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大型望遠鏡 野辺山宇宙電波観測所

野辺山45m電波望遠鏡@野辺山宇宙電波観測所


この電波望遠鏡は、主鏡の直径が45m、総重量700トンもあります。完成から28年が経過しているものの、100GHz帯の電波望遠鏡としては、現在でも世界最大の電波望遠鏡です。この電波望遠鏡で観測できる電波の波長は約2mm〜300mm (周波数1GHz〜150GHz)です。対象としては、近いところで惑星の大気から、宇宙の果ての原始銀河まで大変幅広い観測を行っています。銀河の中心に巨大ブラックホールが存在することを世界で初めて確認した研究では、世界を驚かせました。
い鏡面精度を支える三菱電機の技術
この電波望遠鏡はとても大きくて重いため、目標の天体に傾けたときに自重による変形を制御する高い技術が必要となります。その技術として、当社独自の鏡面制御技術が使われています。自重変形をコントロールすることで、精度の高い観測が可能となります。また、太陽の熱による鏡面の熱変形を抑えるために、熱膨張率が低く、軽量で強度のあるCFRP(carbon fiber reinforced plastics)と呼ばれる素材を使用しています。さらに鏡面下に独自の空調システムを導入、鏡面裏側に日除けパネルを設置することにより、鏡面精度を向上させ、誤差を髪の毛一本分の太さ(90μm以下)に抑えることに成功しています。
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