
『SING/シング:ネクストステージ』
今回レポートをするのは…
※試写会に際しては、入念な感染対策を行った上で、参加いたしました。
編集部員T(男性)
家のテレビやスマホでまったり映画を楽しむのもよいですが、映画館ならではの、大型スクリーン、音響、臨場感も良いですよね。
上映前に照明が落ちる瞬間がたまらなくワクワクします。
編集部員M(女性)
数年ぶりにコンサートへ行ってきました。人数制限もあり、以前のように歓声を上げることなどは禁止されていましたが、やはり生で聞くプロの音楽には感動しますね。
会場の熱量が伝わってきて、久しぶりにエンターテインメントを目の当たりにして楽しい!と思える瞬間でした。
M今回のレポートは、3月18日(金)より公開予定の『SING/シング:ネクストステージ』です。
Tイルミネーション・エンターテインメントが手掛けたミュージカルアニメ『SING シング』の続編です。誰もが知る名曲やヒットソングが満載の映画で、日本でも驚異的なヒットを記録しましたね。
M前作から引き続きマシュー・マコノヒー、スカーレット・ヨハンソン、タロン・エガートン、リース・ウィザースプーンら豪華キャストが再集結。そして今回は新たに伝説のロック歌手・ライオンのクレイ役を、「U2」のボノが務めるということで、期待が高まります。では、あらすじをご紹介しましょう。
コアラのバスター・ムーン(声:マシュー・マコノヒー/内村光良)が再建に成功したニュー・ムーン・シアターは地元で人気となり、連日満席の活気にあふれていた。
しかし、バスターには、エンタテインメントの聖地レッド・ショア・シティにあるクリスタル・タワー・シアターで新しいショーを披露するという、さらなる夢があった。
そのためにバスターと仲間たちは、伝説のロック歌手で、今は隠居生活を送っているクレイ・キャロウェイ(声:ボノ)を自分たちのショーに出演させることを思い付く。
(配給:東宝東和)

M前作も映画館で見てとても楽しめた記憶がありますが、今回はさらに内容がスケールアップしていた気がします。Tさんは今回の為に前作をご覧になって臨まれたということですが、いかがでしたか?
Tそうなんです。しっかり予習してきたおかげで、キャラクターの成長した姿をより実感できた気がします。
今回の続編は字幕版を観ましたが、作中に流れてくる音楽はどれも聞いたことがあるものばかりで、洋楽を普段それほど聞かない私でも楽しむことができました。ミュージカルアニメ映画ということもあって、音楽にあわせたダンスや演出も見どころですし、面白さも期待以上でしたね。
Mさすが、イルミネーション・エンターテインメント作品という感じで、映画が始まったとたんその世界に引き込まれて、ずっとワクワクしながらラストまであっという間でした。

Tコメディタッチで少々やりすぎなくらいの演出も、面白さに拍車をかけていましたし、なによりユーモアたっぷりで個性あふれるキャラクターたちが魅力的なんですよね。
M作品に出てくるのは人間ではなく全て動物なのに、なぜかその表情を見ているとどのキャラクターも誰かに似ているような気がしてしまって。あれ?こんな人いるな…と思いながら観ていました。(笑)
T前作から出ているキャストに加え、今作は新キャラクターで伝説のロックスター・ライオンのクレイが登場します。なんとしてもクレイにショーへ出演してほしいバスターたちですが、クレイは悲しい過去を抱え心を閉ざしたまま…。どうにかクレイの出演を願う仲間たちは、手を変え品を変え彼にアピールします。
Mなかなか手ごわいクレイの気持ちを彼らは動かすことができるのか、そこにも是非注目して観ていただきたいですね。

Tそうですね。そして、その伝説のロック歌手クレイを、あの「U2」のボーカル、ボノが担当したこともあり、日本語吹替版のキャストも誰になるのか気になりますが、今はまだ明かされていないんですよね。どなたになるのかとても楽しみです。
M私も作品を観ながらあの人ならピッタリだなと、大物ミュージシャン数名が頭に浮かびました。
T前作『SING/シング』では日本が唯一、全編吹替版の制作を許されたので、今作も日本語にアレンジされた曲を聴けるのではないかと期待しています。字幕版、吹替版とで2回楽しむことができるので、公開されたら次は吹替版を観に行きたいです。
M人気アーティストの名曲やヒット曲が全編に溢れ、今回は大勢での合唱やデュエット曲なども多く含まれているので、映像含め圧倒されるようなスケール感を味わえるのが魅力ですよね!
Tバスター率いる仲間たちは、それぞれに抱える悩みと向かい合い、夢のエンターテインメント聖地でミュージカルを成功させることができるのか?!
Mユーモアたっぷりで心温まる、春にピッタリなミュージック・エンターテインメント作品です。是非ご覧ください。
次回もお楽しみに!
2022.02.24


