ソリューション紹介

BUSINESS

電力流通領域送電スマート保安

撮影画像のAI解析で数万基の鉄塔設備の異常・劣化箇所を診断

電力送配電会社様は大量輸送網の維持・運用を担い、発電所で作られた電気を需要家へ安全・安定に供給する使命を担っています。しかし、設置後50年超の高経年設備増加、労働力減少、災害激甚化、再生可能エネルギー導入拡大などの社会的背景があり、従来手法だけでは電力安定供給の維持が難しくなっています。特に送配電設備は数が多く、高所・へき地・地中での点検に時間的・人的負担や安全性に関する課題があります。

2021年以降、官民で『スマート保安』と呼ばれるデジタル技術導入が進んでおり、当社はAIを活用した画像解析による送電線・鉄塔の異常判断自動化技術を提供いたします。

  1. 三菱電機のAI技術 Maisart
    Mitsubishi Electric’s AI creates the State-of-the-ART in technologyの略。全ての機器をより賢くすることを目指した当社のAI技術ブランド。送電線異常検出はMaisartブランドのAIを適用しています
  2. INFOPRISM
    当社電力インフラ分野向けIoTプラットフォーム

システムの機能/特徴

送電線・鉄塔の異常判断自動化

  • ヘリで撮影した画像から送電線および鉄塔を抽出し、その劣化状況をAIを活用し自動検出、異常個所の確実な抽出・業務効率化
  • 送電線下の異常を画像から自動抽出する事で、安全性の向上・業務効率化
  • 画像解析技術は三菱データプラットフォームINFOPRISM-AIS製品として提供

以下掲載画像は、九州電力送配電様設備画像

送電線異常検出

画像解析・AI判定を組み合わせ当社独自手法により、空撮画像を元に送電線の異常箇所(赤枠:素線切れ、他)を、自動検出する。

送電線異常検出

鉄塔抽出は、2種類のAIを組み合わせて、上空から撮影した画像に対して、鉄塔領域ならびに鉄塔部材領域を段階的に抽出する。
また、抽出した鉄塔部材領域に対して、劣化度1~5に振り分け、劣化度を自動判定する。

線下異常検出

2種類(重機などの物体と地崩れなどの領域)のAI処理による送電線配下の異常事象を抽出。
異常を確認し、事故予防・適切な対応へつなげる。