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ファームウェア - ネットワーク/通信ユニット - CC-Link IE TSNマスタ・ローカルユニット

FX5-CCLGN-MS用ファームウェアアップデート情報ファイル

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言語

日本語 英語

概要

CC-Link IE TSNマスタ・ローカルユニット専用のファームウェアです。言語には依存しません。

対象形名

FX5-CCLGN-MS

ソフトウェア

名称バージョンサイズ
(バイト)
  更新日  ダウンロードファイル
FX5-CCLGN-MS1.010(最新版)5,112,0622022-04-29fx5cclgnms_1010.zip
FX5-CCLGN-MS1.0025,112,0622021-10-26fx5cclgnms_1002.zip

関連マニュアル

マニュアル SH-082214-J MELSEC iQ-F FX5 CC-Link IE TSNマスタ・ローカルユニットユーザーズマニュアル[ 日本語 ]
マニュアル SH-082215ENG-J MELSEC iQ-F FX5 CC-Link IE TSN Master/Local Module User's Manual[ 英語 ]
マニュアル SH-081214-AM GX Works3 オペレーティングマニュアル[ 日本語 ]
マニュアル SH-081215ENG-AN GX Works3 Operating Manual[ 英語 ]

ファームウェアバージョン1.002→1.010で追加した新機能(2022/04)

No. 内容 ファームウェアバージョン
1 通信速度100Mbpsに対応しました。
1.010
2 CC-Link IE TSN プロトコルバージョン2.0に対応しました。
1.010
3 バッファメモリを使用して動作プロトコルを設定できる機能を追加しました。
1.010

ファームウェアバージョン1.002→1.010への改善履歴(2022/04)

No. 内容 ファームウェアバージョン
1 Ethernet機能のTCP/IPによる交信において、コネクションをオープンしたまま、60秒より長い間隔を空けて送信要求を行うと、要求は正常完了するがデータが送信されない場合がある問題を解決しました。
1.010
2 Ethernet機能のSLMPによる交信において、要求伝文で指定したデータ長と実際のデータ長が異なるパケットを受信すると、通信異常が発生する問題を解決しました。
1.010
3 マスタ局のCPUで異常が発生したときに、ローカル局でSB0101/SB0111がONしない場合がある問題を解決しました。
1.010
4 マルチキャストモードにおいて、全デバイス局のRYおよびRWwの割付けがない場合、ローカル局で他局からのRX/RWrを受信できない問題を解決しました。
1.010
5 スイッチングハブにネットワーク構成設定に存在しないデバイス局が接続されている構成において、当該デバイス局が解列/復列を繰り返すと、マスタ局で「ネットワークユニットの異常を検出した。(エラーコード:DA13H)」が発生する場合がある問題を解決しました。
1.010
6 CC-Link IE TSN Class A機器を7台以上接続した構成で、電源立上げ時に、マスタ局のCPUユニットで中度異常「ユニット重度異常(エラーコード:2450H)」が発生する場合がある問題を解決しました。
1.010
7 ユニキャストモードで、1Gbpsのマスタ局に100Mbpsの機器を接続するとき、ポート両方を使用できるように改善しました。
1.010
8 マスタ局CPUユニットのシーケンススキャンタイムが10ms以上のとき、GX Works3にてCC-Link IE TSN/CC-Link IE Field診断の局情報一覧画面で、デバイス局のF/Wバージョン、製造情報、ユニット固有情報が表示されない場合がある問題を解決しました。
1.010
9 データリンクしているローカル局を一部だけ電源OFFさせると、その隣接局であるデバイス局の下流に存在する局が復列しなくなることがある問題を解決しました。
1.010
10 スター接続があるネットワーク構成で、システムの電源をOFFせずネットワーク構成を変更したときに、自動的に復列しない場合がある問題を解決しました。
1.010
11 ネットワークパラメータ不整合(エラーコード:300EH)を検出したローカル局が存在する場合、マスタ局とデバイス局の電源OFF/ON の順序により、ネットワークパラメータ不整合を検出したローカル局より下流に接続されたデバイス局が意図せずデータリンクする場合がある問題を解決しました。
1.010
12 ローカル局を含む構成において、データリンク中にマスタ局に接続しているケーブルの断線/接続を繰り返すと、デバイス局がデータリンクしなくなる場合がある問題を解決しました。
1.010
13 CC-Link IE TSN Class A機器が接続された構成において、電源をONしてからデータリンクするまでの時間を短縮しました。
1.010
14 マルチキャストモードにおいて、マスタ局にEthernet機器またはCC-Link IE TSN Class A機器を接続した場合に、それぞれの機器と通信できるように改善しました。
1.010
15 バッファメモリ表示を改善しました。 1.010

