概要

知的財産活動の専門家集団

三菱電機は創立当初から特許の重要性を認識し、積極的に知的財産活動に取り組んできた。1954年に「本社特許部」を設立。その後の発展により、現在の知的財産センターがある。
同センターは、全社知的財産戦略の策定・運用の推進を始め、知的財産権の取得・活用や知的財産紛争などに関しての製作所などへの支援、国内外の特許庁・特許事務所に対する出願・権利化業務管理などを担当している。当社の知的財産活動の中核をなす専門家集団である。
また、米国、欧州、中国及び東南アジアに知的財産活動を担う駐在員を置くことで、各国の事業拠点などの知的財産力を強化中。こうした取組などにより、グローバルで強力な知的財産網を構築している。ほかの技術系の職場に比べて女性の比率が高いのも特徴で、約1/4が女性。複数の女性管理職もいる。(2021年10月1日現在)

知的財産力強化で研究・開発をバックアップ

現在、技術革新や市場変化は非常に速い速度で進み、知的財産は事業戦略、開発戦略とリンクした重要な経営資源として、その活用が重要となっている。このため、メンバーは新事業開発プロジェクトや研究所を中心とした重点研究開発テーマに深く関与し、「有効特許」の取得・活用活動に注力している。

業務内容

知的財産戦略の立案・業務管理、重点プロジェクトの推進活動

所在地
知的財産センター
知的財産センター

〒100-8310 
東京都千代田区丸の内二丁目7番3号(東京ビル)

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知的財産センター(鎌倉)

〒247-8501 
神奈川県鎌倉市大船五丁目1番1号

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知的財産センター(尼崎)

〒661-8661 
兵庫県尼崎市塚口本町八丁目1番1号

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CLOSE-UP TECHNOLOGY

重要な経営資源を獲得するために

国内外トップクラスの知的財産活動

当社では、知的財産を事業競争力向上のための重要な経営資源の一つと位置づけており、知的財産センターでも、積極的な知的財産活動をグローバルに展開している。
例えば、2020年の実績では、国内の特許登録件数は第2位※1、意匠登録件数は第1位※1であり、また、特許の国際出願件数においても第3位(日本企業の中では第1位)※2となっている。このように、特許出願件数などのランキングでは、当社は常に上位にランクインしており、国内外でトップクラスの知的財産活動を行っている。

※1
特許庁ステータスレポート2021より
※2
世界知的所有権機関調べ

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事業・開発と一体となった

三位一体経営の推進

当社では、事業戦略、研究開発戦略、及び知的財産・標準化戦略を一体と捉えた「三位一体の経営」を推進している。特に、グローバル事業展開や重要な研究開発プロジェクトと連携して、知的財産の重点プロジェクトを設定し、事業展開国への出願を進めて強力なグローバル知的財産網の構築を進めている。
例えば、今後の事業拡大が予想されるインド、ブラジルなどの新興国にも事業展開に先行して特許出願している。また、当社グループの技術を機能とデザインの両面から保護する活動も進めており、特許権のみならず、意匠や商標の権利取得も国内外で積極的に展開している。

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現地関係会社を支援するために

グローバルな知的財産体制

アメリカ・イギリス・中国・タイに知的財産活動を担う専任の駐在員を置いている。各駐在員は、現地の関係者と共に、各国の関係会社(事業拠点、研究所)の知的財産力を強化する活動を推進している。また、事業のグローバル化に伴い、国際標準が事業戦略や研究開発戦略に大きな影響を与えつつある状況を踏まえ、知的財産戦略においても国際標準との関わりを重視し、オープン・クローズ戦略への取組を進めている。

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知的財産活用のプロフェッショナルを養成

教育プログラム

一般に知的財産に関する知識を大学で学ぶ機会は少ない。そこで、知的財産センターでは、様々な研修教育プログラムを用意し、知的財産活動のプロフェッショナルを育成している。また、知的財産業務への対応能力を認定する「特許技師制度」を定め、目指すべきスキルを明確にして技術力の向上を図っている。モチベーションアップにつながる資格取得も支援しており、国家資格である弁理士試験合格者は年々増加、50名を超える社内弁理士が在籍している。(2021年10月1日現在)

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優れた発明・意匠を世に

発明・意匠表彰制度

当社では、発明・意匠に対する社員のインセンティブ向上を目的に、社内外の表彰制度を積極的に活用している。社内発明・意匠表彰は優れた発明・意匠を創出した技術者やデザイナー及び、重要な知的財産権の取得に大きく貢献した知的財産担当者を対象とした表彰制度。特に優れた発明・意匠には社長表彰が授与される。一方、公益社団法人発明協会主催の「全国発明表彰」にも積極的に応募し、受賞を推進するとともに表彰を事業広報活動に活用している。「全国発明表彰」における当社の受賞範囲は発明(技術)から意匠(デザイン)まで多岐に及ぶ。発明では、「二つのパルスを用いた電力用スイッチング素子の駆動回路の発明」(令和元年度)、「誘導加熱を利用したエアコンの冷媒液化防止技術の発明」「直流モータの小型効率化のための高密度集中巻線工法の発明」(いずれも令和2年度)などが受賞。また意匠でも、「インテリア指向型エアコンの意匠」(平成30年度)、「工場環境を変える超高精度放電加工機の意匠」(令和2年度)などが受賞している。

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国内外の知的財産施策に積極的に関与

国レベルの知的財産活動

グローバルな知的財産権の取得、国際標準化活動、模倣品・海賊版対策などは、当社の知的財産力増強に関わる重要な施策。さらに、AIやIoTの進展で、データ利活用時の知的財産権の取扱いもクローズアップされている。このため知的財産活動の場は社内にとどまらず、知的財産政策や関連法の改正に関して知的財産戦略本部、経済産業省、特許庁などの政府機関や、経団連、日本知的財産協会などの業界団体に働きかけ、当社の意見を発信している。また、事業のグローバル化に伴い、諸外国の特許庁などへも日本特許庁や業界団体を通じて知的財産制度に関する要望の発信に努めている。

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TOPICS

趣味・サークル

当センターではゴルフ好きの有志を集い、年に数回、コンペを開催しています。毎回、初心者から上級者まで20名弱が参加し、上司も部下も和気あいあいと熱戦を繰り広げています。参加者のスコアに応じてハンデを決めているので、初心者でも優勝が可能です。

趣味・サークル

ゴルフコンペトロフィー

その他

「社内弁理士会」は、知的財産部門所属の弁理士資格保有者(50名以上)からなる組織です。知的財産重視国の流れにより、内外で頻繁に行われている知的財産関連法の改正に対応し、法改正に係るパブリックコメントの検討や取りまとめ、改正後の周知徹底などを行っています。

その他

社内弁理士会