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CLUB DIATONE

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さらなる高音質を求めて

from NR-MZ90

to NR-MZ300PREMI

ユーザー:吉田知樹さん
協力店:サウンドビルド様

DIATONE SOUND.NAVI+スピーカーに始まり高音質化のシステムアップを
急激に充実させる

今ではすっかりカーオーディオのベテランとなっているオーナーの吉田さん。そんなオーナーと本格的なカーオーディオとの出会いは10年前のことだった。

「純正やトレードインではなく、もっと良い音を聴きたくなって友人に相談したところ、サウンドビルドを紹介されてやって来ました。ショップスタッフは気さくで話しやすく、いろいろな相談に乗ってもらってシステムを決めていきました。」

最初に選んだナビはNR-MZ80PREMIだった。音の良いナビを求めてチョイスしたのが同モデル、さらにフロントスピーカーのDS-G50と合わせてダイヤトーンブランドで統一した。その後はパワーアンプを加えたり、スピーカーをDS-SA3へとグレードアップするなど、高音質化のためのシステムアップを順に楽しんでいったオーナー。数年後には狙い通りの高音質化を完成させる。

「オーディオが高音質になると聴く曲もどんどん変わっていきました。当初はJ-POP中心だったのですが、さまざまな音のニュアンスを楽しむうちにJazz やクラシックも幅広く聴くようになっていました。システムアップして高音質になっていくにつれて、愛車で音楽を聴くのがどんどん楽しくなっていきました。」

そんな充実のオーディオライフを送っていたオーナーだったが、3年前に通勤用のクルマとしてアイミーブを購入した。毎日使うクルマこそ良い音にしたいと思ったオーナーは、それまでのシステムをすべてアイミーブに移設することにした。その際、ショップのデモカーに装着されていたNR-MZ90PREMIを聴き、その音の良さに惚れ込んでナビを変更することにした。さらにサブウーファーとしてSW-G50も追加してシステムを充実させた。

「結果的に愛車のシステムはダイヤトーンのユニットがほとんどを占めることになりました。音が良いのはもちろんですが、ブランドの信頼感もあったのがその一因だと思います。ダイヤトーンに対する私の印象はゆったりした曲に合うサウンドです。深みがあって厚さを感じさせる音、印象的にはドシッとした落ち着きのある音ですね、この音が自分好みなんです。現在使っているスピーカーのDS-SA3も含めて、音の傾向がダイヤトーンのユニットには共通してあると感じています。」

毎年の進化を見ていたDIATONE SOUND.NAVIシステムは変更せず
最新モデルへの換装を決意

アイミーブにシステムを移植して、サウンドの調整も決まり毎日の通勤や街乗りなどで音楽を楽しんでいたオーナー。サウンドには特に不満もなかったのだが、進化を続けるDIATONE SOUND.NAVIの最新モデルが気になって、NR-MZ300PREMIへの交換を実施する。

「それまで使っていたNR-MZ90PREMIは本当に完成度の高いナビだと感じていました。正直言って“これ以上のナビってあるのだろうか?”とさえ思っていたんです。しかしNR-MZ300PREMIに交換するとその思いは一瞬にして覆りました。」

ショップのデモカーなどではすでに聴いたことがあったNR-MZ300PREMIだが、自分のクルマに取り付けたことでその印象は大きく変わったという。しかもスピーカーを含めたシステムはまったく変更することなく、ナビのみを変更したことで音の変化をストレートに感じたのもわかりやすかったという。

「第一印象はナビを交換するだけで“ここまで音が変わるのか!”ということでした。聴いた瞬間に鳥肌が立ちました。NR-MZ80PREMIからNR-MZ90PREMIへの変更も体験していますが、それよりもレベルアップの幅がずいぶん大きく、NR-MZ300PREMIとNR-MZ90PREMIとでは明らかに違う空気感を改めて感じました。またクリア感が断然アップしています。さらには生々しいサウンドが一層レベルアップしました。ギターやベース、ドラムスといった楽器の音が本物の音に限りなく近いんです。これが本当に心地良い。女性ボーカルの高域の美しさも際立っています。試聴でノラ・ジョーンズを聴くことも多いのですが、声のニュアンスがリアルで生々しく存在感満点の音に仕上がっていると感じました。」

周辺のシステムを一切変更せずナビを変更するだけでここまでの音質アップを果たしたことにオーナーは感動した。そして音質向上に対するコストパフォーマンスの高さも同時に感じたという。

「今回のナビ交換と同程度の音質アップをするためにはどれほどシステム変更を加える必要があるのかを考えると、ナビの進化は手軽で効果的なシステムアップだと実感しました。」

アイミーブに8インチをビルトイン周辺加工や塗装を含めて
美しいフィニッシュに満足

サウンド面のレベルアップはもちろんだが、NR-MZ300PREMIを使い始めたオーナーは操作性のスムーズさにも感心しているという。

「曲リストをフリックして送ったり、操作がスマートで動きが速いのが良いです。まるでスマホを使っているようにサクサクいろんな操作ができるのが気に入ってます。メニューの構成も直感的に使えて迷うことが無いのも良いところです。」

