メタル線IP伝送装置 MLCNET

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PLCとは

PLCの概要

PLC(電力線通信)とは、家庭やビルで使われている電力線を通信回線として使用する通信技術です。
電気の周波数は50Hzまたは60Hzですが、PLCは2M〜30MHzの周波数帯を使って信号を送りだすことによって双方向の高速通信を実現します。
PLCは電力線をそのまま通信回線として利用できるため、新たな通信線の敷設工事が必要ありません。したがって安価な導入費用でブロードバンドネットワークの構築が可能です。
PLCは電源コンセントを情報コンセントとして利用することにより、家庭やオフィスを始めとしたさまざまな場所で簡単に情報のやりとりができるようになる、ユビキタスネットワークを実現する有力技術の一つです。

電波法令により屋内利用に限定されます。

PLCのしくみ

PLCでは通信用と電源用で電力線を共有します。送信側で電気と信号を重ねて送り出し、受信側で重なり合った電気と信号を分けることによって通信を行います。そのための装置が『PLCモデム』※1や『PLCモジュール』※2です。

※1 PLCモデム:PLC通信制御基盤および電源基盤を1つの筐体に収納して型式を取得したもの。
※2 PLCモジュール:PLC通信制御基盤単体または電源基盤とのセットであり別途型式の取得が必要。