シーケンサ ネットワーク関連製品 CC-Link IE TSN 特長

Intelligence
ネットワークパラメータの自動生成が可能
- 簡単立上げ
エンジニアリングソフトウェアをマスタ局につないで、ボタンをクリックするだけで実機のシステム構成が自動検出され、ネットワークパラメータが自動生成されます。またシステム構成を変更した場合でも同様の操作で簡単にパラメータ変更ができます。これにより、ネットワークの立上げ時間を短縮できます。

汎用Ethernet技術活用で、容易な診断・データ収集を実現
- 簡単診断
- 簡単データ収集
SNMP(Simple Network Management Protocol)に対応した汎用Ethernet診断ツールで、CC-Link IE TSN対応機器からEthernet機器まで一括して診断できます。当社エンジニアリングソフトウェアに加え汎用Ethernet診断ツールでも、ネットワーク全体を診断・管理できます。また、パソコン上で動作するCC-Link IE TSN通信ソフトウェア Windows®版を活用すれば、ネットワーク構成設定を変更しない簡単な設定により、低コストでCC-Link IE TSNのデータ収集を実現できます。

高精度な時刻同期による時系列解析TSN Technology
- 時系列解析
同期精度±1µs以下の高精度な時刻同期を実現し、各接続局は1ms単位のタイムスタンプ情報を保有しています。エラー履歴が時系列で表示できるので、エラーの正確な発生日時から、何が起こったか、トラブル発生時の原因を正確に解析できます。

安全通信を混在可能
- 安全通信
CC-Link IE TSNで一般通信と安全通信を混在させて使用できます。各種安全駆動機器を接続できるため、安全監視機能(STO/SS1/SS2/SOS/SLS/SBC/SSM)*1をネットワーク全体で使用できます。安全通信を混在させた、より柔軟なシステムが実現可能です。

- *1.インバータ FR-E800-SCEはSTO/SS1/SLS/SSM/SBCのみ対応しています。ロボット MELFA FRシリーズはSTO/SS1/SS2/SOS/SLS/SLPに対応しています。
- *2.1Gbps機器の中に100Mbps機器を混在する場合、100Mbps機器は1Gbps機器(Class B)の後ろに接続する必要があります。
制御通信とTCP/IP通信の無線化が可能
- 無線通信
CC-Link IE TSN Class A*3による制御通信(一般通信/安全通信)と、TCP/IP通信による情報通信の無線化が可能です。
無線通信の活用により、柔軟なシステム構築が可能となります。

- *3.CC-Link IE TSN Classの詳細は、こちらをご参照ください。
ファームウェアのアップデートで最新機能に対応
CC-Link IE TSN対応機器のファームウェアをアップデートできるので、常に新しい機能に対応した機器をご使用いただけます。

- *4.CC-Link IE TSNファームウェアアップデートツールおよび対応機器のファームウェアファイルは、こちらからダウンロードできます。