技術系 2008年入社 工学部 神戸一篤 本社 ビルシステム工事統括部技術系 2008年入社 工学部 神戸一篤 本社 ビルシステム工事統括部

技術系2008年入社

工学部

神戸一篤

本社
ビルシステム工事統括部
工事技術

※記事、所属・役職及び写真は取材当時のものです。

昇降機の安全・安心・快適を担う、
「最後の砦」として。


世の中に形として残るようなものづくりに携わりたかった。

大学時代は電気電子の伝送技術に関する分野を専攻していましたが、研究成果としては目に見えにくかったこともあり、もっと目に見える、世の中に役立っていることがわかるような仕事がしたいと考えていました。それに伴い、就職活動中はものづくりを行っているメーカーを志望。将来的には海外に出て活躍したいというビジョンも持っていたので、世界への強い影響力を持っていた三菱電機はとても魅力的に感じました。特に、「形として残るものをつくりたい」という想いから、昇降機事業を希望していました。

そんな経緯の中、入社後に配属されたのは、エレベーター、エスカレーターの据付技術開発業務。大学時代の専攻内容とは180度と言ってもよいくらい違った分野への配属だったこともあり、当初は不安がありました。しかし、ひとたび業務に携わり始めると、仕事の重要性や奥深さに触れてみて「この仕事、面白い!」と、スムーズに仕事に入り込んでいくことができました。エレベーターやエスカレーターは、製品構成、求められるスペック、据付ける現場の事情など、一つひとつ違うものが求められる世界。「1台の据付をするのに、ここまで細かな技術が要求され、ここまで色々なことを検討しなくてはいけないのか」という日々の発見は、とても充実していました。

世の中に形として残るようなものづくりに携わりたかった。

昇降機の最終的なパフォーマンスは据付にかかっている。

現在は、世界中の人々に安全安心で高品質な昇降機を提供するため、海外拠点の工事部門に向けた昇降機据付工事に関する技術的な支援を行っています。具体的には、海外の大型特殊案件への据付工事コンサルティング業務、海外での教育研修の企画立案・開催による現地の据付工事技術者の育成支援、実際に据付を行う建設物などのフィールド調査を通じた現地の工事技術者への安全・品質管理指導などが、主な業務になります。

どんなに設計が素晴らしい昇降機も、そのパフォーマンスがきちんと発揮されるか否かは、据付の技術や精度にかかっています。特に三菱電機は、安全・安心を最重要視していたり、世界最高速のエレベーターや、スパイラルエスカレーターなど、「三菱電機にしか実現できない技術」を有していたりすることから、それ相応の高い据付技術が要求されます。現地の工事技術者からは「三菱電機の昇降機は、品質も素晴らしいし、工事に求められる技術も高いレベルが要求される」というありがたい声をよくいただき、その度に私たちが提供している昇降機の技術レベルを実感しています。

昇降機の最終的なパフォーマンスは据付にかかっている。

「三菱電機の品質」を担保するのに不可欠な現場との連携。

私たちの仕事の成否を大きく左右するのは、現場の工事技術者たちとの連携です。特に、海外での昇降機の据付作業は、私たちがコンサルティングやサポート、品質管理などは担うものの、実際に据付工事を行うのは現地の技術者たち。その国・地域ごとに、持っている技術の違いや、その国の法律、国民性とも言えるような技術者たちの性格などと、しっかりと向き合い、受け入れながら据付工事の完了までマネジメントをしていくことが求められます。

その重要性を実感したのは、初めての海外案件となる中東のある国でのスパイラルエスカレーターの据付を任された時のこと。私が現地の状況を十分に理解しないまま仕事を進めようとし、日本で経験をしていたやり方や考え方を、一方的に押し付けてしまいました。当然、現地の方々からは反発され、現地の技術者たちを管理するマネージャーからは「どうなってるんだ!」と言われてしまうようなことも…その影響もあり、当初に想定してた施工計画が思うようにまとまらず、工事進捗にも遅れが発生してしまいました。最終的には、先輩方のサポートもあり、現地の方々から理解を得られるよう、度重なる計画の見直しと現地の技術者たちとの膝を突き合わせたコミュニケーションを行いながら、なんとか無事にスパイラルエスカレーターを納品するに至ったのですが、現場の理解と意思疎通の重要性について、身をもって知ることができました。以降の海外案件では、まず現地の環境を知り、ルールを知り、そこで働く人たちを知る、ということを注意深く、丁寧に行うようになりました。

「三菱電機の品質」を担保するのに不可欠な現場との連携。 「三菱電機の品質」を担保するのに不可欠な現場との連携。

ストレスフリーな環境で働きがいを大切に、挑戦を続けていきたい。

私は、仕事で嫌なことがあるとプライベートにも影響してしまうタイプなので、ストレスフリーに、やりがいを持ちながら働いていくことができればと思っています。幸いなことに、現在は、部署の周りのメンバーの年齢層が近いこともあり和気あいあいと働くことができたり、上長も気さくな方で、ささいなことでも気兼ねなく相談ができたりと、仲間同士で協力し合いながら充実して仕事ができています。

また、世界各地での経験は、私にとって日々の成長にもつながっています。もともと、就職活動の時には「海外の事業に携われたらいいな」くらいの淡い期待だったのですが、世界中の大型案件に関われて、誰もが知っている製品を世の中にとどけることができる現在の仕事は、当時に思い描いていた以上に、自分の希望にあった仕事だなと感じます。三菱電機の昇降機は、今も技術的な進化も続けていますし、90カ国以上と、まさに世界中に納入をしている製品なので、これから先、ワールドワイドに信頼される昇降機の据付エンジニアのスペシャリストとして、さらに有意義な体験をしていきたいです。

ストレスフリーな環境で働きがいを大切に、挑戦を続けていきたい。

神戸 一篤世界中から信頼されるエンジニアになり安全・安心な昇降機を海外に届ける! 神戸 一篤

Career Profile

2008年
入社。稲沢製作所にて昇降機の据付技術開発業務に従事。
2011年
海外OJT制度にてフィリピンに語学留学(現地法人の昇降機工事部門に所属)
2012年
稲沢製作所に戻り、昇降機の据付技術開発業務に従事。
2013年
本社にて昇降機海外フィールド事業の支援業務に従事。

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