

IHクッキングヒーターの汚れ防止のために、周囲にマスキングテープを貼ったり、鍋の下に汚れ防止カバーを敷いても良いですか?
いいえ、おすすめできません。
IHクッキングヒーターのトッププレートに紙や汚れ防止カバーを敷くと、鍋やフライパンの熱で焦げたり、IHクッキングヒーターの安全機能が正しくはたらかず、発煙や発火の原因となる危険性があります。揚げ物調理時も、汚れ防止カバーや紙など絶対に敷かないでください。必ずトッププレートに直接鍋を置いてください。
また、調味料などの侵入を防ぐ目的で周囲にマスキングテープを貼るのも避けましょう。新聞・雑誌・ふきんなど燃えやすいものを排気口やプレート近くに置くのも大変危険です。ふきんやトレイなどが調理中の鍋に触れると、発火の原因になります。IHは火を使わないとはいえ、火災リスクがゼロではないことを忘れないでください。
汚れを防ぐもっとも確実な方法は、日常的にこまめに拭く習慣です。
調理後に電源を「切」にして、トッププレートが冷めてからしぼったふきんで拭きましょう。調味料・調理物などをこぼしたまま放置すると、熱で固まって変色やこびりつきの原因になります。油汚れは中性洗剤を薄めたぬるま湯を布に含ませて拭き取りましょう。外枠はスポンジのナイロン面や硬いたわしを避け、柔らかいスポンジで優しく扱います。外枠のパッキン部分は傷がつくと、内部に水が侵入する原因となります。調味料・調理物などをこぼしたらすぐに拭き取ってください。
2025.11.04