アップデートに使用するエンジニアリングツールのバージョン

Version 1.075D 以降のGX Works3 を使用してアップデートを行ってください。

FX5-CCLGN-MSのファームウェアバージョンの確認方法

エンジニアリングツールの“システムモニタ”画面にある“製品情報一覧”にてファームウェアバージョンを確認してください。

ダウンロードファイルの展開手順

任意のフォルダにファイルをダウンロードしてください。
解凍方法に従い、ダウンロードしたファイルを解凍してください。


解凍方法1) ZIP対応の解凍機能のあるOSの場合

  1. ダウンロードしたファイルを右クリックします。
  2. 「すべて展開...」を選択してください。
    「すべて展開...」の表示がない場合は、解凍方法2) を行ってください。
  3. 展開先を指定して、「展開」ボタンをクリックすると解凍されます。


解凍方法2) ZIP対応の解凍機能のないOSの場合

  1. ZIP対応の解凍ツールをお持ちでない方は、解凍ツールを入手してください。
  2. 解凍ツールを使用して解凍します。解凍する際には、ディレクトリ付きで解凍してください。


※解凍ツールの使用に関しては、全てお客様の責任において行ってください。

ファームウェアアップデートの実行手順

事前準備

  1. 三菱電機FAサイトから、ファームウェアアップデートを実行する機種に合ったファームウェアアップデート情報をダウンロードします。
    上記【ダウンロードファイルの展開手順】に従い、ダウンロードしたファイルを解凍してください。
  2. ファームウェアアップデートの禁止設定をしている場合は、禁止設定を解除します。
  3. ファームウェアアップデート実行前に、CPUユニット内のプログラムやパラメータなどの各種データをエンジニアリングツールでバックアップしてください。
    また、ラッチデバイスを保持したい場合はバックアップ/リストア機能を使用してください。
  4. リモートリセットを許可してください。
  5. ユニットをRUN→STOPおよび電源をOFFし、SDメモリカードをCPUユニットに装着します。

  実行手順
  1. CPUユニットの電源をONします。
  2. エンジニアリングツールのファームウェアアップデート画面を表示します。
    [ツール]→[ファームウェアアップデート]
  3. ファームウェアアップデート対象のインテリユニットを選択します。
  4. ファームウェアアップデートファイルを選択します。
  5. 自動リセットを行うかを選択します。
  6. [アップデート実行]をクリックして、ファームウェアアップデートを実行します。
    ファームウェアアップデートを実行すると"状態"の項目でアップデート状態が確認できます。
    自動リセットしない場合、手動にてシステムの電源をOFF→ONしてください。
  7. 5.がチェックなし(自動リセットしない)の場合、ファームウェアアップデート終了後にシステムの電源をOFF→ONしてください。
  8. リモートリセットを禁止にする必要がある場合は、リモートリセットを禁止してください。
  9. インテリユニットのバッファメモリでファームウェアバージョンが最新バージョンに更新されていることを確認します。

  詳細な手順はマニュアルを参照してください。

アップデートの注意事項

  1. ファームウェアアップデートファイルは、対象機種を確認し、対象機種にあったファイルを三菱電機FAサイトからダウンロードしてください。
    対象機種が一致していない場合、ファームウェアアップデートは実行できません。
  2. 三菱電機FAサイトからダウンロードしたデータ(フォルダおよびファイル名)は、変更しないでください。
  3. ファームウェアアップデート実行前にCPUユニットのリセット設定を許可してください。
    リセット設定を禁止の状態でアップデートを行った場合、CPUユニットの電源OFF→ONおよびリセットは行わず、リセット設定を許可して再度アップデートを実行してください。
  4. アップデート対象のインテリユニットが正常に動作していることを確認後、ファームウェアアップデートを実行してください。
  5. インテリユニット、SDメモリカードを使用した機能が停止していることを確認後、ファームウェアアップデートを実行してください。
  6. ネットワークなどで接続している他システムが停止していることを確認後、ファームウェアアップデートを実行してください。
    他システムとの通信が停止する恐れがあります。
  7. ファームウェアアップデート実行前にプログラムやパラメータなどの各種データをバックアップしてください。
  8. ファームウェアアップデート実行中は絶対に電源OFF、およびリセット操作を行わないでください。
  9. ファームウェアアップデート実行中は、SDメモリカードを取りはずさないでください。
    終了前に取りはずしたとき、ファームウェアアップデートが異常終了する場合があります。
  10. 自動リセットを行わない場合、アップデート完了後に手動でシステムの電源をOFF→ONしてください。
  11. ファームウェアアップデート完了後にシステムの動作に異常がある場合、アップデート前のバージョンにダウングレードしてください。
    三菱電機FAサイトに公開されていないバージョンの場合、最寄りの三菱電機システムサービス株式会社または当社の支社、代理店にご相談ください。
  12. ファームウェアアップデートを開始から完了までに下記操作を行った場合、ファームウェアアップデートが異常完了もしくは故障する恐れがあります。
     - ファームウェアアップデート対象システムの電源OFFもしくはリセット操作
     - エンジニアリングツールからのリモート操作もしくはCPUユニットのスイッチでの動作状態変更
     - SDメモリカードの取りはずし
     - ファームウェアアップデート対象システムに対する外部機器からの操作
     - CPUユニットとエンジニアリングツールを接続している通信ケーブルの脱着
     - ファームウェアアップデート対象ユニットの着脱
     - エンジニアリングツールからのファームウェアアップデート開始操作
     - エンジニアリングツールのシャットダウン