サステナビリティ
御社のサステナビリティ施策は「持続可能」ですか?
2023年6月公開【全2回】
第2回 SDGsを実践しよう
「国家級グリーン工場」に認定



中国常熟市にあるFA工場、三菱電機自動化機器製造(常熟)有限公司は中国政府による審査の結果、国家グリーン工場に認定されました。この工場では全体で10%の消費電力削減を達成し、製品レベルでは各製品の製造に必要なエネルギーを27%削減することに成功しました。これは三菱電機の智能製造システム「e-F@ctory」とE-JIT(Environment & Energy Just in Time)を組み合わせ、環境・エネルギー・生産効率を同時に最適化することで達成されたものです。
障がいのある若者の社会進出を支援



米国三菱電機財団(MEAF)は1991年に三菱電機株式会社と三菱電機アメリカのグループ会社によって1,500万ドルの基金をもとに設立された財団です。その使命は障がいを持つ若者が自らの可能性を最大限に発揮し、積極的に社会参加できるよう支援することです。2011年からは雇用の拡大を通じて障がい者のエンパワーメントを行なうことをビジョンとして掲げています。米国CDCによると、米国人の4人に1人が何らかの障がいを抱えており、その多くが雇用機会を得ることを阻まれています。そこで、三菱電機アメリカ財団は2011年、全米規模のM>PWRイニシアチブを立ち上げました。この財団は、障がいを持つ若者の雇用を促進するための革新的なアプローチに資金を投入することで、変化の種をまき、障がいを持つ若者が競争力のある労働力に移行できるような大規模で効果的な戦略を特定することを目的としています。
創エネルギーが消費エネルギーを上回るオフィスビル



サスティナビリティとエネルギーを融合させ、その実践の場となるビル「SUSTIE(サスティエ)」。三菱電機は持続可能な開発目標の達成に向けた取り組みとして、オフィスビル一棟を実験施設にしました。神奈川県鎌倉市にあるSUSTIEはゼロエネルギービルディング(ZEB)であると同時に、そこで働く社員の健康と快適さを向上させて“ウェルネス”を優先させています。実際に、独創的な設計、自然光の最大活用、熱気流、革新的なエレベーター、照明制御技術などにより、消費する以上のエネルギーを生み出すビルを実現し、従業員の健康状態についても5つ星評価を獲得しています。しかもそれがビルの敷地内で実現されているのですから驚きですよね。
SDGs に貢献するFA製品

三菱電機グループのサステナビリティ



