コンポーネント製造技術センターコンポーネント製造技術センター

研究所

コンポーネント製造
技術センター

モーターとパワー半導体で
未来を動かす

概要

一気通貫のものづくり力

コンポーネント製造技術センターは、自動車機器、FAシステム、空調システム、昇降機といった当社の中核となる事業に必要不可欠なモーターなどの電磁気を応用した関連機器、パワーデバイス・モジュール、及びこれらを統合した製品の開発企画から量産安定化までを支援する組織である。活動の原点を製造現場に置き、製造現場の課題を上流の設計で解決し、製造までの一気通貫のものづくり力を牽引する役割を担っている。

新しいキーコンポーネントの開発

コンポーネント製造技術センターは、当社を代表する「ポキポキモータ®」や「DIPIPM」のように、これまでの製品を革新する新しいコンポーネントや、様々なキーコンポーネントの製造装置の開発を行っている。

また、SiCなどの「新材料の適用」や機電一体化などの「機能の構造化」といった設計技術力の高度化と、高速巻線技術や高信頼性接合技術など一歩先の生産技術力の強化にも挑戦している。

新しいことを自由に発想できる風土と、良いアイデアを具現化するための組織力、それがコンポーネント製造技術センターである。設計から量産まで自分が携わったキーコンポーネントが製品に搭載されることで生産技術者として自らの成長と社会への貢献を実感できる点が当センターの魅力といえるだろう。

業務内容

モーター、パワーデバイスモジュール及びこれらを搭載した製品の開発、設計、製造技術の開発

所在地
コンポーネント製造技術センター
コンポーネント製造技術センター

〒661-8661 
兵庫県尼崎市塚口本町八丁目1番1号

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CLOSE-UP TECHNOLOGY

ゼロ・エミッションクルマ社会実現に向けて

次世代パワートレインシステム

次世代パワーモジュールや独自の巻線・冷却技術により、インバーターやモーターなどを大幅に小型化・効率化させ、「ゼロ・エミッションクルマ社会」の実現に向けた開発を支えている。

関連リンク:三菱電機自動車機器新しいウィンドウが開きます

ゼロ・エミッションクルマ社会実現に向けて
次世代パワートレインシステム

当社を代表するポキポキモータ®技術を展開

産業・ビル用モーター

産業用サーボモーターやエレベーター用巻上機などを対象に、ポキポキモータ®技術の展開と自動化技術・制御技術を基軸として、小容量から大容量まで多品種ラインアップと短納期のものづくりを支えている。

関連リンク:Factory Automation新しいウィンドウが開きます

当社を代表するポキポキモータ®技術を展開
産業・ビル用モーター

業界トップクラスの省エネを実現

空調機器用圧縮機

空調機器用圧縮機を対象に、圧縮機構とモーターを組み合わせた当社独自の製品構造と生産技術を開発。業界トップクラスの省エネの実現を支えている。

関連リンク:空調・冷熱新しいウィンドウが開きます

業界トップクラスの省エネを実現
空調機器用圧縮機

省エネ・低炭素社会の“縁の下の力持ち”

パワーデバイス・パワーモジュール

LSI製造で培った半導体プロセス技術を基本にSiやSiC基板を使用したパワーデバイスの低コスト/低欠陥化を実現。さらにマイクロアセンブリー技術の高度化によりデバイスの特性を最大限に引き出す革新的なパワーモジュールの開発を支えている。

関連リンク:半導体・電子デバイス新しいウィンドウが開きます

省エネ・低炭素社会の“縁の下の力持ち”
パワーデバイス・パワーモジュール

当社独自の量産技術

自動組立・調芯技術

高速巻線機、調芯組立機、電磁応用計測機などを対象に、カム機構やサーボ技術を応用した高速・連続生産技術を開発。当社のオリジナル機能を持った製品の量産化を支えている。

関連リンク:Factory Automation新しいウィンドウが開きます

当社独自の量産技術
自動組立・調芯技術

高い信頼性を維持するために

デバイス・モジュールの評価・解析技術

パワーデバイスとパワーモジュールのテスト及び評価に用いるデバイス解析技術、データ解析技術、テスト技術を開発し、高い信頼性を支えている。

関連リンク:半導体・電子デバイス新しいウィンドウが開きます

高い信頼性を維持するために
デバイス・モジュールの評価・解析技術

TOPICS

受賞歴

当社従来製品に対して、同出力で質量を30%、体積を50%削減した電動パワーステアリング(EPS)用モータを開発。市場の拡大、環境負荷低減(CO2排出量削減)に貢献し、「第49回市村産業賞」貢献賞を受賞した。

受賞歴

市村産業賞受賞

教育プログラム

IoTの啓発活動として、2018年度、実験室内に製造ラインを模したeF@ctory研修設備を導入し、若手を対象に人財の育成を行っています。社内でも珍しい独自の取り組みです。2020年1月には全センター員を対象に講演会を開催するなど、IoTへの理解度を深めています。

教育プログラム

eF@ctory研修設備

教育プログラム

講演会の様子

歴史

2016年にモーターなどの電磁気を応用した関連機器、パワーデバイス・モジュール及びこれらを統合した製品の設計と製造技術の開発を専門とするセンターとして設立した。約170人の従業員が一丸となって、ものづくり力の継続強化に取り組んでいます。

歴史

センター建屋外観

所内イベント

毎年、所員の体力維持・向上と親睦を目的に研究所地区内スポーツ大会を開催しています。当日は、センター長から新入社員まで大勢が参加し、スポーツを通じて交流を深めています。普段は見られない好プレー、珍プレーがあり、大いに盛り上がります。

所内イベント

ソフトボール大会

所内イベント

バレーボール大会