三菱電機グループは、行政や地域のみなさまのご協力のもと従業員が主体となって進める環境保全活動や、自然を大切にする気持ちを育む子ども向け野外教室を展開しています。
2024年度活動実績
三菱電機グループで取り組んでいる「里山保全プロジェクト」ならびに「みつびしでんき野外教室」の実績を紹介します。
里山保全活動
みつびしでんき野外教室37事業所
活動事例
里山保全プロジェクト
三菱電機グループの従業員で取り組む活動として、2007年10月から、事業所周辺の公園や森林、河川などの身近な自然を回復する活動「里山保全プロジェクト」を進めています。多様な生命を育み、様々な恵みを与えてくれる自然へ恩返しするとともに、事業所のある地域に貢献することが狙いです。NPOや自治体にご協力いただきながら、「地道と継続」をモットーに各地域の状況に応じた活動を実施しています。
みつびしでんき野外教室
「みつびしでんき野外教室」は身近なフィールドで、参加者である子どもたちとリーダーとなる従業員とが、ともに自然を体感するもので、自然共生社会の実現に向けた「環境マインドの育成」のための取組です。
名所・史跡での里山景観保全活動
三菱電機プラントエンジニアリング株式会社 西日本本部は、香川県綾川町の羽床地区における名所・史跡である「羽床城跡」や「堤山」の里山の景観を取り戻す活動に参加しています。
羽床地区の里山にはかつては広葉樹林が広がっていましたが、竹が侵入し荒廃していたことから、地域住民を中心とした「羽床地区里山の景観を守る会」が保全に向けた取組を進めています。
活動では、ヤブ状態になっている竹林の整備と、伐採した竹のチップ化を地域の方たちとともに行っています。長くて重い竹を切り倒し、運び出す作業は大変ですが、地域の共有財産を守る取組にやりがいを感じています。


マレーシア3拠点合同によるマングローブ植林活動
マレーシアの三菱電機グループ3社では、現地のコミュニティや行政機関、環境NGOと連携し、マングローブの植林活動を継続して行っています。
2025年の「国際マングローブの日」には、ボランティアメンバー約100名が集まり、ジョホール州・ムアルの海岸エリアでマングローブの植林活動を行いました。ぬかるみに足を取られながらも、笑顔で協力し合い、約1,000本の苗木を植えることができました。


