ここから本文

ニュースリリース

テキスト版

掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2015年2月17日
開発(研究開発成果披露会)

2014 年度 三菱電機 研究開発成果披露会の発表案件

印刷用ページへ

 三菱電機株式会社は、研究開発成果披露会において17 件の成果展示を行いました。新規案件7件は、概要を以下の通り記載いたします。詳細は、記載のURL からご覧いただけます。その他の出展案件につき、出展案件 一覧からご覧いただけます。

故障発生回路を特定、健全回路は発電継続で発電量低下を最小限に
太陽光発電向けシステム安定性向上技術
 太陽光発電システムにおいて、世界で初めて、DC(直流)回路の接続不良などによるDCアークの発生回路を早期に特定し、その故障発生回路だけを瞬時に遮断する技術を開発しました。システム全体を停止することなく、故障範囲の特定により早期に復旧できるため、発電量低下を最小限に抑制し、安定した発電に貢献します。
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2015/0217-a.html
一つの照射ノズルで、患部にあわせて3種類の照射を実現し、患者の負担を軽減
粒子線治療装置(陽子タイプ)向け多機能照射ノズルを開発
 がん治療に使用される粒子線治療装置において、一つの照射ノズルでブロードビーム・積層原体・スキャニングの3種類の粒子線ビームを短時間に切り替えて照射できる「多機能照射ノズル」を開発しました。これにより、ひとつの治療室で患部の位置や形状に合わせた短時間かつ高精度な照射による治療が可能になり、患者の負担を軽減することができます。
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2015/0217-b.html
複雑な曲面形状の高速・高精度な加工を実現
工作機械向け工具位置の制御技術を開発
 工作機械向け数値制御(CNC)技術において、目標の工具経路からのずれを推定し、工具の位置を補正する工具位置制御技術を開発しました。 実証試験では、加工時間の10.4%短縮を実現し、切削加工の高速・高精度化に加え、複雑な曲面形状などに対する直接切削加工の生産性向上が期待できます。
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2015/0217-c.html
工場のIoTデータを安全・安心にクラウド接続し、複数拠点の連携を実現
将来の工場に向けた「IoTファクトリーコントローラ」を開発
 IoT(Internet of Things:モノのインターネット)時代に向け、工場を安全・安心にクラウドに接続できる「IoTファクトリーコントローラ」を開発しました。これにより、クラウドを活用したFA統合ソリューションe-F@ctoryの構築を容易化し、本社や工場など複数拠点の連携を実現します。
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2015/0217-d.html
監視員による早期の津波検知と避難時間確保を支援し、沿岸地域の防災・減災に貢献
「レーダーによる津波監視支援技術」を開発
 レーダーで観測した海表面の流速から津波成分を抽出して見える化するとともに、波高を推定する世界初の津波監視支援技術を開発しました。この技術により、早期の津波検知と避難行動に必要な時間の確保を支援します。
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2015/0217-e.html
周辺雑音を大幅に除去し、聞き取りやすい音声通話に貢献
車内音声通話の「雑音除去技術」を開発
 カーナビゲーションなどに搭載されているハンズフリー通話の雑音による音声通話品質の劣化を大幅に改善する雑音除去技術を開発しました。従来困難であったウインカーやワイパーの作動音などの非定常雑音を含む雑音を96%取り除き、聞き取りやすい音声通話の実現に貢献します。
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2015/0217-f.html
若手デザイナーによる新プロジェクトのチャレンジ
途上国の暮らしに向けたコンセプトモデルの提案
 途上国に住む低所得階層(BOP層)の人々の暮らしに向けたデザインの取り組みとして、若手デザイナー4名からなる新プロジェクト「small world project」のコンセプトモデルを提案します。
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2015/0217-g.html

PDF形式のデータをご覧いただくには、アドビシステムズ社のAcrobat Reader(無料配布)が必要です。導入されていない方は左のアイコンをクリックして、Adobe Systemsのホームページからダウンロードしてください。なお、ダウンロード及びインストールに関するお問い合わせは、アドビシステムズまでお願いいたします。