モーションCPUの安全信号監視機能を使用した場合
モーションCPUとシーケンサCPUで独立して2重に安全監視しています。
iQ Platform上に一般制御と安全制御を混在でき、安全システムをシンプルに構築することができます。ライトカーテン、非常停止ボタンなど複数点の安全信号監視が必要なシステムに適しています。
点 数 | 内 容 | |
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入力信号 | 20点×2系統 | ユーザ用安全信号 |
出力信号 | 1点×2系統 | 遮断信号 |
11点×2系統 | ユーザ用安全信号 |
セーフティロジックユニットMR-J3-D05を使用した場合
セーフティロジックユニットMR-J3-D05はSTO機能とSS1機能を内蔵し、サーボアンプ2台分の安全入出力信号を持っています。
SS1機能を使用する場合に最適です。
点 数 | 内 容 | |
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入力信号 | 2点×2系統 | ユーザ用安全信号 |
出力信号 | 4点×2系統 | 動力遮断出力 |
*1. STO機能により2個の電磁接触器を削減できます。 ただし、この図では、アラーム発生時の電源遮断用に、電磁接触器を1個取り付けています。
サーボアンプの安全機能を使用した場合
サーボアンプMR-J4-BはSTO機能に標準で対応しています。ライトカーテンなど1点だけを使用する場合に最適です。
点 数 | 内 容 | |
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入力信号 | 1点×2系統 | ユーザ用安全信号 |
出力信号 | 1点×2系統 | 動力遮断ステータス |
*1. STO機能により2個の電磁接触器を削減できます。 ただし、この図では、アラーム発生時の電源遮断用に、電磁接触器を1個取り付けています。
速度監視機能(SLS)はモータ速度が安全速度となっていることを監視する機能です。
指令速度とフィードバック速度を安全速度と比較することにより安全速度を保証しています。異常時、STOまたはSS1により動力を遮断します。
シーケンサCPU:Q06UDEHCPU | モーションCPU:Q172DSCPU | サーボアンプ:MR-J4-B |
GOT:GOT1000シリーズ | 安全信号ユニット:Q173DSXY | サーボモータ:HG-SR |
基本ベース:Q35DB | 入出力ユニット:QX40、QY40P |
※1:モーションコントローラ、サーボアンプは安全カテゴリ3, PLd, SIL2に対応しています。
装置のリスク分析結果にもとづき適用可否や追加の安全方策を検討してください。