INTERVIEW

SE部門の管理職へ──挑戦が導いた私のITキャリアとマネジメントの歩み

PROFILE

N.N
パッケージソフトウェア
2008年 新卒入社

「自分らしく働ける場所」を探して

私は高校時代は文系でしたが、社会全体がデジタル化に向かって進んでいることを感じ、大学では情報工学を専攻しました。
大学入学当初はITに関する知識がまったくありませんでしたが、学びを重ねるうちに「将来性のある業界で活躍したい」という思いが強くなり、IT業界を志望しました。
企業選びで特に重視していたのは、「職場の雰囲気が自分に合っているかどうか」です。
長く働くうえで、働きやすい環境は非常に重要だと考えていました。
入社前に社内見学した際の親しみやすい雰囲気が印象的で、「ここなら自分らしく働ける」と感じ、当社への入社を決めました。
入社後はWebサービスのシステム開発を担当し、出向や様々なプロジェクトを経験する中で、専門的なスキルだけでなく、視野も広げることができました。
現在は課長として開発業務に携わるとともに、チーム全体のマネジメントも行っています。
学生の頃は明確なキャリア像を持っていたわけではありませんが、今振り返ると「人の役に立つものを作りたい」という思いが一貫してありました。

チームの力を知った転機。リーダー経験が成長のきっかけに

転機となったのは、入社4年目に初めてリーダーを任された受発注システムのプロジェクトです。
初めてチームを率いる立場となり、品質や納期の管理、メンバーへの指示など、全てが新たな挑戦でした。
リリース直前に不具合が発生し、緊急対応に追われる場面もありましたが、周囲と協力して乗り越えることができ、「チームで力を合わせることの大切さ」を実感しました。この経験がリーダーとしての意識を持つ大きなきっかけとなりました。

SEとしてキャリアを始めた頃は「まずは技術力を高める」ことを最優先に考えており、自分の未来像も技術者としてプロフェッショナルになることだと思っていました。
そのため、管理職を意識し始めたのは、実際に課長へ任命されたタイミングでした。
それまでは自分の仕事で精一杯でしたが、チーム全体の成果を見るようになって初めて「人を育てる大切さ」を認識しました。
就任当初は、開発と管理の両立に苦労し「どちらも中途半端なのでは」と感じる時期もありました。
しかし、上司や同僚の助言を得ながらタスクの優先順位を整理し、自分で抱え込まずにメンバーに任せる勇気を持つことが重要だと学びました。
マネジメントはセンスではなく学びと実践の積み重ねだと思い、現在も関連する書籍を読んだり、研修で知識を深めたりしています。

挑戦できる環境をつくることが自分の役目

現在は課長として20代メンバー4名とともにAIやクラウド技術を活用したシステム開発に携わっています。
特に介護やヘルスケア分野のデータ活用など、社会課題に貢献できる領域を担当しています。
私が課長として心がけているのは、メンバーが挑戦しやすい環境をつくることです。
失敗を恐れず意見を出せる空気を整え、各人の強みや希望に応じたタスクを任せられるよう調整しています。
プレイングマネージャーとして、開発とマネジメントの両立には難しさを感じます。
チーム全体を俯瞰しつつ、自分自身も開発の現場で手を動かしているため、バランスを取ることが難しい場面もあります。それでも、メンバーの協力に支えられ、この挑戦を通じて日々多くを学んでいます。
技術者としては、自分の手で価値を生み出すことにやりがいを感じます。一方で管理職としては、メンバーが成長し活躍する姿を見ることが、大きな喜びになっています。
このように、開発とマネジメントの両立は難しいですが、メンバーの協力に支えられ、この挑戦を通じて日々多くを学んでいます。

「まずやってみる」気持ちが成長の原動力

働き方については、仕事とプライベートのバランスを大切にしています。
当社では在宅勤務など柔軟な働き方が可能で、効率的に業務を進められる環境が整っています。
私は「しっかり休むことも長く働くための大事なスキル」だと考えているため、平日に集中して仕事を進め、休日は仕事から離れてリフレッシュすることを大事にしています。
皆さんには、まずは様々なことに挑戦してほしいと思います。成功体験は成長の大きな原動力です。
技術的な知識は入社後に身につけられます。それよりも大切なのは、分からないことを素直に聞く姿勢と、まず行動してみる勇気です。
IT業界は変化のスピードが速い分、学び続けることで常に成長を実感できます。自分の手で新しい仕組みを生み出す楽しさを、ぜひ味わってもらいたいです!

LINEで当社の情報や就職活動について配信しています!

友だち追加
友だち追加

新卒採用 LINE公式アカウント

採用トップに戻る