現状設備の「安定稼働」・「予防保全」から「生産性向上」・「省エネ」、さらに設備の「見える化」・「安全対策」までを目標とするリニューアル製品をご提案します。当社はパートナー、代理店と連携し、お客様の設備リニューアルを強力にサポートします。
次のような症状や要望がありましたら、リニューアルをご検討ください。
従来、低圧三相モータの推奨更新時期は一般的に15年程度とされてきました。*1 近年、環境・省エネルギー関連法規の制定や産業事故の未然防止の推進の観点などから、従来より早い段階での設備更新を検討するケースが増加しております。
そこで、従来機種からの置き換えも容易で、大幅に高効率化を図った三菱電機の駆動機器製品でのリニューアルをおすすめいたします。
特に、2010年4月に改正省エネ法が完全施行され、企業全体の年間エネルギー使用量が合計1,500kℓ(≒600万kWh *1)以上になると、「特定事業者」として指定を受けます。「特定事業者」は事業者全体として、エネルギー原単位で年平均1%以上の省エネ実施などの義務が課せられ、調査・計測に基づいた運用・設備の改善を継続的に行う必要があります。
*1 一般社団法人日本電機工業会「汎用電気機器更新のおすすめ」より
日本では、2015年4月1日から目標年度が開始された「エネルギーの使用の合理化に関する法律(省エネ法)」のトップランナー基準(MM-EFSは対象外)に対応したトップランナーモータへの切替の普及促進が進められています。
より効率の高いモータへのリニューアルにより、装置や工場の省エネを実現できます。
* IEコードについて:効率基準の国際標準として、2008年10月にIEC60034-30(単一速度三相かご形誘導電動機の効率クラス)が制定されました。この中で、IE1~IE4に効率がクラス分けされており、数値が大きいほど効率が高いことを示します。
IEC規格 効率クラス | 国内製品規格 | 当社製品シリーズ |
---|---|---|
IE4 スーパープレミアム効率 | MM-EFS | |
IE3 プレミアム効率 | JIS C 4213(低圧トップランナーモータ) | SF-PR |
IE2 高効率 | JIC C 4212(高効率モータ) | SF-HR |
IE1 標準効率 | SF-JR | |
(規格外) | JIS C 4210(標準モータ) |
リニューアルにより、インバータ駆動や省エネ運転が可能です。
* 400V級は標準で絶縁強化をしています。
リニューアルにより、より安心してご使用いただけます。
※熱帯処理が必要な場合には塗装の変更がありますので、別途ご指摘ください。
* 枠番号180LD以上、および6P品の一部機種で全長や径寸法が大きくなります。
* SF-HR形の1.5kW6P(112M)、2.2kW6P(132S)とは、わく番号が異なります。
* SF-JR形からSF-PR形へ機器更新する場合、接触器については電気的耐久性が30%程度減少する場合があります。また、使用条件によっては、既設サーマルリレーがトリップする場合があります。詳細内容については弊社窓口へご確認願います。
* 55kW(Y-Δ始動)で三菱電機製ブレーカNF400-SWを使用されている場合はブレーカを変更してください。(ブレーカNF400-SWの定格電流を300A品から350A品に変更してください)
発売以来長きに亘りご愛顧頂きました安全増防爆形モータ AF-SHR 形 及び AF-SER 形につきまして、2015年5月末日に生産終了させて頂きました。
耐圧防爆形モータ XE-NE形、XF-(N)E形への置換えをご検討頂きますようお願い申し上げます。
安全増防爆形モータAF-SHR形及びAF-SER形生産終了のお知らせ
発売以来長きに亘りご愛顧頂きました誘導リニアモータLM-Bにつきまして、2014年3月末日に生産終了させて頂きました。