三菱エレベーター・エスカレーター納入事例94

東京ポートシティ竹芝TOKYO PORTCITY TAKESHIBA

東京都・竹芝に建つオフィスタワーとレジデンスタワーで構成された再開発計画。

オフィスタワーには、低層部にホールや商業施設、東京都立産業貿易センター浜松町館、起業等を支援する
クリエイションフロア等が入り、レジデンシャルタワーとデッキで接続する。

高層部のオフィスエリアにはソフトバンクおよびソフトバンクグループの本社が入り、オフィスタワーは同社による
データ収集・解析によるスマートビルのモデルケースとして構築されている。

上:6階オフィススカイロビー。6 ~ 39階のオフィスフロアへ接続するエレベーターは低層用、中層用、高層用の3つのバンクに分かれている。
右に低層階からオフィススカイロビーへ接続するシャトルエレベーター乗場が見える(エレベーター:No. S1~8, L1~8, M1~8, H1~8)

  • 3階オフィスシャトルエレベーター乗場。8基のエレベーターが横一列に並ぶ。40名乗りの大型エレベーター(S8は34名乗り)で、4枚扉が用いられている(エレベーター:No. S1~8)
  • シャトルエレベーターかご室から3階乗場を見る。JR浜松町駅方面とゆりかもめ竹芝駅・竹芝埠頭を接続する歩行者デッキと同じレベルに広いガレリアが設けられている(エレベーター:No. S1~8)
  • 6階シャトルエレベーター乗場。隅田川と豊海、晴海方向が見える(エレベーター:No. E1, 2)
  • 6階乗場からかご室を見る(エレベーター:No. E1, 2)
  • エレベーター連携システムが搭載されたビル警備ロボットが、自律してエレベーターに乗り込む(エレベーター:No. E1, 2)
  • セキュリティゲート越しにオフィス用エレベーター乗場を見る。セキュリティと連動した行先予報システムが採用されている(エレベーター:No. H1~8)
  • 乗場操作盤。乗車号機を忘れたり、乗り遅れた場合にも行き先階を登録できる(エレベーター:No. H1~8)
  • オフィス用エレベーターかご室の操作盤。正面壁の操作ボタンは液晶等と幅を揃えたデザインが施されている(エレベーター:No. H7, 8)
  • オフィス用エレベーターかご室。凹凸のある木目調の側面壁(エレベーター:No. H7, 8)
  • オフィスタワー外観。足元南東側はスキップテラスになっており、緑化されたパブリックスペースが広がる
所在地:
東京都港区
設計:
鹿島・久米設計工事監理業務共同企業体

エレベーター(主な仕様)

竣工 2020年/総台数 42台

号機 S1~7 S8 L1~8 M1~8 H1~8
用途 乗用 乗用 乗用 乗用 乗用
積載質量(kg) 2,600 2,250 1,600 1,600 1,600
定員(人) 40 34 24 24 24
速度(m/min) 180 180 180 300 360
台数 7 1 8 8 8
停止階数 S1~4: 2
S5~7: 3
4 L1~6: 14
L7, 8: 15
M1, 2, 5~8: 13
M3, 4: 1
H1, 2, 5, 6: 11
H3, 4, 7, 8: 12
サービス階 S1~4: 3, 6
S5~7: 1, 3, 6
正面:1, 3, 6
背面:B1
L1~6: 6, 8-20
L7, 8: 6, 8-20, 39
M1, 2, 5~8: 6, 19-30
M3, 4: 6, 19-30, 39
H1, 2, 5, 6: 6, 29-38
H3, 4, 7, 8: 6, 29-39
備考 S1: 身障者用 2 方向出入口、
身障者用
L7, 8: 身障者用 M3, 4: 身障者用 H7,8: 身障者用
号機 非1 非2 非3 B3 A1~3
用途 人荷用兼非常用 人荷用兼非常用 人荷用兼非常用 乗用 乗用
積載質量(kg) 1,450 1,700 1,150 1,000 1,000
定員(人) 22 26 17 15 15
速度(m/min) 240 240 240 90 105
台数 1 1 1 1 3
停止階数 40 40 40 7 5
サービス階 B1, 1-39 B1, 1-39 B1, 1-39 B1, 1-6 6, 8-11
備考 身障者用 シースルーエレベーター、A3:身障者用
号機 E1,2 P
用途 乗用 人荷用
積載質量(kg) 1,000 1,200
定員(人) 15 18
速度(m/min) 105 45
台数 2 1
停止階数 7 2
サービス階 B1, 1-6 39, 40
備考 身障者用、
シースルーエレベーター