発電プラント計装制御システム

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適用例

水力発電

従来と比べ、大きな省スペース化をし
国際標準規格への対応をサポートし様々な機器とのシームレスな連携を実現

水力発電所を新設するクライアントからの依頼。クライアントからの要望は「既設の発電所との通信による連携」「従来の標準サイズよりも省スペース化」があります。三菱電機は、既設発電所の通信規格・系切替手法を調査し、そして新発電所の現地調査を踏まえて最適配置の検討を実施します。通信の連携はMELSEP5Gの国際標準規格で対応し、またSG型PIOにより盤面数削減による省スペース化も可能となります。

従来と比較し、大幅な省スペースを実現するMELSEP5G

SG型PIOはポイント絶縁されているため、バッファリレーやアイソレータが不要です。また、コンパクト設計しているため盤面数を削減します。

国際標準のプログラム言語・通信規格への対応を実現

MELSEP5Gはプログラム言語・通信規格において、複数の国際標準の言語・規格に対応し、海外のお客様でもエンジニアリング可能です。各種通信規格に対応しているので、様々な機器とのシームレスな連携が可能です。

システムモニタ機能などで
早期かつ安全にトラブルシューティングが可能

ハードウェアの異常を監視できるシステムモニタ機能、アプリケーションソフトウェアの動作状態を監視できるロジックモニタ機能でトラブルの早期発見が可能にします。最大5msでデータ収集ができる高速トレンド機能を搭載することでトラブル解析が詳細にできます。

国際標準のプログラム言語・通信規格

プログラミング言語として、国際標準言語IEC61131-3に準拠しています。また、OPC UA通信により、各種プラットホームとシームレスに連携可能です。IEC61850、Modbus/TCP、PROFIBUS DP等の様々な国際標準通信もサポートしています。

システムモニタ機能

システム上の故障部位の特定及びエラー解析のため、CPU・ネットワーク・PIO・電源等の異常をOPS/エンジニアリングツールで監視できるようにしたものです。
従来機種よりも詳細なエラー内容を表示し、エラー原因調査に必要なトレース情報も表示できます。

ロジックモニタ機能

OPS上で、警報一覧や系統図から関連する制御装置のロジックを簡単に開き、オンラインでモニタリングすることができます。また、シンボルの出力を「現在値」または「入力設定した値」で固定することができ、さらに、シンボルのパラメータチューニングも行うことができます。

高速トレンド機能

制御装置が演算周期毎に収集したデジタル・アナログデータを高速データ収録装置に収集・蓄積し、トレンド表示を行います。
トリガ点を設定することで、その前後のデジタル・アナログデータが個別で保存され、プラントトリップ時等の解析に使用することができます。

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