

IHクッキングヒーターの選び方を教えてください。
購入時にチェックしておきたいポイントをご紹介します。
IHクッキングヒーターは、安心して調理ができ、見た目もスマートでお手入れがしやすいのが大きな魅力です。しかし、種類や機能が多く「どれを選べば良いのか分からない」と迷ってしまうことも少なくありません。
ここでは、購入時にチェックしておきたい7つのポイントを順を追ってご紹介します。
1.トッププレート(天板)のサイズ
一般的には60cm幅と75cm幅の2種類が主流です。60cm幅は標準的なキッチンに多く採用されており、75cm幅は広々としたスペースでゆったりと調理したい方に最適です。また、省スペース型として45cm幅のタイプもあり、こちらは限られたスペースにも対応可能です。設置する場所の間口や、日ごろの調理スタイルに合わせて選びましょう。
2.ヒーター(コンロ)の口数と種類
IHは3口または2口タイプが中心です。さらに、すべてがIHのモデルと、ラジエントヒーターを組み合わせたモデルに分かれます。ラジエントはIH非対応の鍋も使えるため、手持ちの鍋の種類や調理シーンをイメージして選ぶと良いでしょう。調理の効率や家族の人数に合わせて、口数を検討しましょう。
3.グリルのタイプ
最近のグリルは魚を焼くだけでなく、ノンフライ調理やパン・お菓子作りに対応するなど多機能化しています。焼き網の有無や掃除のしやすさも要チェック。
三菱電機の先進モデルのIHクッキングヒーター「CROSS+TOPシリーズ」では、波型の底面が特徴的なセラミックコートのグリル皿を採用(対応機種:A20・A10・A8)。さらに、冷凍調理モード(対応機種:A20・A10・A8)の活用で、冷凍の切り身や鶏肉を解凍せずにそのまま調理でき、余分な脂を落としてヘルシーに仕上がります。
4.便利な機能
料理をより快適にする多彩な機能も魅力です。例えば、自動でかき混ぜる「かきまぜ加熱」、油温を一定に保つ「揚げ物機能」、メニューに合わせて火加減を調整する自動調理などは、調理の失敗を防ぎつつ時短にもつながります。日々の料理をラクにする機能が搭載されているかどうかを確認してみましょう。
5.対応する鍋の形状と材質
IHヒーターは、温度検知のため鍋底が平らで磁石がつく材質の鍋を使うのが基本です。新たに購入する場合は、一般財団法人「製品安全協会」が認定したSGマーク「SGIH」「SGCH-IH」の付いた鍋や、メーカー推奨の鍋を選ぶと安心です。正確な温度制御と安全性のために、対応している鍋も確認しましょう。
6.安全性
IHクッキングヒーターは安全性が高いといわれていますが、万一に備えた機能が搭載されているとさらに安心です。チャイルドロックや切り忘れ防止などが代表例です。三菱電機のIHクッキングヒーターは全機種に温度過昇防止、鍋なし自動停止、小物検知などを標準装備し、日常的に安心して使えるよう設計されています。
7.お手入れ
フラットなトッププレートは、IHクッキングヒーターならではの特長。調理後にさっと拭くだけで清潔を保てます。さらに三菱電機のIHクッキングヒーター「CROSS+TOPシリーズ」は、グリル部の庫内もフラットな構造で、天井面まで丸ごと拭き取り可能。セラミックコートのグリル皿は焦げ付きにくく、焼き網もないためお手入れしやすいのが魅力です。(対応機種:A20・A10・A8)
三菱電機のIHクッキングヒーター「CROSS+TOPシリーズ」はグリル部の庫内はフラットな構造。サッと丸ごとお掃除できます(対応機種:A20・A10・A8)。
IHクッキングヒーターを選ぶ際は「サイズ」「ヒーターの種類」「グリル」「便利機能」「対応する鍋」「安全性」「お手入れ」の7点を意識すると、自分に合った一台を見つけやすくなります。日々の調理を快適にし、料理の楽しみを広げてくれるIHクッキングヒーター。調理のスタイルに合うモデルを選んで、安心で快適なキッチン時間をお過ごしください。
2025.11.04

