和食シリーズ企画 第二弾 郷土料理を楽しもう和食シリーズ企画 第二弾 郷土料理を楽しもう

その地域の産物を使い、独自の調理方法で作られてきた郷土料理には、日本の食文化の素晴らしさがたくさん詰まっています。「和食とは何か?」に迫った和食シリーズ企画第一弾に続き、今回は、日本全国の郷土料理を通して、食卓の未来について考えます。本企画は、産経新聞社様のご協力により、過去に産経新聞料理面に掲載された郷土料理から一部をご紹介しています。その地域の産物を使い、独自の調理方法で作られてきた郷土料理には、日本の食文化の素晴らしさがたくさん詰まっています。「和食とは何か?」に迫った和食シリーズ企画第一弾に続き、今回は、日本全国の郷土料理を通して、食卓の未来について考えます。本企画は、産経新聞社様のご協力により、過去に産経新聞料理面に掲載された郷土料理から一部をご紹介しています。

和食シリーズ企画 第二弾 郷土料理を楽しもう

第七回 北海道の郷土料理を作ってみよう!第七回 北海道の郷土料理を作ってみよう!

【北海道】ほっき飯【北海道】ほっき飯

北海道の太平洋とオホーツク海沿岸では、ほっき貝がよく採れ、その炊き込みご飯は郷土の味として親しまれてきました。
作り方や具は家庭によってさまざま。
今回は、濃い旨みが出るヒモだけを刻んで炊き込み、仕上げに下煮した身を加えて蒸らしました。

【材料(4人分)】
  • 米…3合(540ml)
  • ほっき貝…8個
  • にんじん…1/3本
  • 干し椎茸(もどしたもの)…2枚
  • 万能ねぎ…2本
  • 昆布…5cm角
  • 調味料
    • 酒…大さじ3
    • しょうゆ…大さじ3
    • みりん…大さじ2
    • 塩…ひとつまみ
  • 塩…適量
  • 水…適量
作り方作り方

三菱IHクッキングヒーターとジャー炊飯器を使用した作り方をご紹介しています。

  1. 1.ほっき貝の下ごしらえをする1.ほっき貝の下ごしらえをする

    ほっき貝は殻をむき、ワタなどを除いて足(中央にある舌状の身)とヒモ、貝柱に分ける。
    足は厚みを半分に切ってウロ(内臓)を除き、ヒモは塩もみする。
    足は縦3等分に切り、ヒモは粗く刻む。

  2. 2.米を研ぐ2.米を研ぐ

    米は研ぎ洗いし、ザルに上げて20分ほどおく。

  3. 3.野菜を切る3.野菜を切る

    にんじんは長さ3cmの細切りにする。
    干し椎茸は薄切りにする。
    万能ねぎは小口切りにする。

  4. 4.貝を下煮する4.貝を下煮する

    小鍋に調味料を入れて【火力6】でひと煮立ちさせ、足と貝柱を加える。
    混ぜながら火を通し、足がピンク色に変わったらざるでこし、貝と煮汁に分ける。

  5. 5.炊く5.炊く

    炊飯器の内釜に米を入れ、煮汁に水を加えて2・3/4カップ(550ml)にし、加える。
    にんじん、干し椎茸、ヒモを散らし、さっと洗った昆布をのせ、【白米・炊込み】で炊き上げる。
    さっくりと混ぜ合わせ、足と貝柱をのせて10分ほど蒸らす。

  6. 6.仕上げる6.仕上げる

    さっくりと混ぜ合わせて器に盛り、万能ねぎを散らす。