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MITSUBISHI ELECTRIC RECRUITING 2020 理想と、競おう。

技術系 2013年入社 理工学部 樽床 祐樹 姫路製作所 x EV製造部 パワーユニット システム設計第3グループ技術系 2013年入社 理工学部 樽床 祐樹 姫路製作所 x EV製造部 パワーユニット システム設計第3グループ

技術系2007年入社

工学部

樽床祐樹

系統変電システム製作所
開閉機器製造部
品質管理
製品試験係長

※記事、所属・役職及び写真は取材当時のものです。

社会の基盤を支える使命とともに、
より良いものづくりを。


社会の基盤を支える要、電力開閉機器。妥協は許されない。

入社以来、変電所などで使用される電力用開閉機器の製造部に所属しています。開閉機器とは、簡単に言えば変電所におけるブレーカーやスイッチの役割を果たしています。例えば、落雷などにより事故が発生した回線を電力系統から切り離し、送電先の工場や家庭にまでその悪影響が及ばないようにする装置になります。私がこれまで主に従事してきたのが、開閉機器の新機種における開発検証業務。実際に機器を作り、動かし、どのような動作特性があるのか、さまざまな計測器やセンサーを用いて測定します。開閉機器は、開閉、遮断、通電、絶縁といった多くの要求性能を満たさなくてはならず、まさに複合要素の塊です。アウトプットされた検証結果をどのように捉え、どう判断すれば良いのか、問題がある場合その原因はどこにあるのか、理解するのにさまざまな知識と経験を必要とします。しかも、何十トンもの大きな出力を放出し動作する機器でありながら、その測定精度は1ミリ秒(1000分の1秒)という世界。高い精度が求められる非常にシビアな作業です。機器がそれぞれの企画規格に準じて正常に作動するのはもちろん、強度や耐久性が保たれているのかを検証していきます。性能評価については、社会の基盤である電力を支えるという使命を考えると、決して妥協は許されません。

私はもともと、ものづくりが好きで、社会インフラで活躍する自動ロボットに適用する様々なセンシング技術の開発・研究を行ってきました。その中で、社会インフラに携わる仕事のやりがいと、電力ネットワークというスケール感のある世界に興味を持ち、この分野を志望しました。

電力ネットワークは、発電所や変電所、送電線によって構成され、さらにそれらは発電機や変圧器、遮断器や断路器などさまざまな機器の集積によって構築された世界です。暮らしの基盤に直結する「電力」という社会インフラを支える要とも言える分野でもあり、大きなやりがいを感じています。

社会の基盤を支える要、電力開閉機器。妥協は許されない。

機器、品質、人を見つめ、三菱電機のブランドを守っていく。

現在は、開閉機器製造部の製品試験部門の係長として従事しています。具体的には、開閉機器および避雷器、変成器、変流器などの工場出荷試験、現地据付試験、試験工程管理、客先対応、製品試験業務の合理化開発業務などの統括業務です。管理職という立場上、これまで以上に関わる業務も、製品も、人も圧倒的に増えました。設計、検査、製造など、各部門のスペシャリストたちとやりとりをしながら、お客様に高品質の製品を納めるべく、品質を最重要視しながら、全体コーディネートしています。ものづくりの現場であるため、周りの方々は職人気質の方ばかり。その中で、どのように仕事を依頼していくのかは、強く意識するようにしています。それぞれの案件に対して、自分の考えや信念のようなものがないと相手も本気で動いてくれません。そのため、いつも仕事では、しっかりと目的やゴール、そこに至るまでのステップを定めた上で、相手と向き合うように心がけています。

そういった考え方に至るにあたっては、入社6年目から携わった新機種の開発設計業務の経験が役立っていると感じます。その時は、断路器と呼ばれる開閉機器のスイッチの設計を担当し、ミッションとしては、従来機種よりコストを抑えつつ性能を満たすため、新しい機構開発にチャレンジすることが求められました。当然、一筋縄ではいきませんでしたが、試行錯誤を繰り返す中で、何が原因で、何を解決すれば良いか、自らが考え徹底的に追求していく力が身についた気がします。また、各機器の構造や役割、これまで先輩方が手がけてきた知見、また自分の手がけた機器が導入される喜びを知ることで、より製造に関わる業務全体を把握できるようになった気がします。現在、製品品質の最後の砦である製品試験部門にいるからこそ、機器、品質、人、をしっかりと見つめ、三菱電機ブランドに恥じない高品質な製品を、数多くお客様に提供していきたいです。

