「2018 三菱電機 暮らしと設備の総合展」で体感してきました!2018 新製品レポート「2018 三菱電機 暮らしと設備の総合展」で体感してきました!2018 新製品レポート

エアコン

体感温度や住宅性能に合わせた
快適な温度・湿度をA.I.が先読み

三菱独自の赤外線センサー「ムーブアイ」が誕生して18年。その間も着々と進化を続け、昨年には住宅性能の学習により体感温度の変化を予測する「ムーブアイmirA.I.(ミライ)」が登場しました。そして新モデルではさらに、少し先の温度と湿度を予測し、運転モードや気流を自動で切り替える、世界初※1の「おまかせA.I.自動」を搭載。リモコンのボタンひとつで、少し先の部屋の温度だけでなく湿度をも先読みして、お部屋の快適をずっと保ち続けてくれるというのです。驚きのそのしくみと、ますます使いやすくなった新リモコンについてご紹介しましょう。

※1
2018年11月1日発売予定、三菱電機調べ。家庭用エアコンにおいて

「ムーブアイmirA.I.」が室内を360°センシング、人の温冷感や住宅性能、外気温・日射熱などを分析。少し先の未来を予測して快適な運転モードに切り替えます。

未来を予測して自動運転するから
ずっと快適、その上省エネ※2

※2
2019年度モデルFZシリーズ6.3kWクラスにおいて、三菱電機独自の条件にて評価

三菱エアコン「霧ヶ峰」のステージでは、「後追い運転」と「先読み運転」の違いを時系列でデモンストレーション。たとえば夏、日中にかけて暑くなるとセンサーが感知し、室内を冷却するのが従来の後追い運転です。でもこれでは涼しくなる前に暑さをガマンできずに、結局リモコンを操作してしまうという結果に。その点、先読み運転なら、室温が上がることを予測して先回りし、冷房を強めるので、不快さを生じさせず、無理な冷却やリモコン操作で無駄な電力を消費することもありません。これを実現してくれるのが、お部屋を360°センシングする赤外線センサー「ムーブアイmirA.I.」です。このセンサーのAI技術を用い、2019年モデルでは温度だけでなく湿度の変化も予測。「おまかせA.I.自動」で、夏は冷房・除湿・爽風、冬は暖房とサーキュレーターを最適なタイミングで切り替え、お部屋の快適さと省エネを両立してくれるというわけです。

※2
2019年度モデルFZ6.3kWクラス。「A.I.自動」設定時。三菱電機環境試験室(20畳)において、外気温と外気湿度と日射負荷は三菱電機が独自に想定した夏期をモデルとし変動。設定温度27℃で運転した場合。設定温度到達後4時間における「A.I.自動」運転(472Wh)と「冷房」運転(510Wh)の消費電力量比較。使用環境・設置状況により効果は異なります。

ステージでは、未来の予測に基づく先読み運転のメリットを紹介。「おまかせA.I.自動」なら快適な状態がずっと続くだけでなく、省エネにも大きく貢献します。

「A.I.自動」ボタンひとつでいつでも快適
運転状況も教えてくれるリモコン

「おまかせA.I.自動」の登場により、リモコンも一新。「A.I.自動」ボタンを配置し、基本的にはこれを押すだけです。マニュアル操作の冷房・暖房・除湿ボタンもありますが、快適・省エネ運転のためにも、エアコンにおまかせするのがおすすめ。室内の状態や運転モードが気になるときは、「A.I.ナビ」ボタンを押せば、お部屋の少し未来の状況とそれに対応するためにどんな運転をしているのかを、液晶画面で知らせてくれるので安心です。

新型リモコンでは、「A.I.自動」「停止」ボタンを上に大きく配置。その時々の運転状況は、「A.I.ナビ」ボタンから確認できます。

スマートスピーカーやスマホでの操作にも対応
音声操作や遠隔操作でますます便利に

新しい「霧ヶ峰」は、「Amazon Echo」などのスマートスピーカーにも順次対応予定。別売の無線LANアダプター「MAC-895IF」を使用することで、リモコンが手元になくても音声で操作することができます。また、専用アプリを用いたスマートフォンによる遠隔操作も可能なので、外出先から帰宅前にお部屋を快適にしておくことも。しかも「霧ヶ峰」なら「STRONG冷房」により、屋外温度46℃まで冷房運転を保証。外が暑すぎて冷房が止まってしまった経験のある方には、非常に頼もしい設計といえるのではないでしょうか。今年の夏のような猛暑時には、とても助かる機能です。

付属リモコンの他、スマートスピーカーによる音声操作や、スマートフォンでの遠隔操作が可能。リビングにいながら子ども部屋の空調を操作することもできます。

「おまかせA.I.自動」実現の肝は、
360°、人とお部屋を見守る“目”の存在

暑い・寒いと感じる温度は、人それぞれ。また、温まりやすさや冷えやすさ、湿気のこもり具合や乾燥の度合いも、住宅によって異なります。こうした個々の違いを見分けた上で、そこに暮らす人が本当に快適だと感じる風を届けてくれるのが、「霧ヶ峰」の魅力です。室内にいる人の手足の温度から「温冷感」を把握し、住宅性能(断熱性、気密性、広さを総合的に判断した室温に影響する性能)を学習することで、人や住まいに合わせた最適な運転をAIが自動で判断してくれる──。これだけのことができるのも、「ムーブアイmirA.I.」が360°センシングで、つねにお部屋の隅々までを見守り続けているからこそ。今回「おまかせA.I.自動」を搭載した新しい「霧ヶ峰」は、まさにムーブアイ18年の歴史における技術の結晶といえそうです。

「ムーブアイmirA.I.」が見ているお部屋の様子は、「A.I.ナビ」ボタンによりリモコンの液晶画面でいつでも確認可能。今の運転状況がわかります。

ご紹介した製品は…

世界初※1「おまかせA.I.自動」搭載!
ボタンひとつで快適がずっと続く

※1:
2018年11月1日発売予定、当社調べ。家庭用エアコンにおいて。部屋の中を360°センシングして、少し先の温度と湿度の変化を予測し、運転モードと気流を自動で切り替える技術

三菱ルームエアコン
FZシリーズ

2018.10.10

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