北海道に生まれた複合施設KIT FRONTがNearlyZEB認証を取得
KIT FRONT 様(北海道北見市)
概要
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納入時期:2022年7月
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住所:北海道北見市柏陽町592-6 北見ハイテクパーク内
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竣工年:2022年
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規模:849.63m2(敷地面積3,791.37m2、建設面積597.89m2)
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設置場所:屋上
ご採用のポイント
①アプリ内で空調機器の一元管理
②Bluetooth®通信によるリモコンからのデータ取得
KIT FRONTは、北見市に本社を置く桑原グループ(桑原電工株式会社、桑原冷熱株式会社、桑原電装株式会社)様が、3Dプリンターやドローン、ロボットなど新事業の展示活用拠点として開設した複合施設で、北見工業大学(KIT)がある北見ハイテクパーク内に2022年夏にオープンしました。建設にあたっては三菱電機が空調・照明・換気機器の納入とZEBプランニングを実施し、三菱電機ビルソリューションズがBEMSの納入・保守を担当。三菱電機として北海道初のZEBプランニング案件となった同施設は、基準一次エネルギー消費量※1に対して82.0%の省エネを達成し、Nearly ZEB※2認証を取得。日本最北※3のNearly ZEBの建築物となりました。
- ※1平成28年省エネルギー基準において、地域、建物の用途および部屋の用途毎に定められている、冷暖房、換気、給湯、照明、昇降機などのエネルギー消費量の合計値
- ※2基準一次エネルギー消費量に対して75%以上の省エネを達成した建物に対する「建築物省エネルギー制度(BELS)」が認定した認証
- ※32022年11月9日現在、三菱電機調べ
導入後の効果
58.6%の省エネを実現し、Nearly ZEBを達成
ビルにおけるエネルギー消費量は、空調設備が占める割合が大きく、特に積雪寒冷地においては暖房のために多くのエネルギーを使います。このため寒冷地の建物をZEB化するには地中熱利用など自然エネルギーの導入が必要となることも多く、結果として設備のイニシャルコストが高くなりがちです。これに対しKIT FRONTでは、空調を高効率な寒冷地向けパッケージエアコン「ズバ暖シリーズ」で構成し、併せて、換気・照明機器やBEMSなど三菱電機グループの高効率な機器・システムを効果的に組み合わせることで、地中熱を導入することなく基準一次エネルギー消費量と比較し58.6%の省エネを実現。さらに太陽光発電による創エネを組み合わせることでNearly ZEBを達成しました。
お客様の声
桑原電工株式会社・桑原冷熱株式会社・桑原電装株式会社
代表取締役社長
桑原 賢史朗 様
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空調はズバ暖だけで、82%省エネを実現し、基準をクリア
ドローン、3Dプリンター、産業用ロボットという、グループ3社それぞれの新分野の事業紹介を一か所に集めることで横の連携を強め、シナジー効果でよりお客様のお役に立てるような発想を、というのがKIT FRONT開設の第一の目的でした。いわば機械屋としての価値向上ですね。
第二の目的は、産学共同研究の拠点である北見ハイテクパーク内に作ることで、北見工大との情報共有や共同研究を促進することです。従来から地域課題の解決策として、カボチャの皮剥き機や仔牛用授乳器具の共同開発などを進めてきたので、新施設の設立によりさらにやりやすくなればと思いました。施設の構想を三菱電機に話したところ、ぜひZEB化をと勧められ、設計に協力いただくことになったのです。寒冷地では居住性を採るか省エネ性を採るかは難問ですが、ZEB認証取得をめざす「先進的な取組み」として、北見市の土地を使うことができました。空調はズバ暖だけで82%省エネを実現し、Nearly ZEBの基準をクリアできたこともよかったと思います。ZEB化など環境負荷低減というのは「快適性とのトレードオフ」と思っていましたが、KIT FRONTでは竣工以来空調面で我慢することはなく、快適です。
ドローンのショールームには、奥行き感のある青空を表現する青空照明misolaを採用
左が三菱ビル統合ソリューションBuilUnityの管理画面
「AE-200Jで空調換気機器を管理し、省エネを図る
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