事務系 2010年入社 人文学部 矢口 惠理 神戸製作所 営業部 営業事務系 2010年入社 人文学部 矢口 惠理 神戸製作所 営業部 営業

事務系2010年入社

人文学部

矢口惠理

神戸製作所
営業部
営業

※記事、所属・役職及び写真は取材当時のものです。

蛇口からきれいな水が流れる暮らし。
それが世界中で当たり前となるように、
社会インフラづくりに役立ち続けたい。


日本と世界の懸け橋になりたい。

親の仕事の都合で、小学6年生から大学卒業まで、台湾で暮らしていました。そのような環境にいたため、日本語はもちろん、中国語や英語にも慣れ親しんでおり、その言語力を生かして“国と国との懸け橋になりたい”という思いから、学生時代は通訳のボランティア活動に力を注いでいました。さまざまな国際イベントに参加しましたが、一番の思い出は「デフリンピック(4年に1度、世界規模で行われる聴覚障害者のための総合スポーツ競技大会)」で日本選手団のボランティアリーダーを務めたこと。私が担当したメンバーの人数は十名以上おり、まとめ上げるのはとても大変でしたが、この経験のおかげで一人ひとりの意見に耳を傾けながら、交渉や調整を重ね、みなが納得のいく妥協点を見出す力が身についたと思っています。

就職活動では、商社かメーカーの営業職が希望でした。三菱電機を就職希望先として選んだ理由は、台湾で暮らしていた時に感じた、日本企業のものづくりのすごさ。やはり日本製品は品質が良く、台湾の友人たちも日本製品を好んで使っていました。また、三菱電機は街のあちらこちらに看板・サインが掲げられていてよく目にしていましたし、地下鉄やエレベーターなど、自分たちの生活の中にも深く入り込んでいるという実感があったのです。さらに選考時に面接をしてくださった方々がとても話しやすく、親身になって相談に乗ってくださったこともあって、この会社への入社を決意しました。

日本と世界の懸け橋になりたい。

単なるメッセンジャーではなく、自分の価値を生み出すこと。

日本の優れたものづくりの力を生かして、世界中の方々の暮らしに役立ちたい。日本と世界との懸け橋になりたいという気持ちから、社会インフラ事業での営業、そして海外営業を希望しました。ところが、最初に配属されたのは国内営業。当時は正直、残念な気持ちがありましたが、今振り返ってみると国内営業での経験が、私の礎になっていると感じています。支社の営業の方が受注してきた案件の製品を工場が製作するわけですが、私は製作所営業という職種で、支社と製造部をつなぐ窓口をしていました。担当の案件は国内の浄水場・下水処理場向けの監視制御設備であり、当然ながら文系出身の私にとっては専門用語やシステムの知識など、毎日が分からないことの連続。しかも窓口となる私は、受注してきた側である営業の方とものづくりをする側である製造の方との板挟みになることも多く、ストレスとプレッシャーを感じたこともありました。

でも、ひとつ心に決めていたことがあったのです。それは単なるメッセンジャーにはならないということ。要件を伝えるだけなら誰にだってできる。そこに私である必要が生まれる“価値”をつくらないと、三菱電機にいる意味はないと考えていました。最初の頃は戸惑いばかりでしたが、どうすれば相反する意見を調整することができるのか。誰がキーパーソンなのか。どのようにネゴシエーションをすれば、人は快く引き受けてくれるのか…。それらを徹底的に考え、時には先輩や上司に助言をいただきながら業務を進めていきました。営業の方、製造の方と信頼関係を築けたことにより、仕事もスムーズに流れるようになりました。今思えば、学生時代の調整役の経験が、少しは役に立ったのかも知れません。

単なるメッセンジャーではなく、自分の価値を生み出すこと。単なるメッセンジャーではなく、自分の価値を生み出すこと。

精緻に情報を集め、慎重に分析し、攻めの判断を行う。

現在、水をきれいにする「オゾナイザ」という製品を中心に、海外の水処理事業を行う工場の窓口として、主にマーケティングや受注前活動支援、プロジェクトフォローを手掛けています。マーケティングでは、「ニーズはあるか」「価格は合うか」「競合はどういう状況なのか」などの他、「排水の法規制」「営業・製造・保守体制は組めるか」など、ビジネス化するために必要な要素をすべて検討・検証しています。一方、受注前活動支援については、海外の販売会社や本社海外営業、製造部と協力し、案件受注のための客先提案や見積作業、価格決定などを行い、プロジェクトフォローにおいては、受注したプロジェクトのコスト管理、立会検査、出荷対応等を手掛けています。

そんな中で特に思い出深いのが、シンガポールでの案件です。2013年に北米のコンサルティング会社から紹介を受け、ビジネス化への検討を始めました。シンガポールを始めとする東南アジアにおける継続的な受注・成長が見込めるのか、投資回収ができるのかを見極めるために出張を繰り返し、現地の生の情報・手応えを掴んだうえで分析しました。社内の慎重意見も少なからずあり関係部署の説得に苦労したり、幾度の失注も経験しましたが、2016年にめでたく受注に至りました。

精緻に情報を集め、慎重に分析し、攻めの判断を行う。

蛇口をひねっても、きれいな水が出てこない現実を変えていきたい。
自らを成長させ、挑戦したい人と仕事がしたい。

配属された頃は、製作所営業がマーケティングにまで携われるなんて思っていませんでした。でも、三菱電機は事業が多面的であるがゆえにチャンスが多く、どんどん新しい提案ができる社風なのです。また、「これをやりたい!」とアピールし信頼を得られれば、「やってみろ」と任せてもらえる。そんな、やる気を大事にする文化も根付いているので、目標や夢を持って仕事に向かうことができます。就職活動中の学生さんにお伝えしたいのは、まさにこの部分。誰でも何かひとつは優れた能力を持ち合わせているもので、それを覚醒させ、発揮できるフィールドが、三菱電機には必ずあるのです。人材育成にも力を注いでいますので、自らを成長させ、挑戦していきたいと考える方なら、ぜひ仲間になって欲しいです。

今後の目標は、引き続き社会インフラに携わりながら、いずれは誰もが知るような大型プロジェクトにも関わりたいと考えています。先日、海外の展示会で新興国の水道局職員の方とお話しする機会があったのですが、断水や漏水、水質など、日本では想像できない悩みを抱えておられました。改めて、蛇口をひねったらきれいな水が出てくるのは当たり前ではないということに気づかされ、この仕事の責任の重さに身が引き締まりました。新興国だけでなく、先進国でも原虫感染症などが起こるリスクもある中で、私がやれること、やらなければならないことを、やりきろうと心に決めています。今後は水処理以外の分野、製作所営業以外の職務も経験し、視野をどんどん広げていきたいと考えています。

蛇口をひねっても、きれいな水が出てこない現実を変えていきたい。自らを成長させ、挑戦したい人と仕事がしたい。

矢口 惠理5年後の目標 仕事でもプライベートでもバランス感覚を備えた人に。 矢口 惠理

Career Profile

2010年
入社。製作所営業として、国内の浄水場・下水処理場向けの監視制御設備をはじめとする電気設備を担当。
2011年
北米のオゾンシステム案件を兼務。
2013年
神戸製作所製品の海外マーケティングを担当。
2015年
海外水処理新事業推進、ならびに海外オゾンシステム案件を担当。
2018年
本社 国際本部へ異動となり、地域戦略企画を担当。

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