さらにアイミーブには従来純正では7インチモニターの設定しかないがダッシュを加工してビルトインしたのもオーナーのお気に入り。当初は7インチモデルしかビルトインできないと考えていたオーナーだったが、ショップで相談したところ加工前提であれば問題なく8インチモデルが取り付けられることを知る。具体的にはナビの取り付け部の開口部を広げる加工を加え塗装を施して美しくフィニッシュされている。こうして純正と変わらないデザインでNR-MZ300PREMIをビルトインすることに成功したのだ。

また普段使いで快適さを感じるシーンも増えたという。

「すべての曲は自宅のPCで管理して、SDカードにデータを転送してDIATONE SOUND.NAVIで再生しています。もちろんその音の良さは先にも話したとおりなんですが、ちょっと驚いたのはFMラジオやテレビの音がすごく良くなっていることです。それを強く感じるようになって通勤でも良くラジオを聴きます」。

おじさんがオーディオの師匠だというオーナーの吉田さん。ホームオーディオマニアであるおじさんの自宅には高級ユニットがズラリと並び、吉田さんもことあるごとに試聴に訪れるという。おじさんは多彩な音源も所蔵していることから、いろいろな曲を教えてもらうのも楽しみだとか。そんなレベルの高いホームオーディオを聴いていて思うのがステージの広さ。ホームオーディオのような広大なステージをいつかは車内で再現してみたいと思っている。こうしてオーナーの高音質への探究心は続いていくのだった。

ショップ代表・松田さんから見たDIATONE SOUND.NAVI

長くオーナーの吉田さんと二人三脚で音作り&システム作りを手がけてきたショップ代表の松田さんに、DIATONE SOUND.NAVI の魅力を語ってもらった。

「今回はNR-MZ90PREMIからNR-MZ300PREMIへの変更だったんですが、この両モデルはまったくの別物と考えられるでしょう。数回のモデルチェンジを経てDIATONE SOUND.NAVI は大きく進化しました。印象的な音の進化のひとつがリアルさです。音源を聴いていると、あたかも録音現場で聴いているような音が再生されるのです。もちろん本当の生音は聴いたことがないのですが、 “こんな音が鳴っていたはず”と想像させる音なんです。そのリアルさが心地良い音につながっているのです。今回のシステムアップはスピーカーなどの周辺機器にはまったく手を付けずにナビのみを変更したので音の進化がわかりやすかったのもあります。調整データもNR-MZ90PREMI のものを入力して、同条件でオーナーに聴き比べてもらうこともしてみました。また調整幅の広さはDIATONE SOUND.NAVI の特長でもあるので、これから徐々に調整を重ねていく予定です。オーナーが望む広くて奥行きのある音を再現できる素材でもあると思います。」

ライターのプチインプレッション

NR-MZ300PREMIを中心にフロントスピーカーにはDS-SA3、サブウーファーにはSW-G50 を加え、外部アンプを使ってドライブするシステムを構築した吉田さんのアイミーブを試聴してみた。一聴して感じるのがとにかく生々しいサウンド。中高域もエネルギッシュで音のシャワーが降り注ぐ感覚。また楽器のニュアンスを細部まで描き出しているところも特長。小編成のJazz ではピアノのタッチ、ドラムスのアタック、ブラシの雰囲気などをリアルに再現しているのが心地良い。各楽器が混じることなくきれいに分離しているので明確でクリアなサウンドなのも好感が持てる。さらにボーカルはオーナーのライブラリーに入っていたノラ・ジョーンズを試聴。ブレスなどの細かなニュアンスが見事に再現されることでリアル感をしっかり感じさせてくれる音に仕上がっている。最後にオーナーが両親を乗せたときに聴かせるという昭和歌謡の音源も試しに聴いてみた。古い音源なので録音の状態は決して良くないものの、しっかり生々しいニュアンスが再現されているので聴いていて楽しく鳴る音だった。どんな音源を聴いても心地良さを感じさせる音に仕上がっていると実感した試聴となった。

ショップ紹介

吉田さんのアイミーブを製作したサウンドビルドは創業15年、さらに代表の松田さんはインストーラーとして34年の経験を持つ大ベテラン。それだけにインストール&音作りの引き出しは多い。ショップのモットーは徹底して客と一緒に音を作り上げて行くこと。加工もどんなものでも手がける技術力の高さを誇る。

例えば音質と密接に関係するドアの作りでも、長年の経験とノウハウがあり、材料や加工方法などもクルマやユニットに合わせて最適な手法を投入できるのも経験値の高さゆえなのだ。代表の松田さんは自らドラムスを演奏するプレイヤーでもある。仲間とバンドを組んで定期的にライブもこなす。「ドラムスをはじめたのはアコースティックな楽器で音のことをもっと知りたかったからです。また原音、レコーディングとプロセスを経て音がどう変化するのかも実際に体験したい、と思ったのがバンドをはじめた理由でもありました。」ここで培った経験値をインストールやサウンドチューニングで活用しているのもサウンドビルドの強みのひとつになっている。

サウンドビルド
京都府京都市南区河原町十条上る西側
電話:075-682-1387

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