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人工衛星 測位衛星 準天頂衛星システム(QZSS)

準天頂衛星初号機「みちびき」

赤道に対して角度を持ちつつ、地球の自転と同じ周期で回る軌道を通る準天頂衛星。日本の天頂付近への滞在時間が長い軌道を通るため、GPS衛星との相互補完によって、これまで測位が困難だった場所でも測位精度が向上するシステムを目指しています。三菱電機は衛星バスシステムの設計・製造を担当しました。
納入先 宇宙航空研究開発機構
打上げ時期 2010年9月11日 質量 約4,000kg
打上げロケット H-UA 電力 5,300W
打上げ場所 種子島宇宙センター 設計寿命 10年
軌道 準天頂軌道 当社担当 プライムコントラクター(バス)

準天頂衛星2〜4号

「みちびき」を加えた4機体制確立後は、常に日本の天頂付近に準天頂衛星が滞在することが可能となる為、24時間途切れなく準天頂衛星によるGPS補完・補強のサービスを受ける事が可能となります。
三菱電機は衛星システムの設計・製造を担当しております。
納入先 内閣府
打上げ時期 2017年以降 質量 -
打上げロケット - 電力 -
打上げ場所 - 設計寿命 -
軌道 準天頂軌道:2機
静止軌道:1機
当社担当 プライムコントラクター

ここをCHECK

01

真上から日本を見守る

山間部や都心の高層ビル街では障害物にさえぎられて、測位衛星の信号が届きにくくなります。準天頂衛星は、その名のとおり“準天頂軌道”と呼ばれる、日本のほぼ真上を通過する軌道を飛ぶため、衛星からの信号が受信しやすくなります。更に「みちびき」を加えた4機体制確立後は、24時間途切れなくGPSとの併用が可能となり、これまで以上に測位精度が大幅に改善されるため、その活用が期待されています。
02

GPSの役割を補完

準天頂衛星の重要な働きの1つに、GPSの補完があります。正確な位置を知るためには、GPS衛星が頭上に4機以上見えていることが理想的です。GPS衛星が3機しか見えない時でも、準天頂衛星を4機目のGPS衛星として活用することで測位精度を改善できます。これにより効率や精度が重要となる緊急通報、災害対策などがより正確な情報に基づいて提供できるようになります。準天頂衛星には、私たちの生活に直結するさまざまなメリットが期待されています。
03

GPSを補強し精度アップ

準天頂衛星のもう1つの働きとして、GPSを精度を向上させるという役割があります。GPSによる位置の特定では、さまざまな条件によって誤差が生じています。そこで位置があらかじめ正確にわかっている特定の場所(電子基準点やモニタ局)が受信したデータをもとに、GPSの誤差を計算して補正情報を作り、その情報を準天頂衛星から送ることによって、さらに精度のよい位置の特定が可能になります。
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