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サステナブル
ホテル過ごす、
新しい旅

12

4つの庭と織りなす、
東京のひととき

#12 庭のホテル 東京

皇居近く、水道橋で
響き合う自然と建築の調和

皇居の静けさと、オフィス街の躍動が交錯する東京都千代田区。
「庭のホテル 東京」は、水道橋駅から徒歩圏という都心の交通至便な立地にありながら、建築と庭園が調和した自然に寄り添うデザインが特徴的です。

館内には木組み・和紙・障子・石材など和の意匠と自然素材を巧みに配し、やわらかな光の差し込む寛ぎと伝統美の空間を演出。また、敷地内には四季の自然を表現する4つの“庭”が設けられ、湧水・滝・流水の3つの水景や、枝葉の揺らぎ、木漏れ日など五感で季節の移ろいを感じられるように設計されています。

屋上菜園で実現する
「館産館消」

ホテル屋上では庭のホテル独自のサステナブルな取り組み「eco 庭」プロジェクトを進めています。敷地内の4つの庭でうまれる落ち葉とレストランのキッチンから出る野菜くずから腐葉土を作り、さらに卵殻も石灰肥料としてリサイクルし、それらを活用して屋上で菜園を営んでいます。また、宿泊ゲストが廃棄したスーツケースや、酒樽などをプランターとして再利用しています。

この菜園で育てた新鮮な野菜・ハーブは館内のレストランで料理に用いられ、「地産地消」ならぬ「館産館消」の恵みに。輸送距離を抑えることで、CO2削減に寄与し、環境への負担の削減につながっています。

都市の緑とミツバチでつながる

屋上には菜園の植物の受粉のために小さな養蜂箱が設けられており、そこから飛び立つミツバチたちは、皇居、小石川後楽園、上野恩賜公園などホテル周辺の緑地の花々の蜜を集めます。

採蜜されたはちみつは「庭のはちみつ」として、館内レストランでの提供のほか、瓶詰でも販売。都市の生態系をそっと支えることも、このホテルのサステナブルな取り組みの一部です。

旅の満足と社会への
貢献を両立する新しい旅

館内ではLEDの照明の採用に加え、再生可能エネルギーの非化石証書等を活用した実質的なCO2排出ゼロを目指しています。客室のバスタブに適正湯量表示や節水型シャワーを導入したり、リネン交換の頻度の調整によって、水の使用量を節減。さらに、アメニティはバイオマス素材・木質素材へ切替え、全客室には分別用ゴミ箱を設置して、レストランの食材廃棄物とあわせて循環にとりくむなど、さまざまな取り組みを実施しています。

このような「3R(リデュース・リユース・リサイクル)+Renewable(リニューアブル)」への「庭のホテル 東京」の積極的な取り組みは、環境配慮や社会や地域への貢献として評価され、2021年に公益財団法人日本環境協会によるエコマーク認定(認定番号 20 503 006)を取得しました。

日常の喧騒を離れた旅の満足と社会的な責任を両立する新しい旅。伝統美と緑を五感で味わえるこのホテルで、体感してみてはいかがでしょうか?

2025.12.01

庭のホテル 東京

〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町1-1-16
TEL 03-3293-0028
https://www.hotelniwa.jp/新しいウィンドウが開きます。

写真提供:庭のホテル 東京