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Factory Automation

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MELSERVO-J4 Solutions vol.10 ナットランナー装置

現場の課題はこれで解決!

現場の課題 課題1 課題2

ナットランナー装置

解決1

位置制御、または速度制御から押当て制御に切換えることにより、上下軸(Z軸)、回転軸をトルクセンサなしにネジ締めができます。押当て制御は速度制御、または位置決め制御から停止せずにトルク制御に切換える制御です。

解決1図
【動作】  
①→② 上下軸:退避位置から作業位置までを移動
回転軸:サーボON状態で停止中
上下軸:押当て制御に切換え
回転軸:速度制御に切換えて低速で始動
②→③ 上下軸:ネジの仮締め開始
回転軸:中速度に切換えてネジ締め
③→④ 上下軸:ネジを一定トルクで押し付ける
回転軸:押当て制御に切換えてネジ締め
④→⑤ 上下軸:ネジを一定トルクで押し付ける
回転軸:指定トルクに変更してネジ締め
⑤→⑥ 上下軸:位置制御に切換えて退避位置まで移動
回転軸:位置制御に切換えて退避位置まで移動
解決1図
解決1図

解決2

モータ極数とスロット数の組合せを最適にすることで、通電トルクリップルを大幅に低減。
ネジ締め付け時の繰り返し精度を改善することができます。

解決2図

モデルシステム

機器構成アプリケーション

機器構成

シーケンサCPU:Q06UDEHCPU シンプルモーションユニット:QD77MS4 サーボアンプ:MR-J4(W3)-B
GOT:GOT1000シリーズ 入出力ユニット:QX40、QY40P サーボモータ:HG-SR,HG-KR
基本ベース:Q35DB    

立ち上げ手順

手順1

システム構成でサーボアンプの設定をします。

下向き矢印

手順1-図

手順2

各軸のサーボアンプの設定をします。サーボアシスタント機能を使用すると、初めての方でも簡単に設定ができます。

下向き矢印

手順2-図

手順3

制御モード切換え等の制御用プログラムをファンクションブロック(FB)で簡単に作成できます。

手順3-図