは自分の製品だ!」と思えたことを、今でもよく覚えています。

完成したエアコンは、日本全国とヨーロッパへ出荷されていきました。出荷を見送る時は、いつもほっとします。そして、嬉しいのと、うまく動いてくれるか心配な気持ちと、両方があります。街の中でも、自分の設計したエアコンは、見ればすぐに分かります。世の中で実際に使われているところを見られることは、私の仕事の大きな原動力になっています。

自分の設計した製品が、世の中で見える仕事をしたい。

入社7年目。生産管理の仕事へ異動。

異動を知ったときは、正直驚きました。配属された生産管理課・試作評価グループの仕事は、設計者たちがつくった試作を確認し、量産ラインにのせても不具合が起こらないかを確認する生産設計。例えば、ラインで組み立てられない形状で試作が上がってきた場合は設計者に設計変更を依頼するなど、まさに180度違う仕事だったからです。ラインの設備を熟知しなければなりませんし、仕事をする相手も金型をつくる人や組み立てをする生産現場の人たち。入社7年目なのに何をしていいかまったく分からず、現場の人たちに質問して覚えていくしかありませんでした。

入社7年目。生産管理の仕事へ異動。入社7年目。生産管理の仕事へ異動。

海外の生産拠点にも行きました。

生産管理課にいた5年間は、本当にいろいろなことを体験しました。海外の生産拠点であるスコットランドへの出張もその一つです。静岡で設計したものを海外で生産するため、ラインでの組み立て指導を行うのが主な仕事です。ゼロからの新機種を立ち上げた時は、現地の工場で組み立てのラインもつくりました。うまくいかない点は一度日本に戻って準備からやり直して、また現地へ飛ぶ。言葉の壁もありますし試行錯誤の連続でしたが、できあがった時は日本で仕事している時よりも喜びは大きかったし、自信にもなりました。生産管理の仕事を通じて、設計の仕事では出会えない、ものづくりの現場の人たちと知り合えたこと。そして、技術的に無理かなと思うことでも、現場と協力することで、突破口を見つけられる可能性があると分かったことは、とても大きな勉強になりました。

海外の生産拠点にも行きました。海外の生産拠点にも行きました。

そしてまた設計に。自分の幅が広がりました。

2011年、また設計の仕事に戻りましたが、この5年間でものづくりの方法について多くのことを学び、またものづくりに関わる頼れる人たちをたくさん知って、設計者としての技術的な選択肢が増えました。困った時や迷った時に、すぐに相談できる人ができたことは、本当に心強いです。私たちのものづくりは、たくさんの人たちと力を合わせることで初めて製品化することができます。どのステージでかかわっても、自分の製品だ!と自信をもって言える仕事を誰もがしていると思います。これからは、ますます自分の力を上げていって、世の中に貢献できるものを生み出していきたいです。

そしてまた設計に。自分の幅が広がりました。そしてまた設計に。自分の幅が広がりました。

風村 典秀5年後の目標 環境にやさしいエアコンを提供し、世界中に快適な空間を創ります。風村 典秀

Career Profile

1999年 入社
静岡製作所の業務用エアコンをつくる部隊である、パッケージエアコン製造部に配属。プロジェクトを動かす設計技術者として、市場ニーズをもとに、開発計画の立案、新機種仕様の検討・決定、性能評価内容の立案から試作、量産導入まで携わる。
2006年
生産管理部門へ異動。試作評価グループにて、試作段階の新機種の仕様を確認し、工場ラインへスムーズに導入するための生産設計業務を担当。
2011年
設計部門に戻り、新機種の設計業務を担当。
2017年
Mitsubishi Electric Consumer Products (Thailand) Co., Ltd.(タイ)へ出向。
2018年
出向解除となり、パッケージエアコン製造部技術第四課の専任に任命。

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