機器、品質、人を見つめ、三菱電機のブランドを守っていく。 機器、品質、人を見つめ、三菱電機のブランドを守っていく。

仕事の原点。ものづくりにとって大切なこと。

今の私の原点とも言えるのが、入社後すぐの1年間の研修です。その道40年ほどの大先輩とともに、開閉機器の開発検証試験を最初から最後まで担当しました。新人が開発から製品化、製品試験、現地据付まで一貫して関われるのは稀なことで、早い段階で経験できたことは非常に運が良かったと思っています。開発検証では、機器の動作特性の測定方法はもちろんのこと、わざわざ紙に測定回路の式を書き、理論から説明して頂けたことは、非常に印象深い思い出です。その時、頂いた紙は、今でも自分のノートに貼り付け、大切に保管しています。特に学んだことは、「世の中に自分たちの製品を納めるとはどういうことなのか」ということ。先述の通り、開閉機器に問題が起きたとき、世の中に与える影響が非常に大きいものであり、そういったトラブルが起きないようにするには、どういったところに気を配り、管理していくのかという品質管理部門の重要さを徹底的に叩き込んでいただきました。日々、しつこいくらいに製品と向き合う大先輩の姿を間近に見ることで、ものづくりにおける大切なことを身をもって実感することができ、それが現在の仕事にも活きています。

また、仕事の進め方においても大きなことから小さなことまで数多く学ぶことのできる機会になりました。例えば、一つの製品をつくるにしても、製造現場の人と設計の人とでは、ミッションが異なるのは当然で、それぞれの視点や気質も全く違うもの。製造現場では「この構造の方が作業効率が良い」、設計では「性能を満たすのにはこの構造の方が良い」といった形で意見が対立することがあります。そういった時に、品質管理部門として間に入り、お客様視点で最善の形を模索します。その際に、相手の立場を慮ることや、それぞれの思いの汲み取り方などを、妥協するのではなくどうすればより良い製品がつくれるかという視点で、とりまとめることの大切さを学びました。あの頃、大先輩から受け継いだたくさんのことを、今度は私が次の世代へと伝えていけるように日々、精進していきたいと思います。

仕事の原点。ものづくりにとって大切なこと。

「点」ではなく「面」で、品質を作り込む。

ものづくりの世界において、お客様の要求を満たしたものづくりを推進するためには、すべての製造工程で、それを意識して活動することが必要です。そうした中だからこそ、より上流のタイミングで「どれだけ品質を作り込むか」という課題をクリアしていくことが、今の私の使命だと考えています。これまで開発検証や設計、製品管理に携わってきた者として、それぞれの現場を把握し、つなぎ、横通しを良くするような働きをしていくことができればと思います。同じ機器を扱っていても他部門とのやりとりは、つい省略されてしまいがち。しかし、今、何が進んでいて、何を考えなくてはいけないのか、という共通の意識を関係者全員で持てることが、よりチームの団結力を強め、密に連携を取ることでより良いものづくりへとつながっていきます。解決すべき課題に対して、一人ひとりの「点」ではなく、チームとして「面」で挑んでいけるような体制づくりに尽力していきたいです。

また、将来的なキャリアビジョンとしては、海外で働いてみたいという思いもあります。同じ開閉機器を扱っていても、きっと国や地域によってやり方や考え方は違うはずです。より幅広く視野を広げるという意味でも、一度、日本とは異なる環境の中で、自分の経験値を上げていければと思います。そして、新たな知見を吸収し、さらに発展させ、開閉機器製造部のエキスパートとして活躍していきたいと思います。

「点」ではなく「面」で、品質を作り込む。 「点」ではなく「面」で、品質を作り込む。

樽床 祐樹一流の製品をより一流に! 樽床 祐樹

Career Profile

2007年
入社。開閉機器製造部の品質管理課新製品管理係に配属。
2013年
同部の設計部門に異動し、新機種の開発設計業務を担当。
2016年
同部の品質管理課新製品管理係に戻り、開発検証業務の取りまとめを担当。
2017年
同部の製品試験部門の係長に任命。

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