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MITSUBISHI ELECTRIC RECRUITING 2020 理想と、競おう。

技術系 2004年入社 理工学部 山本 有里 伊丹製作所 車両システム部 設計・開発・技術管理技術系 2004年入社 理工学部 山本 有里 伊丹製作所 車両システム部 設計・開発・技術管理

技術系2004年入社

理工学部

山本有里

伊丹製作所
車両システム部
設計・開発・技術管理

※記事、所属・役職及び写真は取材当時のものです。

入社以来、世界を走る鉄道車両の
インバーター装置を担当。
出産を経てもなお、
同じ仕事に従事。


大学でパワエレを専攻。現在はVVVFインバーター装置に携わる。

中学・高校では数理系の教科のほうが得意で、地球環境にかかわるテーマにも興味があったため、理系の道を歩むことになりました。大学では、電気電子工学科でパワーエレクトロニクスを研究。就職か進学か悩みましたが、「社会に出たい」という気持ちが強かったため、大学院へは進学せず就職を選択しました。

就職活動では電力会社やIT系・ネットワーク系など、いろいろな会社も検討した中で、一番印象に残ったのが三菱電機のリクルーターの人柄でした。温かみのある方で、「三菱電機は人が良い」と実感したことが、三菱電機への入社を決める大きなきっかけとなりました。また、幅広い事業があり、さまざまなことにチャレンジできる環境も魅力でした。

入社から現在に至るまで、海外の鉄道車両用の制御装置(VVVFインバーター装置)のシステム設計業務を主に担当しています。これは省エネルギー性に優れた制御装置で、鉄道車両の主幹制御器(マスコン)からの指令を受け、動力源である直流電力の周波数や電圧を変換・制御し、モーターを駆動する役割を果たしています。お客様である鉄道事業者から「電車をこう走らせたい」という要望を伺い、詳細な仕様に落とし込み、設計・開発・品質管理部門と連携しながら開発や保守を進めていきます。多くの部署とかかわる仕事なので人間関係の構築がとても重要であり、トラブル発生時には各部門の調整役として迅速に対応することが求められます。

大学でパワエレを専攻。現在はVVVFインバーター装置に携わる。

海外滞在3日間の予定が3週間に。奮闘したスペイン出張。

私は主に、海外の鉄道車両を担当しています。開発中には、お客様である車両メーカーと設計に関する打ち合わせが必要になるため、海外出張も何度か経験しました。出張先は、スペイン、トルコ、チリ、メキシコなど。海外出張では、業務終了後に同行しているメンバー(プロジェクトマネージャーや品質管理部門の方)とご飯を食べるのが楽しみの一つでした。

3日間の予定が3週間に延びたスペイン出張は、今も忘れられません。出荷を終え、実機での営業がすでに開始されていた時期に、VVVFインバーター装置の仕様説明とメンテナンス講習のため、品質管理部門と一緒に出張したときのことです。当時の私は、知識も経験も浅い入社3年目。講習を行っていたところ急に呼び出され、制御装置に不具合が発生したと告げられたのです。もう講習どころではなく、原因究明と処置に追われ、日本の製作所から確認作業・指示が矢のように飛んできました。スペイン語も英語も話せず、現地の担当者とは電子辞書を頼りにどうにか意思疎通。エンジニアとして十分なスキルもない中で、誠意を持って説明するなどして奮闘し、何とかトラブル収束までを見届けました。

非常に大変だったスペインでの経験でしたが、その際にトレーナーから教えてもらったことを肌身で実感しました。「トラブルに遭遇したときには、まず“あるべき姿”を思い描くこと。現状の制約からそれを実現できないときは第二・第三の選択肢を選ぶことになるが、それを選択したときにも“あるべき姿”を念頭に置いておくべき」という教えです。何かを決断するとき、この考え方を軸に持っていればブレのない判断ができます。後輩に何かを指示するときにも、この考え方に基づき、確かな理由づけをした上で指示することができるようになりました。

三菱電機は、人を育てることを大切にしてくれます。入社後3年間はトレーナーと呼ばれる先輩社員がつき、いろいろ相談に乗ってくれます。皆さんに育てられながら、エンジニアとしての決断力やスキルを着実に習得することができました。今後は私自身が導く側となり、後輩の成長を見守っていこうと考えています。

海外滞在3日間の予定が3週間に。奮闘したスペイン出張。海外滞在3日間の予定が3週間に。奮闘したスペイン出張。

母親として、エンジニアとして。周囲の支えあってこそ。

2012年に産前・産後休業、育児休職に入りました。休む前は、「また仕事に戻ってこれるだろうか」と不安だったのが本音です。でも、上司は「システム設計以外の仕事を任せるつもりはない」と言ってくれるなど、周囲のサポートのおかげで復職後もこうして以前と同じ仕事に就けています。皆さんに支えられる日々、感謝の気持ちでいっぱいです。

子どもが発熱して、急に休まなければならないこともあります。だからこそ、出産してからは業務の効率化を一層考えるようになりました。できる限り前倒しで作業を進め、どうしても自分の手で足りないときには皆さんに助けてもらっています。当初、自分の仕事を自分でやり切れないことに葛藤した時期もありました。しかし、今は他の人に任せられるところは詳細をまとめて早めにお願いする、自分が相手を助けられる場面ではできる限りサポートするなど、時間管理をより厳しく行い、周囲に最大限尽くすことを心がけることで、前向きに考えられるようになりました。

母親として、エンジニアとして。周囲の支えあってこそ。

お手本である先輩たちの背中を追って努力し、一歩一歩前進する日々。

エンジニアとしてはまだまだですが、他部署との連携、後輩のサポートなどの面では自分の持ち味を活かせているのではないかと感じています。このあたりは、女性だからこその特性なのかもしれません。これから、まわりをフォローできる頼れる存在になれるよう、精進していきたいです。

そして、インバーター設計者として、国内外を含め、競合に負けない設計ができるエンジニアになれるよう、努力を続けていきます。幸運なことに、部内にも社内にも、目指すべき先輩たちがたくさんいるので、スキル面でも人としての成長という面でも、先輩たちの背中を追いかけながら一歩一歩前進していきたいと思います。

お手本である先輩たちの背中を追って努力し、一歩一歩前進する日々。
山本 有里5年後の目標 仲間と支え合い、ニーズに合った、よりよいものづくりをする。自分らしさを忘れずに、、、 山本 有里

Career Profile

2004年
入社。交通システム事業所(現・伊丹製作所)に配属。鉄道車両用の制御装置(VVVFインバーター)のシステム設計業務に携わる。
2012年
産前・産後休業、育児休職。
2013年
復職。休職前と同じ業務を担当。現在に至る。
2016年
産前・産後休業、育児休職。
2018年
復職。車両のパワエレシステム設計業務を担当。また営業部の兼務となり、海外保守ビジネス統括を担う。

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