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ファームウェア - ネットワーク/通信ユニット - CC-Link IE TSNマスタ・ローカルユニット
FX5-CCLGN-MS用ファームウェアアップデート情報ファイル
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言語
日本語 英語
概要
CC-Link IE TSNマスタ・ローカルユニット専用のファームウェアです。言語には依存しません。
【輸管上のご注意】
本ソフトウェアは、ECCN=EAR99の米国産ソフトウェアを25%以下の比率で組み込んでいます。
米国以外への再輸出は、EARの規制に従って行ってください。
対象形名
FX5-CCLGN-MS
ソフトウェア
関連マニュアル
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SH-082214-K |
MELSEC iQ-F FX5 CC-Link IE TSNマスタ・ローカルユニットユーザーズマニュアル | [ 日本語 ] |
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SH-082215ENG-K |
MELSEC iQ-F FX5 CC-Link IE TSN Master/Local Module User's Manual | [ 英語 ] |
ファームウェアバージョン1.010→1.020で追加した新機能(2024/05)
No. |
内容 |
ファームウェアバージョン |
1 |
CANopen通信に対応しました。
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1.020 |
2 |
SLMP対応機器に対してSLMPの伝文を送信する専用命令「G(P).SLMPSND」を追加しました。
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1.020 |
ファームウェアバージョン1.010→1.020への改善履歴(2024/05)
No. |
内容 |
ファームウェアバージョン |
1 |
特定のリンクデバイスの割付設定を行うと、CANopen通信に対応した機器とのサイクリックデータが不正な値になる場合がある問題を解決しました。
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1.020 |
2 |
デバイス局が一斉に復列する際に全局データリンクするまでの時間が安定するように改善しました。
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1.020 |
3 |
不正なリング接続を行うと、ハードウェア異常(エラーコード:3C00H)が発生する場合がある問題を解決しました。
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1.020 |
4 |
認証ClassA機器を7台以上接続した構成で、電源立上げ時に、マスタ局のCPUユニットで中度異常「ユニット重度異常(エラーコード:2450H)」が発生する場合がある問題を解決しました。
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1.020 |
5 |
スター接続があるネットワーク構成で、システムの電源をOFFせずネットワーク構成を変更したときに、自動的に復列しない場合がある問題を解決しました。
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1.020 |
6 |
CC-Link IE TSN Class B機器の後続局に接続されている、通信周期設定が”低速”および特定構成のCC-Link IE TSN Class A機器において解列/復列を繰り返す場合がある問題を解決しました。
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1.020 |
7 |
ユニキャストモード時に、点数割付を行っていないローカル局が存在する場合に発生する下記の問題を解決しました。 ・当該局がデータリンク異常となる。 ・当該局がCC-Link IE TSN/CC-Link IE Field診断画面で正しく表示されない。
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1.020 |
アップデートに使用するエンジニアリングツールのバージョン
Version 1.075D 以降のGX Works3 を使用してアップデートを行ってください。
FX5-CCLGN-MSのファームウェアバージョンの確認方法
エンジニアリングツールの“システムモニタ”画面にある“製品情報一覧”にてファームウェアバージョンを確認してください。
ダウンロードファイルの展開手順
任意のフォルダにファイルをダウンロードしてください。
解凍方法に従い、ダウンロードしたファイルを解凍してください。
解凍方法1) ZIP対応の解凍機能のあるOSの場合
