三菱電機フィナンシャルソリューションズ株式会社
(2026年01月)
「コンポーネント×サービス」推進の課題を解決②

前回はサービス契約(販売モデル)の必要性と構築において発生する課題について解説しました。
(前回分はこちらから)
今回は、三菱電機フィナンシャルソリューションズ(MEFS)と連携することにより、発生する課題を解決しつつ、サービス契約(販売モデル)を構築する具体的な方法を解説します。
課題① 通常の物品の売買取引と比較して、売上高が減少する。
課題② 倒産リスクが発生する。
具体的方法 セール&リースバック転貸 + ノンリコース特約
「エネルギー使用量可視化」サービスを提供する際のインフラ(Eco Adviser など)の提供と、平準化したサービス料金体型を構築することを前提としています。
- 注意 : 下記のサービスは仮説です。実際に存在するサービスではありません。
スキームイメージ

サービス料の構成イメージ

課題③ サービス契約の管理基盤(システム等)と業務運用方法(体制整備含む)の構築
長期のサーピス契約を管理する基盤(システム等)を構築するには費用と時間を要します。また通常の売買取引では必要なかった業務も発生します。これを解決する手段として、「Serendie(デジタル基盤) 」の活用をご紹介します。
三菱電機グループのデジタル基盤「Serendie」(※1)とは
2023年4月に設立したDXイノベーションセンターでは、全社における循環型 デジタル・エンジニアリング推進のため、4つの基盤を整備し、社内外の技術・ノウハウを結集したデジタルサービスの実現を加速していきます。

Serendie(デジタル基盤)の特徴
- 長期契約の契約管理するための基盤である「サブスクリプション基盤」を装備しており、売掛金後払い業者と連携したサービス料回収システムも備えています。
- お客様のエネルギー使用量データなどを分析できる「データ分析基盤」も装備しており、お客様により高度な分析結果の提供と提案が可能となります。
【注意】
- Serendie 技術基盤については、原則として三菱電機が支配権を持つ(通常 50%以上の議決権)区分S・Aの関係会社のみのご利用となります。
- エネルギー使用量可視化サービスを、デジタルサービスのメニューに追加してもらいます。
- お客様情報基盤は利用できません。
- 売掛金後払い業者の審査判断によっては、Serendie を利用できないお客様が発生する場合があります。
まとめると─

貴社ビジネスにMEFSをご活用ください。
これまでの“販売/納品”型のビジネスとは大きく異なる課題が想定される「コンポーネント×サービス」事業。
その推進体制を自社ですべてまかなうのは容易ではありません。
貴社が「コンポーネント×サービス」事業を進められるにあたり、MEFSのサービスは有効な課題解決策のひとつになります。
これからのご提案・ご商談に、ぜひMEFSの活用をご検討ください。
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