自己循環リサイクルを実現する
2つの工場

エコチェンジ研究所の研究生 エコちゃん

これまで、いろんな工夫を解説してきたけど、当社の家電製品から家電製品への自己循環リサイクルには、家電リサイクル工場の(株)ハイパーサイクルシステムズ(HCS)と大規模・高純度プラスチックリサイクル工場の(株)グリーンサイクルシステムズ(GCS)の2社が大いに貢献してくれているの。ここでは、おさらいを兼ねて、両社の役割を紹介しておくわね。

当社の家電製品から家電製品へのプラスチックリサイクルのこれまでとこれから

当社の家電製品から家電製品へのプラスチックリサイクルのこれまでとこれから

家電リサイクル工場HCS

エコチェンジ研究所の研究生 エコちゃん

HCSには、「再生素材生産のための“原料”をつくる新たな素材産業の担い手」としての役割があるの。
一般の家電リサイクル工場にはない「微破砕」という独自工程を組み入れて細かい金属などの異物を取り除き、再生されるプラスチックの大切な原料となる「微破砕プラスチック」をつくっているのよ。

大規模・高純度プラスチックリサイクル工場GCS

エコチェンジ研究所の研究生 エコちゃん

GCSはHCSから供給された「微破砕プラスチック」を原料にして、そこからPP、ABS、PSを高純度に選別して家電製品に再利用できる品質に生産するのよ。
年間15,000トンの「微破砕プラスチック」から約12,000トン(80%)の再生プラスチックを製造する能力を持っているの。