jp.co.melco.preserv.spatial.geometry
クラス psvGMPosition

java.lang.Object
  拡張jp.co.melco.preserv.spatial.geometry.psvGMPosition
すべての実装インタフェース:
java.io.Serializable

public class psvGMPosition
extends java.lang.Object
implements java.io.Serializable

位置を表すデータ型です。
地理情報標準の空間スキーマにおけるGM_Positionクラスに対応します。

導入されたバージョン:
Ver.6.0
作成者:
PreSerV Development Team
関連項目:
直列化された形式

コンストラクタの概要
psvGMPosition()
          位置データ型を生成します。
psvGMPosition(psvDirectPosition direct)
          指定された直接参照の位置情報を持つ位置データ型を生成します。
psvGMPosition(psvGMPointRef indirect)
          指定された間接参照の位置情報を持つ位置データ型を生成します。
 
メソッドの概要
 boolean equals(java.lang.Object other)
          このオブジェクトと他のオブジェクトが等しいかどうかを示します。
 void fixed()
          幾何属性の編集が確定したことを通知します。
 psvDirectPosition getDirect()
          本オブジェクトが保持する直接位置参照オブジェクトを取得します。
 psvGMPointRef getIndirect()
          本オブジェクトが保持する間接位置参照オブジェクトを取得します。
 boolean isModified()
          幾何属性の編集が行われたか否かを取得します。
 void modified()
          幾何属性が編集されたことを通知します。
 void setDirect(psvDirectPosition direct)
          直接位置参照オブジェクトを設定します。
 void setIndirect(psvGMPointRef indirect)
          間接位置参照オブジェクトを設定します。
 psvDirectPosition toDirectPosition()
          本オブジェクトが参照する位置を遡って取得します。
 java.lang.String toString()
          このオブジェクトの情報をStringで返します。
 void translate(double dx, double dy)
          現在の座標値を指定された移動量だけ移動します。
 
クラス java.lang.Object から継承したメソッド
clone, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

psvGMPosition

public psvGMPosition()
位置データ型を生成します。
直接位置参照オブジェクト・間接位置参照オブジェクトともにnullとなります。


psvGMPosition

public psvGMPosition(psvDirectPosition direct)
指定された直接参照の位置情報を持つ位置データ型を生成します。
内部でsetDirectメソッドを呼び出します。

パラメータ:
direct - 直接参照の位置情報

psvGMPosition

public psvGMPosition(psvGMPointRef indirect)
指定された間接参照の位置情報を持つ位置データ型を生成します。
内部でsetIndirectメソッドを呼び出します。

パラメータ:
indirect - 間接参照の位置情報
メソッドの詳細

getDirect

public psvDirectPosition getDirect()
本オブジェクトが保持する直接位置参照オブジェクトを取得します。
間接位置参照オブジェクトを保持する場合 又は どちらの参照も設定されていない場合はnullが返ります。

戻り値:
直接位置参照

setDirect

public void setDirect(psvDirectPosition direct)
直接位置参照オブジェクトを設定します。
このとき本オブジェクトが保持する間接位置参照オブジェクトがnullに設定されます。 つまり同時には一方の属性しか保持しません。

パラメータ:
direct - 直接位置参照

getIndirect

public psvGMPointRef getIndirect()
本オブジェクトが保持する間接位置参照オブジェクトを取得します。
直接位置参照オブジェクトを保持する場合 又は どちらの参照も設定されていない場合はnullが返ります。

戻り値:
間接位置参照

setIndirect

public void setIndirect(psvGMPointRef indirect)
間接位置参照オブジェクトを設定します。
このとき本オブジェクトが保持する直接位置参照オブジェクトがnullに設定されます。 つまり同時には一方の属性しか保持しません。

パラメータ:
indirect - 間接位置参照

toDirectPosition

public psvDirectPosition toDirectPosition()
本オブジェクトが参照する位置を遡って取得します。
直接参照の位置を保持する場合はそれを返し、間接参照の位置を保持する場合は 間接参照先の直接参照位置にたどり着くまで遡って取得します。
ただし直接参照の位置 又は 間接参照の位置が未設定の場合、もしくは設定された位置の 必要な初期化が行われていない場合はpsvNotYetInitializedExceptionをスローします。

戻り値:
直接参照の位置
例外:
psvNotYetInitializedException - 必要な属性が設定前に呼ばれた場合

equals

public boolean equals(java.lang.Object other)
このオブジェクトと他のオブジェクトが等しいかどうかを示します。

パラメータ:
other - 比較対象の参照オブジェクト
戻り値:
other 引数に指定されたオブジェクトとこのオブジェクトが等しい場合は true、
そうでない場合は false
関連項目:
Object.equals(java.lang.Object)

translate

public void translate(double dx,
                      double dy)
現在の座標値を指定された移動量だけ移動します。

パラメータ:
dx - X軸方向の移動量
dy - Y軸方向の移動量

modified

public void modified()
幾何属性が編集されたことを通知します。


fixed

public void fixed()
幾何属性の編集が確定したことを通知します。
本メソッドはオプション内部で使用するキャッシュ管理の仕組み上で呼び出されるAPIであり、 ユーザが呼び出すべきではありません。
ただしキャッシュに依存する幾何属性(オブジェクト)を独自に追加した場合は 本メソッドをオーバライドし、当該オブジェクトに対してfixedメソッドを呼び出す必要があります。


isModified

public boolean isModified()
幾何属性の編集が行われたか否かを取得します。
編集が行われた場合はtrue、それ以外の場合はfalseを返します。
幾何属性の編集の有無の判定は再帰的に自身の属性として設定されたオブジェクトに対しても 行います。

戻り値:
編集が行われた場合はtrue、それ以外の場合はfalse

toString

public java.lang.String toString()
このオブジェクトの情報をStringで返します。

戻り値:
このオブジェクトの文字列表現