- ダウンロードしたファイルを右クリックします。
- 「すべて展開...」を選択してください。
「すべて展開...」の表示がない場合は、解凍方法2) を行ってください。
- 展開先を指定して、「展開」ボタンをクリックすると解凍されます。
解凍方法2) ZIP対応の解凍機能のないOSの場合
- ZIP対応の解凍ツールをお持ちでない方は、解凍ツールを入手してください。
- 解凍ツールを使用して解凍します。解凍する際には、ディレクトリ付きで解凍してください。
※解凍ツールの使用に関しては、全てお客様の責任において行ってください。
ファームウェアアップデートの実行手順
事前準備
- 三菱電機FAサイトから、ファームウェアアップデートを実行する機種に合ったファームウェアアップデート情報をダウンロードします。
上記【ダウンロードファイルの展開手順】に従い、ダウンロードしたファイルを解凍してください。
- ファームウェアアップデートの禁止設定をしている場合は、禁止設定を解除します。
- ファームウェアアップデート実行前に、CPUユニット内のプログラムやパラメータなどの各種データをエンジニアリングツールでバックアップしてください。
また、ラッチデバイスを保持したい場合はバックアップ/リストア機能を使用してください。
- リモートリセットを許可してください。
- ユニットをRUN→STOPおよび電源をOFFし、SDメモリカードをCPUユニットに装着します。
実行手順
- CPUユニットの電源をONします。
- エンジニアリングツールのファームウェアアップデート画面を表示します。
[ツール]→[ファームウェアアップデート]
- ファームウェアアップデート対象のインテリユニットを選択します。
- ファームウェアアップデートファイルを選択します。
- 自動リセットを行うかを選択します。
- [アップデート実行]をクリックして、ファームウェアアップデートを実行します。
ファームウェアアップデートを実行すると"状態"の項目でアップデート状態が確認できます。
自動リセットしない場合、手動にてシステムの電源をOFF→ONしてください。
- 5.がチェックなし(自動リセットしない)の場合、ファームウェアアップデート終了後にシステムの電源をOFF→ONしてください。
- リモートリセットを禁止にする必要がある場合は、リモートリセットを禁止してください。
- インテリユニットのバッファメモリでファームウェアバージョンが最新バージョンに更新されていることを確認します。
詳細な手順はマニュアルを参照してください。
アップデートの注意事項
- ファームウェアアップデートファイルは、対象機種を確認し、対象機種にあったファイルを三菱電機FAサイトからダウンロードしてください。
対象機種が一致していない場合、ファームウェアアップデートは実行できません。
- 三菱電機FAサイトからダウンロードしたデータ(フォルダおよびファイル名)は、変更しないでください。
- ファームウェアアップデート実行前にCPUユニットのリセット設定を許可してください。
リセット設定を禁止の状態でアップデートを行った場合、CPUユニットの電源OFF→ONおよびリセットは行わず、リセット設定を許可して再度アップデートを実行してください。
- アップデート対象のインテリユニットが正常に動作していることを確認後、ファームウェアアップデートを実行してください。
- インテリユニット、SDメモリカードを使用した機能が停止していることを確認後、ファームウェアアップデートを実行してください。
- ネットワークなどで接続している他システムが停止していることを確認後、ファームウェアアップデートを実行してください。
他システムとの通信が停止する恐れがあります。
- ファームウェアアップデート実行前にプログラムやパラメータなどの各種データをバックアップしてください。
- ファームウェアアップデート実行中は絶対に電源OFF、およびリセット操作を行わないでください。
- ファームウェアアップデート実行中は、SDメモリカードを取りはずさないでください。
終了前に取りはずしたとき、ファームウェアアップデートが異常終了する場合があります。
- 自動リセットを行わない場合、アップデート完了後に手動でシステムの電源をOFF→ONしてください。
- ファームウェアアップデート完了後にシステムの動作に異常がある場合、アップデート前のバージョンにダウングレードしてください。
三菱電機FAサイトに公開されていないバージョンの場合、最寄りの三菱電機システムサービス株式会社または当社の支社、代理店にご相談ください。
- ファームウェアアップデートを開始から完了までに下記操作を行った場合、ファームウェアアップデートが異常完了もしくは故障する恐れがあります。
- ファームウェアアップデート対象システムの電源OFFもしくはリセット操作
- エンジニアリングツールからのリモート操作もしくはCPUユニットのスイッチでの動作状態変更
- SDメモリカードの取りはずし
- ファームウェアアップデート対象システムに対する外部機器からの操作
- CPUユニットとエンジニアリングツールを接続している通信ケーブルの脱着
- ファームウェアアップデート対象ユニットの着脱
- エンジニアリングツールからのファームウェアアップデート開始操作
- エンジニアリングツールのシャットダウン