ここから本文

Factory Automation

印刷用ページ

文字サイズ変更

文化・教養文化・教養

先人の知恵や歴史、日常に役立つマナーを掲載しています。

知っ得マナー
高級レストランでのマナー ― グランメゾンの上客たる振る舞い ―

2014年8月公開【全1回】

要旨

超一流レストランに予約の電話を入れる――。緊張する瞬間だが、この最初の関門を突破すると、かなりの余裕が生まれる。予約時は、ドレスコードなど自分が安心するための情報を得るとともに、食事の目的や予約したい席など、こちらの情報や要望をできるだけ多く伝えておきたい。
例えば予約時に、ソムリエとワインの相談をしておくのも一法だ。金額の目安を伝えておけば、レストランとしてもお勧めしやすく、当日、同伴者に値段を知られずに選ぶことができる。ワインは、あくまでもホストがオーダーするもの。その自信がない人は、予約時に銘柄まで決めておくといい。
ところで、予約は手紙でもできることをご存じだろうか。以前、予約をしたいと書かれた手紙をもらったレストランの関係者が「丁寧だな」という印象を持ち、特等席を用意したというエピソードもある。知っておいて損はない裏ワザである。
店のスタッフは客の服装にも注目している。男性はジャケット着用というドレスコードが一般的。だからといって、ジャケットにジーンズとスニーカーはNGなので気をつけたい。女性はワンピースが無難だが、「華やかなドレスの場合は、上席へと案内する」というレストランもある。ぜひ、ドレスアップして出かけたい。
そして帰り際には、スタッフにねぎらいの言葉をかけるのが上客たる振る舞い。コミュニケーション上手は、褒め上手でもある。

予約時のポイント ①ドレスコードなど必要な情報を事前に確認しておく ②食事の目的や予約したい席などを店側に伝える ③ソムリエとワインの相談をしておく(金額の目安など)

これまで掲載された記事はこちらから

「文化・教養」トップページに戻る

ページトップに戻る