#01SDGsへの取組事例

地球環境観測衛星

  • 住み続けられるまちづくりを
  • 気候変動に具体的な政策を
  • 海の豊かさを守ろう
地球環境の把握に貢献する人工衛星
地球温暖化、大気汚染、自然災害など、私たちが安心して豊かな生活を送る上で克服しなければならないこれらの問題に対しては、地球レベルで現状を把握し、今後の推移を予知することが重要です。三菱電機は1960年代より衛星事業に参画し、これまで国内外を問わず様々な分野の人工衛星や、その搭載機器を製造してまいりました。はるか宇宙から地球を見守り、"地球の今"を伝える重要なミッションを担う「地球観測衛星」の開発・製造を通じ、三菱電機は、安心・安全で持続可能な社会の実現に貢献します。
CASE 01

静止気象衛星
「ひまわり8号・9号」

私たちの暮らしに欠かせない日々の天気予報は、三菱電機が開発した「ひまわり8号」が赤道上空約36,000kmの静止軌道から定期的に地球に向かって発信する観測データに基づいております。(2022年12月13日、運用衛星は「ひまわり8号」から「ひまわり9号」に交代し、「ひまわり8号」は待機運用となりました。)
「ひまわり8号・9号」はともに、世界にさきがけて次世代気象観測センサー(可視赤外放射計)を搭載し、それまで運用していた「ひまわり7号」に比べ、解像度の向上や観測に要する時間が短縮されるなど、機能が大幅に向上しました。これにより、地球環境をより詳細に、よりきめ細かく監視することができ、観測データは天気予報のみならず、海面水温、植物性プランクトン濃度、海氷、噴煙等の把握に活用されています。また、この観測データは、日本だけではなく、アジア・太平洋を含む30以上の国々に提供され、広く防災に貢献しています。
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CASE 02

温室効果ガス観測技術衛星
「いぶき2号(GOSAT-2)」

三菱電機が開発した「いぶき2号」は世界最高分光分解能を有する分光計を搭載し、太陽光の地表面での反射光の大気による吸収と大気からの熱放射光を同時に宇宙から観測することができる世界唯一の衛星です。 この特徴を活かして、主たる温室効果ガスである二酸化炭素・メタンについて対流圏上部と下部の濃度の地域差・季節変動・年変化をとらえています。「いぶき2号」は 温室効果ガスの吸収・排出量をより的確に把握するため、観測したい対象エリアにあわせて地上観測ポイントを設定できる機能を備えています。 これにより、発電所や大都市、石油・天然ガス田・ごみ処理場・畜産など人為起源の大規模排出源を精度よく観測します。また、微小粒子状物質(ブラックカーボン、PM2.5等)の観測も可能であり、大気汚染監視にも貢献しています。
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