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Factory Automation

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MELSERVO-J4 Solutions vol.08 省エネを考慮した搬送装置

現場の課題はこれで解決!

現場の課題 課題1 課題2 課題3

省エネを考慮した搬送装置

解決1

MR-J4シリーズは電力計測機器なしにサーボアンプの消費電力を計算して、上位コントローラへ送り、モニタができます。

・パラメータの設定(任意データモニタ種別設定)

解決1図

・消費電力の表示

解決1図

解決2

多軸一体サーボアンプは、減速時の回生エネルギーを別の軸の力行エネルギーに使用することができます。
図のように、Y軸の減速時、Z軸が加速する運転パターンではY軸の回生エネルギーをZ軸の力行エネルギーに使うことができ、省エネになります。

解決2図

解決3

解決3図

機械の機構や運転パターンを設定するだけで、最適なサーボモータ、サーボアンプ、回生オプションを選定できます。
複数候補の選定結果から最適な組合せを選ぶことが可能で、多軸システムにも対応しています。
容量選定 Motorizerは三菱電機FAサイトからダウンロードして無償でご利用になれます。
Motorizerは、MR-J5, MR-J4, MR-JNシリーズに対応しています。

モデルシステム

機器構成アプリケーション

機器構成

シーケンサCPU:Q06UDEHCPU シンプルモーションユニット:QD77MS16 サーボアンプ:MR-J4W3-B,MR-J4W2-B
GOT:GOT 1000シリーズ 入出力ユニット:QX40、QY40P サーボモータ:HG-KR
基本ベース:Q35DB   リニアサーボモータ:LM-H3

立ち上げ手順

手順1

サーボアンプの設定をします。

下向き矢印

手順1-図

手順2

任意モニタデータの設定項目で「ユニット消費電力」または「ユニット積算電力量」を選択すると、サーボアンプの消費電力をモニタできます。

下向き矢印

手順2-図

手順3

GOT画面に表示するピーク消費電力、ピーク積算電力量、ピークモータ電流値は各項目からシーケンスプログラムで算出します。

手順3-図