和食シリーズ企画第3弾

これからの和食を考える。

ユネスコ無形文化遺産に登録された和食文化。 未来へつなぐために、今できること。ユネスコ無形文化遺産に登録された和食文化。 未来へつなぐために、今できること。

6回 酢伝統のレシピまぐろの手こね寿司

旨みのある酒粕酢と塩だけのすし飯は、江戸っ子好みのキリッとした味。
まぐろも江戸前ずしらしいヅケにして、混ぜずしを作りました。
すし飯は「切るように混ぜる」といわれますが、ご飯にすし酢を回しかけたら、
まずは酢が溜まっている底のご飯を手早く上に返して、ほぐしてください。
しゃもじを寝かせて切るように混ぜるのは、その後です。
薬味やまぐろを加えてからも混ぜるので、
混ぜすぎてご飯をつぶさないように気をつけましょう。

まぐろの手こね寿司の材料(4人分)

  • すし飯
    • 米…2合(300g)
    • 水…適量
    • すし酢
      • 酒粕酢(赤酢)…大さじ3
      • 塩…小さじ1
  • まぐろのづけ
    • まぐろ(刺身用のさく)…250g
    • 漬け汁
      • しょうゆ…大さじ2
      • みりん…大さじ1
  • 薬味
    • 青じそ…10枚
    • しょうが…1かけ
    • 焼きのり…1枚
  • 酢水

まぐろの手こね寿司の作り方

※三菱ジャー炊飯器を使用した作り方をご紹介しています。

1すし飯の用意をする

米は研ぎ洗いし、ザルに上げて20分ほどおく。

炊飯器の内釜に移して内線まで水を加え、すし飯モードで炊き上げる。

すし酢の材料を混ぜ合わせる。

2すし飯を作る

酢水でしぼった布巾で盤台をふき、炊き上がったご飯を一度に移す。

すし酢を回しかけ、底から大きく返しながらほぐして切り混ぜ、酢水でしぼった布巾をかけて常温まで冷ます。

3まぐろのづけを作る

まぐろはキッチンペーパーで水気をふき、6~7mm厚さのそぎ切りにする。

ポリ袋に漬け汁の材料を入れて混ぜ、まぐろを加えて空気を抜いて密封し、15分ほどおく。

4薬味を用意する

青じそとしょうがはせん切りにする。

焼きのりは細かくちぎる。

5仕上げる

盤台のすし飯にまぐろの漬け汁を回しかけ、ざっくり混ぜる。

薬味を散らしてざっくり混ぜ、まぐろを散らして混ぜ合わせる。

2017.04.03