#06SDGsへの取組事例

先進運転支援システム

  • すべての人に健康と福祉を
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
未来のクルマ社会を見すえ、さらなる安全・快適を追求
日々変化する社会の中で、車での移動が安心・安全・快適な存在であり続けるために。三菱電機は、車両周辺環境のセンシングデータを活用した予防安全・自動運転の実現、点灯制御による夜間走行の支援、通信技術を応用したスマートエントリ機能など、車を使用した安心・安全そして快適な社会の実現に貢献してまいります。
CASE 01

先進運転支援技術

車の自動運転は、車の周囲を見るさまざまなセンサーと車外からの情報により車が正常に状況を判断し、そして、安全に走行できるようにハンドルやアクセル、ブレーキを自動でコントロールすることにより実現します。三菱電機は、幅広い事業で培った技術を結集し、より信頼性の高い自動運転システムの構築を目指しています。
◆車外から情報を集める
三菱電機が設計・製造を担当した準天頂衛星システム「みちびき」と車に搭載した高精度ロケータによって、GPSに比べて10倍以上の高精度な位置情報を把握できます。また、高精度ロケータに高精度3次元地図データを組み込むことで、より正確で安全な自動運転の実現に貢献します。
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◆車の周囲を見る
自動運転には、カーナビなどの地図とは異なる、“車が見る”3次元地図が必要です。この3次元地図には、道路の傾斜や形状、建物や標識の緯度・経度・高さなどの高精度な情報が欠かせません。三菱電機のモービルマッピングシステムは、GPSアンテナやカメラを車に搭載し、走行しながら道路や建物などの3次元の位置情報を高精度で効率的に取得することができます。
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◆車が状況を判断してコントロールする
さまざまなセンサーにより、車の周りの状況と車外からの情報を把握した上で、より安全で最適な判断をし、スムーズで安定した走りを実現します。
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CASE 02

モニタリング技術・ヘッドライト配光制御技術

三菱電機は、車内の乗員モニタリング技術とヘッドライトの配光制御技術を搭載したコンセプトカー「EMIRAI xS Drive(イーミライ エックスエス ドライブ)」を開発しました。車内に設置した近赤外線カメラと電波センサーによるドライバーと同乗者のモニタリングや、ADAS※1機器と連携したヘッドライトの配光制御により、安心・安全な車移動を提供することで、社会課題である交通死亡事故ゼロ化に貢献します。
※1 ADAS:先進運転支援システム