技術系 2008年入社(学部卒) 工学部 芳野 竜太 群馬製作所 製造管理部 生産技術技術系 2008年入社(学部卒) 工学部 芳野 竜太 群馬製作所 製造管理部 生産技術

技術系 2008年入社(学部卒)

工学部

芳野竜太

群馬製作所
製造管理部
生産技術

※記事、所属・役職及び写真は取材当時のものです。

ものづくりのための
ものづくり。
良い製品は必ず、
良い工場から
生まれています。


品質向上も、省エネも。より良いものづくりの実現。

群馬製作所は、省エネルギー機器として注目を集める家庭用の高効率ヒートポンプ式電気給湯機『三菱エコキュート』をはじめとする電気給湯機の専門製作所です。この製作所内の設備投資やレイアウトの変更を通じて、製品の品質向上やコストダウンなどを踏まえたより良いものづくりを実現していくことが私たち生産技術部門のミッションです。なかでも私の主な業務は、製作所内の投資計画の策定と管理。生産性改善に向けた合理化投資や、開発・設計で必要な評価設備・建屋・電力インフラの更新など、長期的な視点で製作所の方向性を検討しながら進めています。例えば当製作所では、工場建屋などに当社製の太陽光発電設備を導入していますが、これも綿密な投資計画による裏付けをもって実行したものです。具体的な成果として、太陽光発電により工場で使用する電力の約10%を賄うことで電力会社との契約電力量を減らすことができ、電力のトータルコストを下げることに繋がりました。このような投資による効果の事前評価が、投資計画担当としての主な業務です。コストだけではなく、太陽光発電設備の導入によって省エネ先進工場としてのPRが可能になることなど、数値に表せない効果・影響も総合的に評価しなければならない点が、投資計画策定の難しいところであり、面白いところでもあります。

品質向上も、省エネも。より良いものづくりの実現。

目に見えて“工場が変わる”と大きなやりがいにつながります。

以前、製作所内の部品倉庫の再配置を目的に、構内に新しいトラック通路を開通させ、納品業者トラックの動線を改善したことがありました。その際、構内道路の拡張やそれに伴う部品保管庫などの解体にあたり、建設業者とのやり取りが生じました。それに加え、新しい通路の開通によって部品の納入場所の変更が必要になる業者との折衝など、これまでに経験したことのない業務も多く、とても苦労したことを覚えています。おまけに計画段階では倉庫内にすべての部品を収容できるはずでしたが、当時の生産負荷変動により部品の在庫量にも影響が及んだことなどから、一部の部品が倉庫に収容できないという事態が発生してしまいました。これにより、在庫縮減や保管方法見直しなど追加改善の必要が生じましたが、部品調達部門などのスタッフと連携しながら乗り切ることができました。苦労した分、トラック通路が開通し、大きく変わった工場の風景を見た時は喜びもひとしお。この時感じた達成感や、関係者と力を合わせて困難を乗り越えた経験を、いつまでも忘れないようにしたいと思います。ちなみに物流改善は、製作所内だけの話ではなく、出荷後の配送について改善を実施するケースもあります。例えば、完成した製品を全国各地の配送センターに送る際の効率的な輸送手段・ルートや、製品の輸送・保管効率などについて、時には生産技術センターの技術者や設計課の包装改善のチームとも連携しながら改善に取り組んでいます。

目に見えて“工場が変わる”と大きなやりがいにつながります。目に見えて“工場が変わる”と大きなやりがいにつながります。

入社3年目、「製造戦略策定」への挑戦。

群馬製作所では、工場の一角に生産エリアを構えるグループ会社に電気給湯機の基板やリモコンの製造を委託しています。私が入社3年目の年に、同社から老朽化した製造機器を新機種に置き換えたいという設備投資の要望が上がってきたのです。これを受け私たち生産技術部門は、「製造戦略」の策定に着手しました。単に設備の入れ替えありきで検討を進めるわけではなく、給湯機事業の拡大による基板・リモコンの増産に対応するための工場全体の整備、さらには社内の他拠点製品の基板やリモコン製造を取り込む可能性までを視野に入れて、製造機器を新しくすべきかどうかを評価するわけです。このような大きな案件を入社3年目の私が任されるとは、正直なところ驚きでした。ただそのおかげで、年度毎の生産性改善計画や設備投資とその回収費用算出、海外生産との比較など、1つの企業の製造全般に関わる検討を経験することができました。なにより、経営に大きく関わる内容について幹部の方々と議論できたことは、自分の仕事がいかに責任の重いものかを実感する機会になりました。

入社3年目、「製造戦略策定」への挑戦。入社3年目、「製造戦略策定」への挑戦。

全員のシナジーで、モデル工場への成長を目指す。

私が三菱電機を選んだ理由は、様々な分野で高度な技術を持っていることはもちろん、製作所が多種多様な部門を有し、オープンに連携している点に注目したからです。特にモノをつくる工場と同じ敷地内で「営業」「開発・設計」「品質管理」といった部門が業務を行っていて、ものづくりにおいてお互いの意見を自由に交換できる環境は実に魅力的に映りました。実際、まだまだ若手である私の提案に対しても、製造現場の方々は積極的にトライしてくれますし、建設的なアドバイスをくださいます。そんな製作所の人たちのためにも働きやすく、ムダやロスのない効率的な工場運営を実現していきたいです。そのためにも省エネやインフラ強化の点でこれまで以上に所内の歩調を合わせ、製作所内全体のレイアウト策定に取り組みたいと考えています。群馬製作所は三菱電機グループの中で比較的小さな製作所ですが、創意工夫と高い意識、行動力で全国にある他の製作所のお手本となるようなモデル工場に成長させていきたいと思います。

全員のシナジーで、モデル工場への成長を目指す。

芳野 竜太5年後の目標 日本のものづくりを体現した見た人全てが感動する工場をつくりたい! 芳野 竜太

Career Profile

2008年
入社。群馬製作所製造管理部 製造企画課に配属。作業研究グループに所属し、給湯機の現場作業改善による生産性向上の業務に従事。
2010年
同課生産技術グループに異動。製作所の投資計画の策定・管理を中心とし、出荷製品の物流改善業務、構内レイアウト計画策定・管理業務を担当。現在に至る。

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