活力とゆとりある社会の実現に向けて、三菱電機グループは地域に根差した活動、次世代を育む活動を従業員とともに推進しています。

中国での新緑化プロジェクトがスタート

三菱電機グループは、中華環境保護基金会と協力し、内モンゴル自治区ウランチャブ市での緑化活動を開始しました。今後5年間で約40,000本を植える計画です。

活動の初日となった4月19日(土)には、三菱電機中国をはじめとするグループ12社から30名の従業員が参加し、中華環境保護基金会・自治体職員の12名と共にアブラマツ300本を植樹し、順調なスタートを切りました。
三菱電機グループは2019年から2024年までの、北京近郊における約50,000本の緑化計画を完遂しました。本活動はそれらの活動に続き、より広範な環境貢献に向けウランチャブ市での活動を開始したものです。
内モンゴル自治区では砂漠化が拡大し、中国東部や朝鮮半島以東へ飛来する黄砂の原因にもなっています。活動地域に緑が取り戻せるよう、今後の計画を遂行してまいります。

三菱電機杯 「全国学生電気・自動化コンテスト」(中国)

三菱電機自動化(中国)有限公司では「三菱電機杯 全国学生電気・自動化コンテスト」を2007年から開催しています。参加学生の規模、作品の質と技能のレベルの高さで、地方政府、メディア、エンジニアを求める企業からも注目を集めています。
これは教育支援活動(MECA)の一貫であり、学生たちがFAシステム構築の技能やアイデアを競い合うことを目的としています。

「学生向け教育支援活動 MECA」の活動を見る

「コンテスト」のレポートを見る

上海植林活動(中国)

三菱電機(中国)有限公司は、2008年から、上海市政府との連携により植林活動を開催しています。毎年、中国の三菱電機グループ会社から100名を超えるボランティアが参加しており、地域貢献、環境保護というCSRの意義に加え、従業員の家族と共にグループとしての一体感を育む大切なイベントになっています。

RUN FOR ECO(中国)

三菱電機(中国)有限公司は、上海で開催される環境保全とランニングを組み合わせたイベント「RUN FOR ECO」を支援しています。このイベントは参加者の走行距離を寄付金ポイントに換算し、算出した金額をオフィシャルスポンサーである三菱電機(中国)有限公司が環境団体に寄付するというものです。ランニングによるポイントに、事前に実施していたモバイルゲームポイントも合算し、中華環境保護基金会に寄付しています。 2018年夏には、寄付金で購入した苗の植樹が雲南省で行われました。

三菱電機中国青年環境推進活動(中国)

三菱電機(中国)有限公司は政府機関である中国国際青年交流センターと連携し、2016年から「三菱電機中国青年環境推進活動」を開催しています。本活動は「環境助成活動」、「環境シンポジウム」、「野外環境保護活動」の3つの取り組みを柱としています。
「環境助成活動」は中国の優秀な環境技術、教育、事業等のプロジェクトを発掘、支援するのもので、「環境シンポジウム」は大学生をはじめ、環境分野の専門家や三菱電機(中国)有限公司の従業員等が中国の環境改善や企業の環境社会責任について意見を交わす場となっています。「野外環境保護活動」では、中国の青年や三菱電機(中国)有限公司の従業員が、野外の環境保護現場で生物多様性に関する教育を行っています。
本活動は日中両国政府の認定のもと、2017年から2年連続で「日中国交正常化45周年・日中平和友好条約締結40周年行事」として実施しました。

「三菱友誼杯」中国障がい者サッカー大会 ボランティア活動(中国)

三菱電機(中国)有限公司は、2015年から、中国の三菱グループ11社とともに、「三菱友誼杯」障がい者民間サッカー大会を支援しています。このサッカー大会には「ブラインドサッカー」、「デフサッカー」、「CPサッカー(脳性まひ者7人制サッカー)」の3種目があり、それぞれ、視力や聴覚に障がいのある方、脳性麻痺のある人たちが参加します。
日中平和友好条約締結40周年を迎えた2018年は、日本と韓国の女子デフサッカーチームが招聘され、友好交流戦が行われました。
三菱グループはボランティアマインド育成という視点から、従業員のボランティア参加を推進しており、三菱電機(中国)有限公司の従業員も大会設営や後片付けを通じて大会運営をサポートしています。

マレーシア3拠点合同によるマングローブ植林活動

マレーシアの三菱電機グループ3社では、現地のコミュニティや行政機関、環境NGOと連携し、マングローブの植林活動を継続して行っています。
2025年の「国際マングローブの日」には、ボランティアメンバー約100名が集まり、ジョホール州・ムアルの海岸エリアでマングローブの植林活動を行いました。ぬかるみに足を取られながらも、笑顔で協力し合い、約1,000本の苗木を植えることができました。

インドネシア3拠点合同での緑化活動

インドネシア3拠点合同での緑化活動

インドネシア3拠点合同での緑化活動

三菱電機グループ合同による植樹活動(タイ)

タイでは毎年、タイ国三菱電機財団のアレンジにより、三菱電機グループ合同でのボランティア活動を行っています。タイ各地からおよそ500名の社員が毎回参加しており、これまでに小学校での備品修繕や植林、サンゴの植樹活動等を実施しています。

タイ国三菱電機財団の詳細についてはこちら

スローライフサイクリングプロジェクト(タイ)

Mitsubishi Electric Kang Yong Watana Co., Ltd.は、タイのテレビ局およびタイ政府環境局と企画し、2016年から「スローライフサイクリングプロジェクト」を展開しています。これは、タイ国内の都市を自転車で訪問し、地方の魅力を再発見し広く人々へ伝えると共に、地方の産業活性化、文化、自然、環境保全活動を支援するものです。
普段あまり知られていない地域を訪問し、訪れた地域の小学校へコンピューターを寄贈したり、川に繁茂して、生息する動植物に害を与える水草を除去し、肥料として活用するための道具を寄贈したりするなど、地域貢献や社会福祉、教育支援や環境保全など、様々な要素が複合的に合わさった活動となっています。

台湾鹿の飼育協賛と次世代の芸術人材育成(台湾)

Mitsubishi Electric Taiwan Co., Ltd.は、2012年3月から絶滅危惧種である台湾鹿の飼育協賛を継続しており、2016年度には台北市政府から表彰されました。
また、2016年度には国立台湾師大附中と協力し、次世代を担う芸術人材の育成支援を開始しました。そこで2016年8月に台北市立動物園でイベントを開催し、高校生に台湾鹿の生態に関して理解を深めてもらうと共に、台湾鹿を題材として絵を描いてもらい、創作機会を提供しました。

技術教育機関における技能開発(インド)

Mitsubishi Electric India Private Limited(MEI)のファクトリーオートメーションセンターでは、学生の教育支援を行い、技術教育機関へファクトリーオートメーションのキットを寄贈しています。
教育機関で教わる理論と実際に役立つ知識には隔たりがあるため、インドでは人材育成が重要な課題となっています。MEIは技術教育機関の技能格差を埋め、実際に役立つ知識を学生に伝えるため、学習・育成プログラムを提供しています。